うちの主力が加賀、レキシントン、サラトガと空母ばっかりなのでどんどん無くなっていくんですよねー。
更新ペース上げていきたいなー
誤字などありましたら、報告お願いします。
佛露晃「まずは、この国の事について説明していきます。あ、質問は好きな時にどうぞ!」
梛「分かりました」
佛露晃「この国の名称は【日本國】と言い、日本國のトップは天皇です。
2~4番目に権力があるのは海軍・陸軍・空軍元帥です。ここはほとんど横並びですね。と言うのも毎年の戦果で順位が変動するからです。……でも、海軍元帥が大体2番目につくんですけどね」
梛「あの、『総理大臣』と呼ばれる人は……?」
佛露晃「『総理大臣』の立場は今はもう存在しません。30年前まではありましたけど……」
梛「30年前?」
佛露晃「まあ、その事は後ほど……。では、続けます。
そこからは大将、中将、少将…という風になっていきます。
私も、海軍に勤めているんですよ」
梛「そうなんですか!」
政治から思いっきり違ってくるなぁ~。
でも、まだ理解出来るぞ!
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|・この国は【日本國】でトップは天皇 |
|・次は海軍、陸軍、空軍元帥の誰かに |
|(しかし毎年の戦果によって変わる) |
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あ、そんな感じで表示されんの。
佛露晃「次に、世界情勢について説明します。
世界は30年前にあった『ある出来事』によって大きく変わりました」
また30年前……。一体何があったのだろう?
佛露晃「日本國はアメリカ・イギリス・ドイツ等の国と同盟を結んでおり、そのほとんどが第二次世界大戦の参加国です。
特に今挙げた三国とは密な関係になっており、技術、物資、人が大量に行き来しています」
梛「グローバル化が進んでいるんですね。
……でも、30年前に一体何があったんですか?」
佛露晃「そう、これから話すことが1番重要な事です。
この事は『世界の転換期』とも言われました。
それは……」
梛「それは……?」
佛露晃「【
梛「【戦女】?どう言った存在なんですか?」
佛露晃「それが……
分からないのです」
梛「えっ!?」
ワ カ ラ ナ イ?
佛露晃「これまでの対話、研究から彼女達が歴史上造られた船の精霊?……のような存在だと思われます。
まあ、よく分からないので、彼女達が言っていることを信じるしかないんです」
梛「はぁ……」
はい分かんなくなった~!
『艦これ』で言う『艦娘』みたいな感じなのかな?
佛露晃「ここからは、聞くより実際に見た方が良いでしょう。
海軍本部に行きませんか?僕がいるので、安全面は保証しますよ」
梛「いいんですか?」
佛露晃「はい!10分もすれば着くと思いますよ!」
梛「行きます!」
戦女か~。どんな人達なんだろう?十中八九『艦娘』みたいな感じだと思うけど…
元の世界に帰れるまでここの世界で過ごさないといけないんだし、情報は持っとかないと生きていけなくなるかもしれないしな……
何でこっちに来てまで勉強的な事をしなくちゃいけないんだよ~!
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梛「ここが……海軍本部ですか……」
佛露晃「はい、海軍本部はここ、神奈川県で1番大きい建物です。この中には、作戦会議室や工廠、通信室もあります」
ここ、神奈川県なの?……まあ、今はいいか。
にしても大きいな。目測だけど、縦80m、横100mってとこか。
工廠に行ってみたいな!元の世界より凄い技術が沢山あるだろうし!
佛露晃「入りましょうか!」
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海軍本部内
憲兵「誰だ!」 ジャキッ
梛「はい!?」
何々!?銃向けられたんだけど!安全面大丈夫ぅ!?
佛露晃「憲兵さん、控えてください!彼は私の友人です」
憲兵「虹羅甲中将!?はっ、失礼しました!」
佛露晃「僕が説明しなかった事もありますが、早く警戒を解いてください。
それと、彼に許可証を渡すように」
憲兵「はっ!承知しました!」タッタッタッ…
はー、助かった!…って言うか、
梛「晃さんって、中将なんですか?」
佛露晃「はい、そうですよ?」
めちゃくちゃ偉い人だった!?
梛「中将って結構上の立場ですよね?」
佛露晃「一応、海軍の中では3番目ですね。でも、他にも中将は沢山いますよ?」
凄い人と友達になってた……!
タッタッタッ
憲兵「お待たせしました!こちらに、あなたのお名前をお書きください。
でないと、他の憲兵に逮捕される可能性があるので……」
梛「はい、分かりました。………………………
書き終わりました」
憲兵「………湊様ですね?それでは、立ち入りを許可します。
その許可証は来た時また提示して下さい」
梛「分かりました」
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佛露晃「先程は本当にすみませんでした!」
梛「いえ、いいですよ。海軍に関係の無さそうな人がいきなり来たら、普通怪しみますよね」
今の俺の服装は元の世界で着てた物だからな……
一般人にしか見えないんだけど。
佛露晃「時々提督の中にもそういう人いるんですよね……」
梛「いいんですか?」
佛露晃「階級章は流石に持ってくるので分かるんですけどね」
提督って言っても堅苦しい人ばかりでは無いんだな。
佛露晃「まずは僕の執務室に行きましょうか」
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~佛露晃の執務室~
梛「広いですねー」
ソファとかあるけど、全部高級品なのだろう……中将だし、そりゃそうか。
佛露晃「少し時間を頂きたいのですが……良いですか?」
梛「はい、全然いいですよ」
佛露晃「準備が整うまで、海軍本部の広報部が出版している【月刊雑誌 seap《シープ》】でも見ませんか?少しはこの世界の事を知る事が出来ると思いますよ?」
梛「是非見せて下さい!」
佛露晃「今は第240巻までありますが、最初から見ます?」
梛「お願いします」
佛露晃「では、こちらの【空中投影機】を使って下さい。こちらに今までのseapが全て内蔵されており、空中に紙面が表示されます。触れますので、スクロールして見て下さい」
梛「ありがとうございます」
佛露晃「それでは!失礼します」ガチャッ バタン
よーし、見てみますか。
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ふんふん、なるほどなるほど。
この世界は『艦これ』と似ているけど、違う所もあると。
まず、『容姿』
戦女って聞いた時から薄々思ってたけどさ、全然違うわ。
でも、1人だけ『艦これ』の『赤城』に似たようなのがいた気がする……
次に、『人数』
『艦これ』は日本の戦艦・潜水艦が多かったけど、この世界では日本の他にもアメリカ・イギリス・ドイツなどの戦女が数多くいる…らしい。
最後に『装備』
この世界では、さっき考えた通り色んな国の戦女がいるから、装備の種類は多い。でも、『~改』の様に性能がアップした装備は無いみたいだ。
また、戦女についても、改造しても『~改』になるだけで、『改二』などは無いようだ。
梛「こんな感じ……かな?」
30分ぐらいずっとseap見てたけど、違いが結構あるもんだな。まだ違う所もあると思うけど、大体はこのぐらいかね。
後はじっくり装備一覧表でも見てるかーーー
ガチャッ
佛露晃「お待たせしました」
あっ、来た。
佛露晃「梛さんに紹介したい人がいるんですけど……」
梛「えっ、誰ですか?」
他の中将とかかな?
愛宕「初めまして、私は重巡洋艦
これからヨロシク♪」
綺麗な人だなぁ……
梛「はぁ、よろしく、お願いします……。!
っ、すいません、俺の名前は湊 梛です。よろしくお願いします!」
佛露晃「梛さんにとっては初めて見る戦女ですし、仕方ないですよ」
愛宕「あら、そうなの?
でもー、あんな反応されちゃうと、おねーさん悲しいなー」
梛「本当にすいません!seapの『提督特集』の中には愛宕さん達を『人間では無い』とする提督が多くて……。
でも、感情もあるし、会話出来るし、逆に戦女なのかって不思議に思ったぐらいですよ!」
実際『重巡洋艦』って言われなきゃ戦女だと分かんなかったし。
佛露晃「!梛さん……その考え、本当ですか?」
梛「ええ、そうですよ?戦女と言われてても、人間と変わんないんだなーって…」
愛宕「嬉しいこと言うじゃない、貴方いい子ね!感激だわ!
良かったわね、グラブロ君!」
佛露晃「はい、それはもう!ほとんどの提督達は、戦女を人として扱わないので…」
梛「な、何でですか?」
佛露晃「その理由はこの後行く工廠で教えます。
あ、そうだ!
あまり外で、特に僕がいない時に『戦女は人と同じだ』などと言わないで下さいね」
梛「(・・? どうしてですか?」
佛露晃「それは……
梛「Why!?」
どうしたJapanese people!?
言っただけで、拘束されんのぉ!?
やっと戦女登場。愛宕なのは佛露晃のモデルになった人が好きそうだなーと思ったからです。
そしてまさかの佛露晃中将!出世してんなぁ……
UAが130を超えました。見て下さった皆さん、そしてお気に入り登録して下さった如月遥さん、ありがとうございます。
これからも頑張っていきます!