ユウキの災難1
とある飛行機の機内
「なぁ、ユウキ・・・」
「なんだ?」
俺はぶっきら棒に言った。俺はオペレーションハヴィエの後別動任務で新しいパートナーと組んでいたしかしこいつが曲者で元アンブレラの特殊急襲部隊いわいるUSS出身の奴でなんでも、裁判の際に政府側に付きあらゆる事を証言しアンブレラを潰すのに一役買った男だが俺は、「アンブレラ」と言う単語が出た時からこいつ・・・インテントをあまり信用できないでいた。俺がこんな事になる大元を作った組織の元人間だからだ。
「えっと・・・・まぁ・・ファイルは読んだよ、うちの元会社が起こしたアウトブレイクで凄惨な目にあったってまで書かれていた。日本国籍を失って今の仕事をしてるってそれに関しては申し訳なく思っているし・・・・」
インテントが言うがそれに対し俺は
「ああ、その通りだ。お前が仲間じゃなかったら、大統領命令じゃなかったら脳天吹っ飛ばしてる所だ」
俺は言うと
「そうかっかしないでくれ」
インテントに言われ
「すまんが俺はお前を信用しているわけじゃないこれは覚えておいてくれ。妙な真似したら殺す」
俺は一言言うと目を閉じた。・・・・・
インテントside
「今回の任務でのパートナーはかなり難しい人だな・・・・」
ファイルを見た時から思っていた。俺が元所属していたアンブレラが起こしたラクーンシティでのアウトブレイク事件での生き証人の一人、その天性的な能力を買われて政府の情報部に所属していることなど
「やっぱり、俺達は理解しあう事は出来ないのか・・・・」
インテントsideアウト
俺は寝付けず結局起きる、横には相変わらずインテントが居る。心のどこかでこいつは悪くないとは思っているのだがいかんせんあの事件が元となっている事を思うと仲間として認めたくないのだ。これではまるでガキじゃないかと俺は思いつつ
「インテント、さっきはすまん頭に血が上りすぎた」
俺は素直にインテントに誤ると
「いいよ、俺はそう思われても仕方がないと思ってるしね。仕事をきっちりと果たすだけさ」
インテントは言い
「それはそうと何か飲まないか?」
そう言われ
「ブラックコーヒー頼む、」
俺はインテントに言い
「OK、すいません、ブラックコーヒー二つ下さい」
キャビンアテンダントにインテントは頼んでいた。しかし水面下では悪魔の計画が進んでいた。
「で、今回の任務はこいつらのマークだよな」
インテントは端末から男の写真を三人移す。
「ああ、情報部が掴んだ情報だとこいつらどういうルートでTウィルスを手に入れたか知らんが何らかの実験に悪用しようとしているらしい、」
インテントに言うと
「そいつらが、全席に乗ってるわけか・・・・」
インテントも言い
「ああ、しかもこいつらはこの飛行機の貨物室のどこかに何やら物を持ち込んでいるようで、かなり危険な物かもしれん」
俺は続けると
「なるほどな・・・・こいつは大事にならない内に片付ける方がいいかもな・・・・」
インテントも言い
「ああ、そこは同意だ、このマッドサイエンティスト共を捕まえてたっぷりと尋問しないとな」
そう言ってると
「お客様、コーヒをお持ちしました。」
CAが来たため、インテントは端末を引っ込め
「「どうもです」」
二人でコーヒーを受け取り飲み始める。しかし、事は水面下で起きていたのだ、ユウキとインテントが気づかぬ間に・・・・
次回~ユウキの災難2 FOSの才女~を予定しています。
追伸 「インテント」の出演の許可を下さった執筆者様ありがとうございました。