と書いてる本人が思ってしまった回です(^^
とりあえず、前半はともかく後半は”色々”注意です。
いや、ホント(汗
「なあ、ヤン少佐……」
「はい?」
「儂の母は、帝国からの亡命者でな」
それは良い感じにロボスに酔いが回って来た頃だ。
ただし、ヤンはほろ酔いにも至っていない。この男、基本は
「少佐の嫁は、同盟生まれの帝国二世なのだろ?」
「まだ、結婚はしてませんが。
「なるほどなぁ……なあ少佐、我々には共通の話題がそれなりにあると思わんか?」
「かもしれませんね」
「悪くはない……だろ?」
「……そうですね」
☆☆☆
「ところでヤン少佐、さっきのツッコミ(第090話ラストの方参照)なのだが……」
「すいません。つい……」
「いや、それはいいんだが……君も古典を
「そりゃあ私だって、2039年以前の地球サブカルをこよなく愛する
するとロボスはグラス片手に満足げに頷き、
「結構結構。模範的同盟市民はそうでなくてはな。好みとかはあるのか?」
「漫画/戯画の類でしたら、お気に入りはそれなりにありますが、強いて一位を選ぶとすれば、”
意外といえば意外なチョイスに、
「”ハクメイとミコチ”? こりゃまたファンタジックと言うか、ファンシーというか」
「ああいう牧歌的な作品、好きなんですよ。もし、人間が体長8㎝のあの小人達みたいに穏やかに生きられたら、未だに地球でのんびりやれたんじゃないかと思いまして」
(そういえば、アンネと出会う前、理想の女性像は”ミコチ”だったっけ……女子力チートだし)
結局、ヤン・ウェンリーという男は、母性の強い女性に極端に弱いのではないだろうか?
だが、無理もないと言えば無理もない。
まあ、物心つく前に母親を亡くし、父やその部下たちと宇宙船上生活、その父や仲間とも死に別れた……しかも大人になる一歩手前の16歳で死別した原作と違い、この世界線のヤンが同盟領内の宇宙商船事故でほぼ全てを失ったのは、原作より10年近く早い……
いわゆる新版、Die Neue These”の第4話”不敗の魔術師”回冒頭で、ルドルフを不思議がる少年時代のヤンが描写されるが……イメージ的には、まさにあのシーンの直後に家族を失い、同盟の軍人に救助された過去を持つのだ。
そういう意味では”この世界線のヤン・ウェンリー”は、原作以上に首ないし頭まで同盟にどっぷりだ。
善良な
それはともかく……同じロングだが金髪と黒髪の違いはあれど、アンネローゼも同じく女子力お化けだ。
強いて他に違いをあげるなら、彼女はヤン限定でかなりの肉食系。依存心も強く、しかもヤンをバブもしくはオギャらせる。
「君は本当に贅沢な男だな? 人が人である限り、欲は捨てられんぞ? 純朴なまま、純粋なままではいられん……強欲こそが人の本質というものだ。だから、我々の先祖は宇宙へと飛び出せた」
「わかってますよ。だからこそ、あの素朴さに憧れるんです。もし本当に”
結局、その後は大した話もせず、ヤン・ウェンリーはベントレーGTレプリカの自動運転装置をONにして帰宅した。
飲酒時の手動運転、ダメ絶対! by ハイネセン警察本部道路交通課
ただ、結局は夕飯に間に合わず(というより夕飯までアサーミャさんにごちそうになったようだ。美味かったらしい)、アンネローゼが少々拗ねてしまったようだが。
まあ、遅くなると連絡しなかったヤンが悪いのであるが……
その夜、ご機嫌取りのためにヤンは頑張った。
何を頑張ったかは詳細を省くが……とにかく頑張った。
別の言い方をすれば、搾り取られた……
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
さて、それから数日後……
トリューニヒト邸、
”くちゃ……ぐちゃ”
粘液がこすれ合う水音が部屋に流れていた……
「
その淫蕩と快楽に浸った声は、凹凸のないコンパクトな肢体に見合った幼さを持ち、
「可愛いよ私のアシュリー」
「うれひいよぉ。ぱぱにかわいいっていっれもらえらぁ」
「いくよ?」
「うん♪ ぱぱのあしゅりーのおにゃかのなかにいっぱいちょうらぁい♪
”ドクン”
”ちょろ……ちょろちょろちょろ”
「ごめんにゃひゃい。ぱぱぁ、おもらひとまりゃないよぉ」
「気にしないでいいよ。アシュリーはまだ幼いんだから」
額にキスを落とすと、アシュリーはハイライトの消えた焦点の合ってない目で笑う。
「うん♪ あしゅりーはぱぱのあかちゃんなのぉ♪」
そのあどけない……無垢すぎる笑みは、彼女もまた
☆☆☆
「ごめん。ウェンリー、ワタシ、かなりバカになってたでしょ?」
「気にしないでいいよ。まあ、そういうリクエストだったしね」
ヤンは苦笑しながらアシュリーの柔らかいブロンドヘアーを撫でる。
ベッドのシーツの上に純潔だった事を示す破瓜の後か、はたまた今でも白濁がこぽっと滴る小柄な肢体に見合った幼器が、
当然、ベッドは使い物にならないので、今は二人はベッドの上で抱き合っていた。
無論、まだ服は脱ぎ散らかされたままだ。
「もしかして、ストレスたまってる?」
頬に口付けしながら、心配そうな声でヤンが問うと、
「うー、かも。途中から記憶あいまいだし……あっ、でもすっごく気持ちよかったのは覚えてるわよ?」
「そりゃ、あれだけ
「……ばか」
なんで突然こんなことになっているかと言えば、ヤンが今後の事を相談しにアシュリー宅に来たわけなのだが……どうも詳細は次回以降にした方が良さそうだ。
なぜなら……
「ねえ、ぱぱぁ」
「なんだい? アシュリー」
ヤンの腕の中で優しく撫でられていたせいか、どうやらアシュリーの
ヤン好みの綺麗なアクアマリン色の瞳からハイライトが抜け落ち、夕闇が迫るようにトロンと夜の海の色へと理性を溶かしてゆく……
「もっとあしゅりーとあそんで?」
「いいよ。今日は一日、アシュリーにあげるつもりだったし」
「ぱぱぁ♪ あしゅりーうれしい♪」
唇が重なり、幼い肢体を抱きしめていたヤンの腕に力がこもる。
「ぱぱぁ、もっろぉ! もっろ、あしゅりーをあいしれぇ~~っ!!」
そして再び淫靡な水音が部屋を満たした……
読んでいただきありがとうございました。
いや、書いておいてなんですが……うん。すんげー反応とか、評価やお気に入りの急降下爆撃が怖い内容です(^^
一応、弁解を……アシュリーはヤンより年上です!(キリッ
いいですね? 見た目がどんなにぺったんぺったんロリぺったん♪でも、アンネローゼよりも年上です。大事なことなので二度言いますた。
ま、まあ、彼女がこんなのな理由は次回か、それ以降に解明されるかな~と(多分
ちなみに”ハクメイとミコチ”は作者的にも好きなイチオシ作品ですw
歴史家なヤンですので、車の時同様に『似合わない/ミスマッチ』な作品を選んでみました(^^
次点だと”人類は衰退しました”かな?