BIOHAZARD~悲劇のエージェント~   作:特殊作戦群

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ハヴィエの居城へと向かう一行行く手に待つものとは・・・・・


ハヴィエの居城へ

協会のでのBOWとの戦闘の後俺とレオンはクラウザーに全てを語った。あの日・・・・

1998年のラクーンシティーで何があったのかを。クラウザーはそれを黙って聞いていた。しかし、今回はおかしいのだ、ラクーンの時は制御されたBOWなどはいなかった。だが、今回は明らかに制御されたBOWがいたのだ。俺達は全ての謎のキーとなるハヴィエ似合うべく行動を開始した。

 

「これが俺達の過去だ・・・・泣けるだろ・・・元警官に元高校生それもユウキは元をたどれば日本人で本名は一ノ瀬優希だったのに日本国籍を抹消されアメリカで生きていく以外に道を絶たれちまった」

 

レオンが全てをクラウザーに話すと

 

「なんてこった・・・・お前らにそんな過去があったとは・・・・」

 

レオンが話す中

 

「お二人さん、トーキングタイムはそれくらいにして先に進みましょうや、モーターボートが奥に転がってた」

 

俺がレオンに報告をいれると

 

「・・・・・・・・」

 

クラウザーが俺を見てるが

 

「?どうした」

 

聞くと

 

「いや、見かけによらずタフだなと・・・・」

 

クラウザーは言った。その後その女の子をボートに乗せ、皆で川を登って行く。そんな中女の子が目を覚ます。

 

「気がついたか?心配しなくても良い、君に危害は加えない」

 

レオンが良い

 

「ああ、心配はしなくても大丈夫だ」

 

俺も言った。そして

 

「俺達が助けたんだ」

 

クラウザーが言い続けて

 

「お前が例の娘だな、ハヴィエの居城から逃げてきた?」

 

そう言うとその女の子は

 

「村の人達は・・・・どうなったの・・・」

 

俺達に聞き

 

「残念だが、皆死んだ・・・」

 

俺が答える。そして

 

「俺達はウィルス絡みでハヴィエに接触したアメリカ人を捜索してる、ハヴィエに会いたいんだ、命懸けで逃げてきた所申し訳ないが、アムパロへ道案内を頼めないか?」

 

レオンが言いその女の子は

 

「・・・・・・・」

 

無言で頷いた。そうこうしているとダムが見えてきた

 

「あれが・・・そうか?」

 

俺は聞くと

 

「ええ、あそこを抜けてきたの」

 

その子は言った。

 

 

 

彼女の案内でダムの中を歩き始める。

 

「ここが君が逃げてきたダムを通るルートか・・・・」

 

レオンが言い

 

「そうえばまだ名前を聞いていなかった」

 

俺が言うと

 

「マヌエラ・・・」

 

一言言い

 

「よろしく、マヌエラ」

 

俺は言い

 

「ここから先は注意深く行動して欲しい、俺達の指示に従って欲しい」

 

俺が言っていると横から

 

「生きて帰りたかったら俺達から離れるなよ」

 

クラウザーが割り込むように言い

 

「・・・・うん・・・」

 

マヌエラは答えた。そしてダムの放水抗に入ると

 

「早速きやがった」

 

水の中からピラニアが飛んでくる。そしてピラニアを片付けると今度は背後にゾンビとダブルパンチだ

 

「あそこだッ」

 

レオンが空いているドアを指し四人でそこに駆け込もうとした時上からまた新種のBOWが降りてくる

 

「どう見てもダイエットのしすぎだろ!!」

 

俺は言いそいつを仕留める。四人でドア内部に入りドアを閉鎖する。中に入り

 

「ハヴィエの奴、侵入者を警戒してBOWを放ってやがる」

 

クラウザーは毒付きながら言い、そんな中

 

「マヌエラ、どうやってここを抜けてきたんだ?」

 

レオンが尋ねる。すると

 

「それ、どういう意味・・・」

 

マヌエラが言い

 

「いや・・ただな」

 

レオンが言い淀んでいると

 

「質問に答えろ」

 

クラウザーが横から遠慮なしに言う。それに対し

 

「私が抜けて来た時は一匹も居なかったわ」

 

マヌエラは答える。

 

「「「そうか」」」

 

俺達は言い、先に進もうとすると

 

「待って」

 

マヌエラは言い

 

「ハヴィエに会ってどうするの?」

 

マヌエラは聞き

 

「あんな化物を飼育シているような奴を野放しにできるか?」

 

俺が今度は言い

 

「確かにそうね・・・・」

 

マヌエラは顔を下げ、ぼそっと言った。その後俺達はマヌエラの案内の元ダムを案内してもらい中を進む中大きな放水口に出ると、そこには俺達が捜索していたターゲットがいた。

 

「「「ハヴィエッ」」」

 

俺達が言うと

 

「すべてはお前のためだったんだ」

 

ハヴィエは話だし

 

「15年間私の言うとおり、おとなしくしていれば化物にならないで済む。いい子だからそれまでの辛抱だ・・・」

 

ハヴィエは話、マヌエラは後ろに後ずさりし始めるその時

 

「ん・・・?なんだこの音は・・・・」

 

上俺は上から大きな音が聞こえるのを聞いていた。そしてハヴィエは予想通りの事を言った。

 

「T-ヴェロニカウイルスをくれた男もそう言ったんだ」

 

ハヴィエはいい、俺とレオンは

 

「「ヴェロニカウィルスだと?!」」

 

その時

 

「きゃぁ」

 

後ろを振り返るとハヴィエの部下にマヌエラが捕まり俺達に銃口を向けている。

 

「お前を救えるのは、このアメリカ人ではない」

 

マヌエラにハヴィエはいい

 

「お前の父である私だけがお前を救えるのだ!!」

 

それと同時に、放水されてきた大量の水が俺達を飲み込む、俺達は放水により流されてしまった・・・・だが、奴がハヴィエが言ったT-ヴェロニカウィルスこれも俺は知っている。情報部の資料で読んだことがあるし、俺とレオン共通の友人のクレア・レットフィールドが体験した恐怖がまさにそれだったからだ




次回~戦いの終わり~を予定しています

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