さあ、今日が何の日か知っているかな?
そう!クラス代表戦の日さ!
「よっす、鈴、調子はどうよ」
「あっ、峰斗。ってかアンタこっちにいていいの?一応一夏のクラスなんでしょ」
「気にすんな。今回は確かに回りくどく言ったお前にも非があるとは思うがそれでも8割型一夏が悪い」
そう言いながら飲み物を投げる。
ちなみにオレンジジュースだ。
「っと!これもらっていいの?」
「おう、間違えて押しただけだからな」
「そ、ありがと」
「おう、そんじゃ、俺は観客席にでも行くわ」
「ん、分かった」
「まあ、あいつもそれなりに頑張ってたから油断すんなよ」
「分かってるわよ、そんなこと。どんな相手だって全力で戦うのが私のモットーだから」
「そか、頑張れよ」
そう言って峰斗はピットをさっていった。
さて、と俺は今観客席に向かうため廊下を歩いている。
少し視線を感じたので止まった。
「なんか様でもあるのか?そこに隠れてる人」
「あちゃー、バレちゃったか」
そう言いながら姿を現せたのは、一言で言うと美人だ。
10人中9人以上は美人だと言うほどだと思う。
ちなみに瞳が赤く髪が青、と言うよりも水色ぽい色だ。あと胸がけっこうあ・・・ゲフンゲフン
「あれれ?お姉さんのどこを見てたのかな?」
「さあ、どこでしょう?」
「へえ、しらばっくれるんだ・・・。そんな子には」
そう言うと姿が消えた。
「お仕置きしちゃうぞ♡」
左斜め後方から声が聞こえた。
「へえ、アンタけっこう強いんだな」
「分かるんだ」
「武術家としてこれ位の観察眼は必須技能ですからね。」
そこで一拍おいて目の前の女性の背後に回り、
「更識楯無先輩、いや会長?」
と問いかけて見た。
私は今とても驚いでいる。
何故かと言うと、
「更識楯無先輩、いや会長?」
何の前触れもなく一瞬で背後を取られたからだ。
「あなた、いったい何者なの?」
「1年A組風切峰斗ですよ。普通の一般生徒。まあ、強いて言うならちょっと武術を嗜んでいるだけで」
そう、目の前にいる彼、風切峰斗君はそう言う。
「嗜んでるってレベルじゃないとお姉さん思うな」
冷や汗をかきながら何とか言葉を発する。
「あ、もうこんな時間か。はやく行かないと鈴達の試合始まる」
腕時計をチラ、と見るとそう呟く。
「あー、じゃあ、生徒会長またどこかで」
そう言って目の前の彼は走り去っていった。
(アレが更識・・・ね)
そう頭の中で呟く。
「まっ、俺には関係ないか。それより早く行こ」
そう言いながら客席目指してランニングを続けるのであった。
次回予告なのかもしれない
峰斗「どもー、なんかこのコーナーのレギュラー化しちゃってる風切峰斗です!」
一夏「同じく織斑一夏です」
峰斗「なあ、一夏、今日特別ゲストが来てんだけど」
一夏「特別ゲスト?」
峰斗「おう、何でももう到着して隣の部屋で待機しているらしい」
一夏「へえー」
峰斗「そんで、監督からの支持でこっちに連れてこいってさ」
一夏「そっか、じゃあ待たせても悪いしさっさと行こうぜ」
移動中〜
〜移動終了
峰斗「じゃあ開けるぞ」
一夏「おう」
ガチャ
特別ゲスト「おかえりなさい、ご飯にします?お風呂にします?それともわたs「バタン!」ちょっ!何で閉めるのよー!」
一夏「ど、どうした峰斗?」
峰斗「一夏、今から何故かスタジオにあった溶接道具一式持ってこい」
一夏「え?何でだ?」
峰斗「いいから早く!急を要する!」
一夏「わ、わかった!」
~~~~~~
峰斗「ふいー、悪は滅んだ」
一夏「そ、それにしてもドアを溶接するって、大袈裟過ぎないか?」
峰斗「気にすんな。と、言うかそろそろ尺もないし次回予告やっちまおうぜ」
一夏「そうだな」
峰斗「次回!クラス代表戦 終結」
一夏「次回もよろしくな!」
特別ゲスト「私の扱いってなんなのーーーーーー!!!」
とある剣道女子「いつになったら私もこのコーナーに出して貰えるのだ!」