BIOHAZARD~悲劇のエージェント~   作:特殊作戦群

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ユウキらが空の上で非常事態に陥りかけている時、もうひと組は・・・・・


ユウキの災難4 動き出すエースのワンペア

ユウキらが空の上の頃

 

「レオン、クラウザー先ほど、アルジェント捜査官らから連絡が入ったが事態は深刻だ」

 

グラハム大統領はいい

 

「どの程度の深刻さですか?」

 

レオンが聞き、クラウザも大統領の答えを待つ

 

「容疑者を二名確保、一名死亡尚容疑者が「T」を投与した被検体の持ち込みを確認、上院議員の関与が確認されているとサポートのFOSのエルフィン捜査官からの報告を最後に一切報告がない」

 

グラハム大統領は言い

 

「万が一の事態が推測される、あるいは既に手遅れと言う可能性も捨てきれない」

 

続けていうが

 

「ユウキに限ってそれは有り得ないと思います、今回の相棒もまぁ曲者ですが元アンブレラのUSS出身のインテントがついていますし、」

 

クラウザーも言ったが

 

「二人共、万が一に備えて待機しておいてくれ。」

 

グラハム大統領は俺達に命令を下し

 

「ハッ、了解しました」

 

俺達は下がる。廊下で

 

「なぁ、レオン今回ユウキとインテントが請け負ってる任務はかなりヤバイのか?」

 

クラウザーは聞き

 

「ユウキに見せてもらった資料だととある科学者三人の拘束だが裏に何かがありそうな気がしてやばいような感じがするんだな・・・・今頃あいつら空の上だろうし」

 

レオンは言い

 

「空の上?!、つまりは飛行機の機内か・・・・これじゃァ逃げ場がない・・・・」

 

クラウザーも言う。万が一機内でアウトブレイクが起これば逃げる場所がない。ありとあらゆる場所で感染者のオンパレード状態になるのだ持ち込んでいる武器の弾にも限りがある。だから万が一なのだろうと二人は思っているのだ。

 

「ユウキの奴、デザートイーグル改まで持ってくくらい念入りに準備してたからな」

 

レオンが言い

 

「切り札はあるに越したことはない、問題は使いどころを誤ると取り返しが付かなくなる所だ」

 

クラウザーも考えるように言った。

 

空の上ではどうしようもないし最悪の事態が起これば・・・・・・・・・・・考えたくないと二人は思った。頭を振るようにし

 

「それよかクラウザー、上院議員が絡んでいるとの報告だがこれに関してはどうする?」

 

レオンはクラウザーに言い

 

「問題はそこだ、おそらくは「T」に関する物でも持ち込むための検疫のパスを上院議員のコネか何かを使ってごまかそうとしているのだろう」

 

クラウザーも言い

 

「乗ってる飛行機は何便だ?」

 

クラウザーも聞いて来る。

 

「ハニガンに頼んで調べてもらう、万が一の時に直ぐに動けるように準備はしておかないといけないしな。」

 

レオンとクラウザーのエースのワンペアも事態に備え行動を開始するのだった。




次回~ユウキの災難 5機内の地獄~を予定しています。

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