というか原作キャラ以外のキャラも紹介すべきなのだろうか...
―――あれから数日経った
結局、善さんの妹こと善子さんもAqoursに加入することになった。
それとほぼ同時に、統廃合の知らせが来た。
最も、千歌さんはμ’sと同じ展開だと喜んでいるが...。
そして、当然それを阻止するため、PVを作ったとのこと。
今日は理事長にそれを見せに来たのだが...
「「......」」
部屋にただPVの音だけがする。偶然だが、俺もその場に居合わせた。また会長からの命令だ。
しかしこのPV、お世辞にも良い出来とは言えない。少なくとも俺はそう感じた。
「どうでしょうか...」
千歌さんが沈黙を打ち破る。すると理事長は
「...はっ!!」
「もう!本気なのに...ちゃんと見て下さい!!」
「本気?それでこのテイタラックでーすか!?」
どうやら、理事長にとってあまり良い感じではなかったようだ。
曜達がそれに反論するも、理事長は
「努力の量と結果は比例しません!大切なのは、このタウンやスクールの魅力を、ちゃんと理解してるかでーす!」
それには一理ある。
やがて、彼女達は部屋から去った。俺も部屋を去り、その後、偶然体育館を通る
体育館を通り、何気なく中を覗いてみると、会長が書類を持ちながら踊っていた。
彼女は俺には気付いてないようで、そのまま同じような行動をとっている。
俺はその場を去ろうとしたが、やはりそのまま見続けていた。見とれていたと言われると、やはりそうだろう。少しだったが、素晴らしいものだった。スクールアイドルでもやるべきだろう。
もしくは、以前やっていたとか...。少なくとも素人のものではない。
俺が話してみよう...と思ったが、
「...その必要はなさそうだな。」
既に千歌さんが入っていた。これは彼女達がするべきだろう。俺が手を出しちゃいけない。
―――その後を日の早朝
「...ゴミ拾いめんどいな...。クラ○ワやろ...。」
「お前...ゴミ拾いサボるなよ...。」
「まあ、気持ちはわかるよ...。僕なんて30分しか寝てないし...。」
「だから言っただろ...。海開きの前日にポ○モンするなって...。お前は一回対戦したらその後10回は続くし...。」
そう。今日は海開きである。
海辺のゴミを拾う等をするんだ。勿論、ここにいる俺と帝と俺らの友人の海鳴 白(うみなり はく)も参加のな。
俺等以外にも多くの人達が参加している。知った顔も多い。
「私達、浦の星学院でスクールアイドルをやっているAqoursです!!」
千歌さんの声がした。相変わらず元気だな。
そして、彼女の話から入り、6人で歌った。
―――素晴らしいものだった。
それと同時に、俺は確かに感じた。彼女達がこれからさらに成長し、大きな存在になっていく可能性を...。
いや、可能性じゃない。きっとそうなるだろう。
そして、彼女が最初に言ってたように、ここにいる皆の気持ち、それが形になっただろう。
―――Aqoursはまた一歩、前に踏み出した。
―――その一方で
「奴がか...。少し時間がかかったが、やっと見つけたぜ...。」
うーむ... 今回はあまり面白くなかったと思います。
次回、急展開か!?