Prologue~愛犬~
アメリカ某所
「此処がユウキの家か」
「何とまぁ・・・見事な一軒家だな」
「でもセキュリティー凄いな、流石相棒」
「凄いわ」
レオン一行は言いつつも
「とにかく中に入ろう。ボケっと突っ立ってると通報されるぞ」
「そいつは勘弁」
レオンは言い呼び鈴を推すがユウキが出て来る気配はない
「あれ?」
「アイツ何してんだ?」
レオンとクラウザーが言う中
「シッ」
ヴィアが静かにと言い聞き耳を立てると
「待て!!待てッ!!!スティ!!!!」
ユウキの声が聞こえる中[中に居る同居犬]の声が聞こえて来る
「ワンワン!!ワン!!」
「おわぁ!!舐めるな、舐めるなって!!!顔が汚れる!!!」
それを聞いたレオンは
「犬?・・・・・・・・・・!!」
言い何かに気付き
「ははぁ~ん、とうとう検疫をパスしてユウキの元に来たわけか[あのワンコ]」
クラウザーが反応を示し
「やっぱりか?」
レオンも言い
「どういう事だよ?」
「そうそう」
インテントとヴィアが言う中
「まぁまぁさっさと入ろう」
インテントがドアを開け
「相棒はいるぞ・・・・・って・・・うわ!!」
玄関に入ったとたんにインテントは何かに押し倒され
「うわっ・・・ぺっぺっ・・・そんなに舐めるな!!!舐めるなって!!」
インテントの顔を舐めまくる
それを見た4人は
「犬と言うよりも狼犬みたいね」
ヴィアが言い
「元気にしてたか、兄弟」
クラウザーはしゃがみこみ狼犬を撫でる。すると
「ワン!!」
尻尾を思いきり振り、レオンも
「久しぶりだな、それにしても良かったな。アメリカでの生活も気に入ると思うぞ」
レオンも言う中
クラウザーもまた何処か嬉しそうだった。
「クラウザーさんこの狼犬知ってるの?」
「ああ、先の大統領の娘を探しに俺とユウキとレオンそれにインテントはスペインの錆びれた田舎村に潜入したが色々とヤバかった、そこでコイツとあった。色々とヤバイと事を助けてくれてな。その後にユウキに懐いちまって付いてくるようになったから最後まで連れまわしたんだな。そして無理言って検疫検査をパスしたらって条件付きでユウキが任地で拾った飼い犬って事で連れてきた訳」
クラウザーが説明し
「へぇ・・・・・・・」
ヴィアもしゃがみ込みじーーーーーーっとその狼犬の目をのぞき込み
「ふふ、よろしくね」
頭を撫で
「ワンワン!!」
吠えるとヴィアにお腹を見せるように寝転ぶ
「フフフフフフフ(* ̄▽ ̄)フフフッ♪」
笑ながらヴィアもじゃれつつ
「ほれ、インテント、タオル」
「助かった」
タオルで顔を拭き家に入る。ソファーに座り
「やっぱりと言うかなんと言うか懐き具合が半端ないな」
俺の横に座るワンコを見てクラウザーが言い
「そう言えばユウキ、名前は?」
ヴィアに言われ
「これからだよ。まさか此処まで懐くなんて思っても無かったから」
「日本風にポチとかサムライブレードとかどうだ?」
インテントは提案し
「もう少し捻ろうぜ、このキリっとした顔つきにポチにサムライブレードはないだろう」
クラウザーが言い
「確かにな。[あの巨人と戦う時]に雷の稲妻を背後にさっそうと遠吠えと共に登場した姿は良かった・・・・・うーん、サンダーボルト?」
「・・・・・・・・・・・・・・・」
俺はイッヌを見て
「・・・・・・・・・・・センチネル・・・・」
呟くと
「ワン!!!」
吠え
「ユウキ今なんて言った?」
レオンは言い
「センチネル」
言うと足元の狼犬は
「ワン!!」
吠え
「決まりね」
「ああ」
「等の本犬がお気に召したら俺達がどうこう言えないな」
「相棒の家の番犬の名前は命名[センチネル]に決定だな」
四人は言い
「さてとお次はセンチネルの食の好みだな・・・・」
5人は言うのだった。
次回~拉致事件発生!!~を予定しております。
バイオハザード4編をRE4を基準に再構成を図りたいと思います。よろしくお願いします