BIOHAZARD~悲劇のエージェント~   作:特殊作戦群

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あの事件後俺達は表立っては動いていない。しかしこの手の事件に対応できる人材の確保は急務だった。そしてこの日一人の人間が再びシャバの空気を味わう事になる。


断章2
囚われの元海兵隊少尉


情報部オフィス

 

「ユウキ・・・書類作業手伝ってくれ・・・もう俺ダメ・・・・」

 

相棒のインテント事本名イント・ヴァレンがヘロヘロの状態になりながら書類を書いている

 

「オレハシャチク・・・オレハシャチク・・・オレハシャチク・・・」

 

それを見て

 

「あいつ大ジョブか?・・・・」

 

俺自身心配になる、その時

 

「ユウキ・インテント居るか?」

 

オフィスにレオンが入ってきた

 

「ああ、大丈夫だどうした?」

 

聞くと

 

「これから軍刑務所に行くぞ」

 

レオンは言い

 

「ちょい待った、俺は軍法に違反すること何もやってないぞ!!」

 

俺は言い

 

「俺もだ、勘弁してくれ・・・」

 

インテントが言うなか

 

「違う、彼を迎えに行くんだ」

 

レオンは言い俺達にファイルを渡す。横からインテントも覗き込む

 

「なになに・・・・」

 

ファイルを読むと

 

「洋館事件前に起きた黄道特急事件について」

 

と記されておりそこには、当時のラクーン市警の特殊部隊S.T.A.R.S.の隊員であるレベッカ・チェンバースともう一人の人間の事が書かれていた。

 

「なるほどな、でもこの元海兵隊少尉、村人大量虐殺で死刑になってるじゃないか」

 

レオンに言うと

 

「それをエルフィンが覆したんだろ。俺達が逮捕したジャクソン上院議員が当時のその少尉の上官で命令のした本人だ。それにその元少尉は最後まで隊長らを止めようとしている。し村人を一人も殺害していない。」

 

レオンは語り

 

「じゃぁ、これって・・・・」

 

インテントも言い

 

「そう、二人が思っている通り完全な冤罪だ。」

 

レオンはきっぱりと言った。

 

「大統領に進言してみたんだ、この通り証拠もある裁判の最審理を要求しますとそしてその結果が「無罪」軍部は彼に対する冤罪を謝罪し、名誉回復と共に職場に今日復帰するらしいがまぁ、大統領がB.O.W.と戦える優秀な人材は常に不足している。との事で彼は海兵隊に復帰し二階級特進で大尉なったと同時に情報部に移籍してもらうのさ」

 

レオンは語り

 

「それ本人に通達してるの?」

 

聞くと

 

「いやまだだ、この通り命令書もある。さぁ行こうか」

 

こうして俺達3人は軍刑務所へと行くことになった。

 

「そういえばクラウザーは?」

 

インテントが聞くと

 

「今頃書類地獄だろうさ・・・あいつ元々は実戦部隊出身だからオフィスワークは苦手みたいでな」

 

レオンが言う頃

 

「クソッ、まだこんなにあるのか!!いつなったら終わるんだ・・・俺は戦闘は得意だが書類仕事は苦手なんだ!!畜生」

 

オフィスで一人毒ついているクラウザーが居たそうな・・・・www

 

そういう中俺達は移動し軍刑務所に到着する。すると既にターゲットは出てきている

 

そこに

 

「政府情報部だ、」

 

そうレオンさんが言うと

 

「待ってったよ、海兵隊の上官から言われたもんでね、海兵隊大尉の肩書きを持ったまま転属になるってなあの事件に関わっちまったら逃げようがないからな・・・」

 

若干疲れたような言い方を彼はしているが

 

そう言い、俺は前に出て手を出し

 

「ようこそ情報部へ、ビリー・コーエン大尉」

 

そう言うと

 

「ああこちらこそよろしく頼む」

 

それが俺達の出会いだった。




断章2~相棒の復活~を予定しています。

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