FAIRY TAIL 海竜の子   作:エクシード

34 / 41

 最近余り執筆の時間が取れず、結構一気に書いたんですよね。
 なので後半は集中力が切れて雑になってるかもです。すみません……




雷鳴響く

 

 

 

 

「テューズ、オレがじっちゃんを背負う。無理すんな」

 

 そう言ってナツさんはマスターを背負って歩き始めるが、ナツさんは何度か振り返って「喧嘩がどうなるか見てぇのに……!」と愚痴を漏らした。

 

「今は他のみんなと合流するのが先よ!!」

 

 ルーシィさんは負傷したカナさんを支えながらツッコミを入れ、ハッピーはナツさんに呆れて目を細めてルーシィさんに同意している。

 

「キャンプに行けば、みんなが居るかもしれない。一刻も早く体勢を立て直さないと……」

 

「ドランバルトも協力してくれているといいんですがね……」

 

「知らないわよ。あんな奴」

 

 真剣な面持ちで呟かれたシャルルの言葉に、フィールは不安げにため息をつきながら言葉を返す。

 ドランバルトの事が気に入らないらしいシャルルは、ドランバルトと言う名前を聞いて視線を逸らした。

 

「カナ、大丈夫?」

 

「うん……ありがと……」

 

 カナさんの身を案じるルーシィさんに、カナさんはいつもの姿からは想像出来ないような弱々しい声で答え、視線を落とす。

 その様子にルーシィさんは不安を覚えたが、カナさんの言葉を信じることにしたようで何も言うことはなかった。

 

 

 

 

 

******

 

 

 

 

 

 その後、やはりカナさんは相当無理をしていたようで気を失ってしまい、ルーシィさんはカナさんの腕を肩にかけながら駆ける。

 ルーシィさんだけではない。ナツさんも、僕も、ウェンディも、轟音と共に地響きを立てながら倒れる天狼樹を背に走っていた。

 

「急いでキャンプに戻んねぇと――あ、あれ?」

 

 突然膝をついたナツさんの異変に気づき、どうしたのかと口を開くよりも速く、体中の力が抜けていく感覚に襲われる。

 

「なに……これ……」

 

 力が抜けた体は酷く重く感じ、重力に従って体は地面に張り付いてしまう。

 ウェンディ達は勿論、ハッピー達エクシードも例外なく力が抜けて倒れている。

 

「誰か……動ける……?」

 

「ダメ……何でか分からないけど、魔力が勝手に抜けていく……」

 

「天狼樹が倒れたことと何か関係が……」

 

 ルーシィさんの問いに答えたのはシャルルとフィール。二人の耳は力なく垂れており、隣のハッピーは目を回している。

 

「やべぇぞ、じっちゃんの息が浅くなってる……くそ、どうなっちまってんだ。他のみんなは無事なのかよ……」

 

 背後のマスターを見てナツさんは少しでもキャンプとの距離を縮めようとするが、今の状態では人一人を背負って一歩でも進むことは叶わない。

 

 全身の筋力が低下して目が霞んでいるこの症状は魔力欠乏症と同じ。

 シャルルが言うように何故か魔力を吸われているこの状況からすれば、魔力欠乏症に陥って当然だろう。

 

 しかし、そうして動けない状態のまま時が経過していくと、倒れた天狼樹が光輝いて僕達を照らす。

 すると失われた魔力が戻り、ナツさんはニヤリと口角上げた。

 

「戻ってきた……力が戻ってきたぞ!!」

 

 拳を握ってナツさんは立ち上がり、僕は魔力が吸われたのは何だったのかと疑問に思うと、フィールがナツさんを横目に言葉を返す。

 

「分かりませんが、今はキャンプに戻るのが先決。今ので時間を使ってしまいましたし、急ぎましょう」

 

 

 

 

 

********

 

 

 

 

 

「ぬぉぉぉ!! 急げ急げ!」

 

 目を吊り上げて走るナツさんに、ルーシィさんが「ちょっとペース早すぎない?」と問うも、ナツさんはマスターの事もあるし、キャンプに戻らないと他のみんながどうなっているのか分からないと反論する。

 

「オイラもうダメ……お腹が空いて歩けないよ……」

 

「ちょっと猫ちゃん? 今の状況分かってる上での台詞でしょうね!?」

 

「病は気からと申しますし……」

 

 膝をつくハッピーにルーシィさんがツッコミを入れると、ハッピーは顔を上げる。

 ハッピーの言葉を聞いたナツさんも「そういやオレも最後に火食ったのは滅神魔導士《ゴッドスレイヤー》ぶん殴った時位だ」とハッピーの意見に同意する。

 

「そりゃあまぁ私だって……カナ、意外と重いし……」

 

「カナさんが気を失ってるからって、そんな恐ろしい事を……」

 

「絶対カナさんには聞かせちゃダメだ……」

 

 カナさんが起きていた場合を想像して身震いする僕を他所に、ハッピーは「オイラだけじゃないじゃん……」と口を尖らせる。

 

 結局キャンプについてから何か食べればいいと言う事になってキャンプに向かうと、テントが見えてきた。

 

「ど、どうなってんだ、こりゃ……」

 

「みんな……!」

 

 テントの中にはガジルさん、ミラさん、エルフマンさん、エバーグリーンさんの四人が包帯等の手当てをされて眠っていた。

 

「僕達で治します!」

 

「すぐに治癒魔法で――」

 

「ナツ」

 

 言葉を遮ったのはリサーナさん。ナツさん達はリサーナさんが無事だった事に安堵し、リサーナさんは僕達を見て首を横に振った。

 

「この人数よ、二人共無理しないで」

 

「それにあんた達、今日は魔法使いっぱなしよ? 少し休まないと」

 

 実際、七眷属と戦った僕達は4人を治癒しきれるかと言うと難しい。

 心中で4人に謝罪し、回復係としてここに来たのに回復してあげられない自身の不甲斐なさを呪いながら、出しかけた手を引く。

 

「リサーナ、何があった」

 

「ここがアイツに襲われたの」

 

 ナツさんの問いに、リサーナさんは後ろに倒れている男を横目で見る。

 リーゼントヘアで眼鏡をかけた男は気絶しており、その体は雨に打たれていた。

 

「そのあと、よく分からないけど急に魔力が無くなってきて……危なかったけど、フリードとビックスローが戦ってくれたんだ。 でも、その前からみんなあちこちで傷を負ってて……気が付いたら……こんな事になってて……」

 

「リサーナ、泣いちゃダメだ! 元気なオイラ達が泣いちゃダメなんだよ!」

 

 涙を浮かべて語るリサーナさんに向けられたハッピーの言葉に、シャルルやルーシィさんは笑みを浮かべている。

 そうだよね、と言ってリサーナさんが涙を拭うと、ナツさんは拳を鳴らし、眉間に皺を寄せる。

 

「許さねぇ……絶対許さねぇ……」

 

 静かに怒るナツさんに、リリーは悪魔の心臓(グリモアハート)の戦艦がこの東の沖にあると教えてくれ、攻めと守りの二つのチームに分けたらどうかと提言する。

 

 リリーの案を採用し、体力回復の為にキャンプで少しの間休んでいるとナツさんが立ち上がった。

 

「さてと……ハデスを倒しに行くぞ。ルーシィ! ハッピー!」

 

「あ、あたしも?」

 

「あい! 同じチームでしょ?」

 

 ルーシィさんは自分よりフリードさん達の方がいいと意見を述べるが、フリードさん達は術式で守りを固めるらしい。

 

「私もナツさん達と行きます!」

 

「サポートは任せてください!」

 

 僕達を見てナツさんは頷き、リリーもガジルさんの仇を取るために一緒に来ると言う。

 リサーナさんとレビィさんはここに残る防御側。

 

「これで決まったな」

 

「みんなの事は必ず守る!」

 

「ルーちゃん、気を付けてね」

 

 レビィさんに声をかけられたルーシィさんは拳を握り、「だいぶ魔力が回復してきた!」と言って気合を入れている。

 

「残る敵はハデスのみ」

 

「最後の戦いになりそうですね」

 

 みんなの士気が上がってくると、ナツさんは「行くぞ!」と言いながら戦艦に向かって駆けていき、僕達も後を追う。

 

 

 

 

 

********

 

 

 

 

 

 道中、グレイさんとエルザさんの二人と合流した僕達は悪魔の心臓(グリモアハート)の戦艦にたどり着き、その上から僕達を見下ろすハデスを睨み付ける。

 

「三代目妖精の尻尾(フェアリーテイル)。来るがよい! マカロフの子らよ!」

 

 それだけ述べてハデスは船内に消えていき、ナツさんやグレイさんはハデスの態度に苛立ちを覚えている。

 

「あの人を懲らしめてやれば、この島からみんな出ていってくれるよね」

 

「うん、絶対勝とう」

 

 ウェンディにそう言葉を返していると、ナツさんがハッピー達に船の動力源を破壊するように頼む。

 「万が一船が動いたらナツが大変だもんね!」とハッピーに言われ、視線を逸らすナツさんにトロイアをかけておく。

 

「そろそろ始めようか……行くぞ!」

 

 グレイさんは氷の階段を造形して先程ハデスが居た場所まで道を繋ぎ、エクシード隊は船底から侵入し、僕達は階段を駆け上がる。

 

「相手はマスターをも凌駕するほどの魔導士。開戦と同時に全力を出すんだ!」

 

「持てる力の全てをぶつけてやる!」

 

「後先の事なんて考えてられない!」

 

「やっとアイツを殴れんだ、燃えてきたぞ!」

 

 ナツさんは拳に炎を纏い、ハデスの名を叫びながら飛躍して拳を突き出し、その拳から炎放出される。

 

「オレ達妖精の尻尾(フェアリーテイル)の力を思い知れ!!」

 

妖精の尻尾(フェアリーテイル)の力?」

 

 ナツさんを鼻で笑い、ハデスは片手を炎に向けた。すると炎はハデスを避けるようにして左右に割れるが、その隙にエルザさんとグレイさんがハデスとの距離を詰め、ルーシィさんは金色の鍵を振りかざす。

 

「天輪・三位の剣(トリニティソード)!」

 

氷聖剣(コールドエクスカリバー)!」

 

「開け、金牛宮の扉! タウロス!」

 

 エルザさん、グレイさん、すれ違いざまにハデスを切り付け、タウロスさんは二人とタイミングをずらしてハデスに斧を叩き付ける。

 

「「全員の魔法に攻撃力、防御力、スピードを付加(エンチャント)!」」

 

「「アームズ、アーマー、バーニア!!」」

 

 付加魔法(エンチャント)によって能力が上昇したエルザさんとグレイさんは、凄まじい速度でハデスに斬りかかる。

 二人の連撃を躱したハデスは掌から白色の鎖を出現させてエルザさんの首に巻き付け、腕を振るってエルザさんをグレイさんにぶつけて吹き飛ばす。

 

「――火竜の翼撃!!」

 

 ハデスは真上から攻撃を仕掛けてくるナツさんを後ろへ飛んで避け、ナツさんの項に鎖を付けて振り回すが、エルザさんが鎖を断ち切った。

 

「ナツ!」

 

「ナツさん!」

 

「おう!」

 

 グレイさんは造形したハンマーをタウロスさんの斧と合わせ、ナツさんはそこに着地、同時にグレイさん達は武器を振るってナツさんをハデスを投げ飛ばす。

 

「天竜の――」

「海竜の――」

 

「「――咆哮!!」」

 

 ウェンディの咆哮(ブレス)と合わさってナツさんの周囲を囲み、水は蒸発して水蒸気となって風と共にナツさんを加速させる。

 加速したナツさんは全身に炎を纏い、回転しながらハデスに頭突きを繰り出す。

 

「――火竜の劍角!!」

 

 ハデスは吹き飛ばされて壁に衝突し、粉塵が舞い上がる。

 倒したのかと凝視していると、立ち込める粉塵の中から無傷のハデスが姿を現した。

 

「人は己の過ちを経験等と語る。しかし本当の過ちには経験等残らぬ……私と相対すると言う過ちを犯したうぬらに、未来等無いのだからのう」

 

「そんな!?」

 

「全く効いてないの!?」

 

「こっちは全力出してんだぞ!」

 

「魔力の質が……変わった!?」

 

 無傷のハデスに全員に衝撃が走る。

 そんな僕達を他所にハデスは準備運動はこの位でいいかと言って魔力を解放し、その力に戦慄を覚える。

 

「来るぞ!」

 

 エルザさんが構えると同時に僕とハデスの目が合い、ハデスの瞳に自分の姿が映る。

 

「――喝っ!!」

 

 瞬間、ハデスの気合で風が吹き、浮遊感を感じて一瞬体が淡く光る。

 その刹那、視界が暗転してナツさんの僕を呼ぶ叫びが聞こえた。

 

「無事でしたか?」

 

「この声……ホロロギウムさん?」

 

「はい、僭越ながらお守りさせていただきました」

 

「いえ、そんな!」

 

 真っ暗で何も見えないが、助けてくれたホロロギウムさんに礼を述べる。

 その時、下からナツさんの声が聞こえてきたので、声をかけて無事を知らせる。

 

「ホロロギウム!」

 

「自動危険察知モードが発動されました」

 

 私も危険が一杯だった気がするんですけど、と言うルーシィさんの意見にホロロギウムさんは今回は危険度が 違ったと返答し、ホロロギウムさんはルーシィさんに謝罪を述べる。

 

「てか何で服落ちてんだ?」

 

「あ、ホントだ。僕服着てない……」

 

 どうやらホロロギウムさんは服まで避難させる余裕はなかったようで、僕は自分の体をペタペタと触って服を着ていないことに気づいた。

 

「さ、早く御召し物を」

 

 その言葉と同時に僕の前に服が出現し、それを着用する。ホロロギウムさんは守れるのはこの一回だけだと伝え、気を付けてくださいと述べて星霊界へ消えてしまい、僕はナツさん達の元に着地する。

 

「これがマカロフの子らか……ふん、やはりおもしろい」

 

 ニヤリと笑うハデスに、ナツさんが驚き混じりでマスターと知り合いなのかと問いかけると、ハデスは意外そうに片眉を上げる。

 

「何だ、知らされてないのか? 今のギルドの書庫にすら、私の記録は存在せんのかね? 私はかつて二代目妖精の尻尾(フェアリーテイル)のマスター、プレヒトと名乗っていた」

 

 ハデスは顎髭を撫でながら衝撃の事実を述べ、ナツさんは「嘘付けっ!!」とハデスに吼える。

 ハデスは青筋を立てるナツさんに、眉一つ動かさずに

言葉を続けた。

 

「私がマカロフを三代目ギルドマスターに指命したのだ」

 

「そんなのあり得るか! ふざけたこと言ってんじゃねぇぞ!」

 

 ナツさんはハデスに駆けていくと、ハデスは人差し指を立てた。

 するとハデスの指先に黒い魔力が集中していき、ハデスがそれをナツさんに向けると、ナツさんの周囲に一瞬で複数の魔法陣が展開されて爆発する。

 

 続いてハデスが人差し指を横に振ると、僕達の足元に魔力が走り、怯んだ隙にルーシィさんとエルザさんの腕が鎖に繋がれてしまう。

 鎖は二人を中心に輪を作ると収束して二人を拘束し、二人を拘束していた鎖は爆発して二人を吹き飛ばした。

 

「それ!」

 

 ハデスは再びナツさんに人差し指を向けると、今度は指先に集まった魔力を弾丸のように撃ち、弾はナツさんの膝に命中する。

 

「パンパン!」

 

 まるで子供が遊ぶように、ハデスは楽しそうに効果音を口ずさみながら弾丸を連射させる。

 弾丸は休む間もなく次から次へと僕達を襲い、ハデスは愉快そうに哄笑している。

 

「ふはははは! 私は魔法と踊る!」

 

 弾丸の数はどんどん増えていき、遂には全員が倒れてしまい、ハデスはその光景を見て鼻を鳴らす。

 

「妖精に尻尾は有るのか無いのか、永遠の謎。故に、永遠の冒険。ギルドの名の由来はそんな感じであったかな?」

 

 そんな事を口にしながらハデスは僕達に歩み寄り、立ち上がろうとするナツさんの頭を踏みつけ、メキメキと嫌な音が船内に響く。

 

「うぬらの旅はもうすぐ終わる。メイビスの意志が私に託され、私の意志がマカロフに託された……しかし、それこそが間違いであった。マカロフはギルドを変えた! 魔法に日の光を当てすぎた!」

 

「変えて何が悪い! それがオレ達の妖精の尻尾(フェアリーテイル)だ! てめぇみたいに死んだまま生きてんじゃねぇんだ……命がけで生きてんだ、この野郎! 変わる勇気がねぇなら、そこで止まってやがれ!!」

 

 ナツさんの言葉にハデスは目を細め、喧しいと呟いて魔弾を撃ち出し、動けないナツさんに何度も攻撃する。

 マカロフを恨め、マカロフのせいでうぬは死ぬと語りながら撃ち続ける。

 

「お前は……じっちゃんの仇……だ……」

 

「もうよい、消えよ」

 

 フラフラと顔を上げるナツさんに、ハデスはニヤリと笑って先程とは桁違いの魔力を指先に集めてナツさんに向けた。

 

 刹那、落雷がナツさんを守るようにして二人の間に割り込み、ハデスは一歩後退る。

 雷の中から現れた人物はバチバチと言わせながら電気を纏う、逆立った黄色の髪の青年。

 

「こいつがジジイの仇か……ナツ」

 

「ラクサス……!」

 

 ラクサスさんは電気を纏ってハデスに頭突きを食らわせ、ナツさん達はラクサスさんが来てくれた事に驚愕し、そしてまた安堵している。

 

「こやつ……マカロフの血族か!?」

 

 ラクサスさんは何も答えずにナツさんを一瞥し、口角を上げて「情けねぇな、揃いも揃ってボロ雑巾みたいな格好しやがって」と笑い、ナツさんはだな、と同意して笑みを浮かべる。

 

「何故お前がここに……」

 

「先代の墓参りだよ、これでも元妖精の尻尾(フェアリーテイル)だからな。

 オレはメイビスの墓参りに来たつもりだったんだが、こいつは驚いた。二代目さんが居られるとは……折角だから墓を作って、拝んでやるとするか……!」

 

 





 やっぱり一気に書くと疲れますね……後半手を抜いたつもりはないんですが、何か雑になってるんですよね……
 さて、天狼島編も終盤ですね。……ここからの展開が二通り位考えてあるんですが、どうしようか……どちらにしてもさして変わらないんですがね。


▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。