強そうな人たち3人を倒すことはできるのだろうか!?
では、どうぞ!
困った。非常に困った。お仲間が現れた。しかも髪型が特徴的なおじさんと同じぐらい強そうだ。
ひとりは、やはりガタイのいい感じのおじさんだが、何と言ってもヒゲが特徴的だ。あと話し方。なんかちょっとやばそうなおじさんだ。
もう一方は、二枚目なシュルッとしたハンサムなお兄さん。(とは言っても30は超えてるだろう。)そしてどちらも白いアタッシュケースを持っている。箱持ちだ。
んで、話の内容からして多分同じくらいの階級だろう。
取り敢えずわかったのはヤバイということだ。なので、ポケットの中に入れておいたボタンを密かに押しておく。多分押したことはバレていないは……
「いま、ポケットの中に手を入れて何かしたよね?何をしたのかな?教えて欲しいな?」
「3分ぐらいだったらわかりますよ。」
「ではその前に終わらせようか。援軍もきた様だし。」
「オウケィ。さっさと片付けますか。」
「了解しました。左側を私は担当します。」
はぁ、面倒なことになった。(というか同じこと何回言っているのだろうか。)
二人がクインケを起動し、変な口調のおっさんは丸い筒状のものを、ハンサムなお兄さんはこれはこれででかいでかい太刀を出した。(どちらかといえば、こっちの方が、髪型の特徴的なおじさんの太刀より大きく、太い。けど、薄い。)
そして、右にハンサムなお兄さん、真ん中後方に変な口調のおっさん、左に髪型の特徴的なおじさんがいる。(そういえば女性がいないな。イケメンもいない。しかもこの人達鍛えてるんだろうけどあまり食欲そそらない。)
「ハイヤーッ」
変な口調のおっさんが持つ筒の底辺からエネルギーっぽいのが出てきた。勿論当たったらやばそうなので、避ける。というかこんなもの仮にも戦闘中だけどCCGの本部でやらかしていいのかな?この人たち始末書とか書かされるのかな?
とかいう隙に右のハンサムなお兄さんが襲いかかってきた。
右手にチェーンソーを出して応戦。取り敢えず振り回しておけばなんとかなる。
と思ったら、死角から髪型の特徴的なおじさんが来る。
左手から日本刀を出して振り回すが、なかなか相手するのがきつい。上からくる太刀を避けたら、背後にもう髪型の特徴的なおじさんが武器を突き出そうと立っている。
ので、上に日本刀、おじさんの方にチェーンソーを向けて応戦。
日本刀を相手を振り、相手を後ろに飛ばせたあと、突きをしてさらに距離をとらせる。
同時に右手はチェーンソーを適当に振り回す。そうすると、やはり隙があるからそこを狙われる。
そこで無理やり手首を使ってチェーンソーの向きを変えて、その狙ってくるときの動線を切る。
そうしたら手をくねらせ、下に振るってくるので、元の位置にチェーンソーを戻す。
そうやると、踏み込めば危ないので後ろに逃げる。
そうやって一旦引かせたと思ったら変な口調のおっさんがエネルギーっぽいのを飛ばしてくる。その繰り返し。
しかも、体力的にもそろそろきつい。
「そろそろ大人しくしたらどうだねボゥォ〜イ。」
「降参をお勧めしますよ。」
「そろそろきついんじゃないの?」
くそっ。もうそろそろやられるな。と思った時、
「ピンピロリン♪ピンピロリン♪」
私のポケットから音が鳴る。
「なんだ?このサウンドゥは?」
「相手のポケットの音の様ですね。」
「どういうことだ?まだ2分しか経っていないぞ。」
「1分間違えました。では、そろそろ帰ります。さようなら。S+レートの検討よろしくお願いします。」
「何を言ってい……」
髪型が特徴的なおじさんが何かしゃべっているうちに、両手の武器を引っ込め、右手から、チェーンが伸ばしていた。その先には大きくて重いものが付いている(前記した鎖の先に重りがついたやつ)のを出し、天井にぶつけ、横に振った。
そうすると、上から瓦礫が落ちてくる。
「ではさようなら。またどこかでお会いしましょう。」
「待て!ボゥォ〜イ!」
右手の武器を引っ込めながら、無視して出口に向かって走る。
そうして急いで外に出る。と、
「「「ザッ。」」」
という感じで外に銃を持った奴らがいる。幸いなことに箱持ちはいない。手配が間に合わなかったのかな?
さて、んであとは待つだけ。
銃を撃ってくる。左手から大楯を出して身を守る。後ろはあまり気にしない。
そうしながらあるものを待っていると、
「おい、後ろから暴走車がくるぞ!」
という声が聞こえてきた。
そう。これを待っていたのだ。そして、その黒い車は、銃に撃たれながらも(当たっていないのがすごいと思う)避けた人たちが作った道を通って、私の前に来る。
そして、ドアが開く。
「乗れ。」
皇帝だ。
「ナイスタイミング。」
勿論乗る。
皇帝がアクセルを踏んで逃げる。
銃で撃ってくるがあたらない。それは皇帝がくねくね曲がりながら走行してくれているからだ。
そして、裏路地に入る。ここら辺は防犯カメラがないから足がつかない。そして、空き地があるのでそこに車を乗り捨てる。
一応バレないことに越したことはないので、ナンバープレートを隠していたプレートを外す。本来のナンバープレートが現れる。
さらに、車体につけていた黒いシートを外す。
元の赤い車に戻った。
「お前、運転技術すごいな。銃弾が一つも付いていない。」
「……。」
これで、多分怪しまれない車となったはず。
そして、仮面を外し、マスクも外す。このマスクは食べることができる。美味しくはなかったが。
服を脱ぎ、ブラッドフラワーに食わしておいて、皇帝の上着を着る。
これで証拠は隠滅できたかな?
「よし。ではずらかるか。」
「ああ。」
そして、真下にあったマンホールを開ける。そして、地下に潜る。(勿論蓋は閉めた。)
んで、2kmほど歩く。
とても疲れていたので、会話はなかった。あとで話すとわかっていたから話しかけてこなかったのだろう。
そして、上に出る。ここも人気のないところだ。そして、近くの駅から電車に乗って20区に帰ってきて、そのまま「Antares」に着いた。ちゃんと「closed」となっている。
扉を皇帝に開けてもらう。
「おかえりなさ〜い。」
「その様子だと無事な様だね。」
「どんな感じだった?早く話聞かせて〜。」
どうやら無事に帰ってくることができた様だ。
そのことにホッとしながら一言言う。
「ただいま。」
そういえば山の日ですね。だからと言って何もありませんが。
書きだめが残り2つになりました。そろそろ真面目にやります。(宣言しておけばやるだろうと言う目論見)
応援メッセージがあればすごい頑張っちゃって投稿ペースが一時的に週2になるかもしれないな。|ω・`)チラッ
(甘えですねすいません。)
高評価、お気に入り登録、推薦、そして感想待ってます。
では。