インフィニット・ストラトス~ドイツの黒き皇帝~(凍結)   作:鈴木颯手

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登場人物1

フリードリヒ・フォン・ヴィルヘルム・ヴィクトル・プロイセン

ドイツ帝国皇帝。通称ヴィルヘルム六世。原作開始時点で24歳。千冬や束を超える肉体の持ち主で基本ISに生身で勝てる。技術者としても優秀で男でも乗れるISを開発する。昔から放浪癖がありその度に重臣が捜すことになり大変苦労していたらしい。宰相のアルベルト・フォン・バイルシュミットには頭が上がらないが最も信頼している。19の時に試験管ベビーの研究所の事を知り少数のみで襲撃する。その際連絡が遅れたためにドイツ帝国領内で捜索が始まろうとしていた。皇族はヴィルヘルム六世しかいない。クロエとラウラを育てていくうちにロリコンを発症する。たまに二人に冗談混じりの告白をしているが本人は結婚しても良いと割りと本気で考えている。失礼な態度、言動をする織斑千冬を殺したいほど嫌っているがまだその時期ではないと我慢している。怒ると無表情となる。

 

クロエ・フォン・ボーデヴィッヒ

本作のメインヒロイン。原作開始時点で16歳。ドイツ帝国武装親衛隊IS部隊副隊長兼ドイツ帝国軍中佐。元は遺伝子強化で生まれた個体で研究所を襲撃したヴィルヘルム六世に拾われて皇宮で使用人として働くこととなった。第二回モンド・グロッソの後にヴィルヘルム六世が怪我をしたときに自分の無力さを悔やみ武装親衛隊になるために軍に入ることを決意する。一般常識を一通り教わった後にドイツ帝国軍に入隊。実績を積み原作の一年前に武装親衛隊第五部隊に配属されるがヴィルヘルム六世によって武装親衛隊を兼ねたお付きの者となる。同期のターニャと仲が良くラウラとよく休日にお茶会をしている。ヴィルヘルム六世に冗談混じりの告白を受けてヴィルヘルム六世を意識するようになった。その後ヴィルヘルム六世の意見によって婚約関係となる。専用機は「シュヴァルツェア・リヒト」。IS適正は「A」。

 

ラウラ・フォン・ボーデヴィッヒ

本作のメインヒロイン。原作開始時点で15歳。ドイツ帝国武装親衛隊IS部隊隊員兼ドイツ帝国軍中佐。クロエと同じく遺伝子強化で生まれた個体で研究所を襲撃したヴィルヘルム六世によってクロエと共に救出される。その後クロエが軍に入るといった際に巻き込まれて一緒に入隊する。一般常識を一通り教わった後にドイツ帝国軍に入隊する。武装親衛隊に配属になるとクロエと同じくお付きとなった。クロエ以上のIS操縦技術を有しているがクロエには負けてばかりいる。同期のターニャとは仲が良く姉のクロエと共に休日にお茶会をしている。救出された当初は新しく見るものに対する恐怖もあり口数が少なく大人しい娘であったが軍に入隊してからしごかれたためにハキハキと喋る活発な少女になってしまう。クロエと同じく冗談混じりの告白を受けてヴィルヘルム六世を意識するようになった。その後ヴィルヘルム六世の意見によって婚約関係となる。専用機は「シュヴァルツェア・レーゲン」。IS適正は「B」

 

アルベルト・フォン・バイルシュミット

ドイツ帝国宰相。原作開始時点で70歳。ドイツ帝国に忠義を尽くしておりヴィルヘルム六世の父の代からドイツ帝国を支えている。ヴィルヘルム六世が皇帝になると宰相となり幼いヴィルヘルム六世に代わり政治を行う。ヴィルヘルム六世の放浪癖の最大の被害者でどんなに監視を付けてもいつの間にいなくなってしまうと言う事が多々あったためストレスで髪の毛は一本残らず抜けてしまう。最近はヴィルヘルム六世が政治をする様になったため裏に回り支えるようにしている。

 

アーデルハイト・フォン・シューゲル

ドイツ帝国の中央技術研究所の所長。通称ドクトル。「ドイツの天災」と呼ばれており束と合わせて「西のアーデルハイト、東の束」と言われている。優秀な研究者だがたまに危険な兵器や人道的配慮を路肩に捨て去った様な特攻兵器さながらの兵器を作ったりする。ISが現れてからはISの研究員となりいち早く第三世代のISを作りISコアの製造に成功、現在は第四世代の作成をおこなっている。熱心な信徒で定期的な礼拝を欠かさない。自由奔放な性格の束を嫌っているが技術者としては認めている。ヴィルヘルム六世を技術者として尊敬している。

 

ターニャ・フォン・デグレチャフ

ドイツ帝国武装親衛隊IS部隊(第五部隊)隊長兼ドイツ帝国軍大佐。原作開始時点で15歳。ドイツ帝国の貴族デグレチャフ家の後継者。十歳の時にIS適正Sをだして自ら志願、その後二年間軍学校で学ぶと准尉となりISの技術の高さから武装親衛隊に入隊する。その後実績を伸ばし、武装親衛隊IS部隊隊長に昇格、大佐になる。超のつく合理主義者でたまにいきすぎたことをして咎められることがある。同時期に武装親衛隊に入隊したラウラやクロエとは仲がよく休日にお茶会をしている。シューゲルとは顔見知りで一時期彼のもとにいたがあまりの現実味のない実験に辟易して転属する。原作の一年前にクロエとラウラと一緒に専用機を受け取る。最近の悩みは入隊した時から変わらない身長。専用機は「シュヴァルツェア・トイフェル」。IS適正は「S」。

 

ヴィクトーリヤ・イヴァーノヴナ・セレブリャコーフ

ドイツ帝国武装親衛隊IS部隊隊員兼ドイツ帝国軍大尉。旧ロシア領出身であるためドイツ語がたまに可笑しいときがある。IS訓練時にたまたま通りかかったターニャに腕を見込まれヴィルヘルム六世の許可を経て武装親衛隊に入隊する。ターニャのよき理解者であるがそこに恋愛感情はなく良くできた妹を見守るような感じであるためターニャ本人は不服で抗議しているが一向に直る気配がない。ISの操縦技術は高くラウラと一対一で戦えるほど高い。IS適正は「B」。

 

マウテス・ヨハン・ヴァイス

ドイツ帝国武装親衛隊第六部隊隊長兼ドイツ帝国軍少佐。常識的で真面目な性格であり軍人としての能力も高いためヴィルヘルム六世や他の高官からの信頼は高い。入隊当初は教本に捕らわれてミスを連発するも経験を積んでそれもなくなりIS部隊の補佐隊である武装親衛隊第六部隊隊長に就任する。

 


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