魔法少女リリカルなのは~赤い龍のリリカルな物語~リメイク版(凍結)   作:DxD

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無印前
第1話


 みんな久しぶり!一誠だ。今日は最近の特訓の様子をみんなに見てもらおうと思ってる。

 

 『相棒、さっきからぶつぶつと何を言ってるのだ?』

 

 「い、いや、なんでもない」

 

 いけないいけない、聞かれてたみたいだ。

 

 「とりあえず、特訓しようぜ。今日は何するんだ、ドライグ?」

 

 俺の特訓はドライグに考えてもらったメニューを最近はやってるんだ。

 

 『今日は神器の中に潜ってもらう』

 

 「潜ってどうするんだ?」

 

 『今回は俺と模擬戦をしてもらう』

 

 「え!?ま、マジで?」

 

 『マジだ』

 

 まじかよ、ドライグとの模擬戦かよ・・・勝てる気がしねぇよ。

 

 『安心しろ、今の相棒ならオレともいい勝負が出来るはずだ』

 

 「本当か?分かった。なら今日は相手頼むな」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 『それでは始めようか相棒』

 

 そう言ってドライグからも膨大なオーラを感じる。さすが二天龍だな。

 

 「行くぜドライグ!」

 

 俺の左手に籠手が出現する。

 

 「バランス・ブレイク!!」

 

【Welsh Dragon Balance Breaker!!!】

 

 俺の周りから膨大なオーラが溢れだし、それが体に纏われて鎧と化す。

 

 「赤龍帝の鎧《ブーステッドギア・スケイルメイル》!!行くぞドライグ!!」

 

 『来い!相棒』

 

 「こっちから行かせてもらうぜ!」

 

 俺は背中のブースターを吹かし、一気に近づき殴りかかる。

 

 「はあぁぁぁぁ!!!」  

 

 【バゴォォォォォン!!】

 

 『なかなかの威力だが、まだまだ足りん!!』

 

 ドライグの巨大なドラゴンの腕で殴られる!?   

 

 【ドゴォォォン!!!!】     

 

 な、なんて威力だ!?たった一撃なのに体がしびれて……

 

 『どうした相棒?まさかこの程度ではなかろうな?』

 

 【Boost Boost Boost Boost Boost Boost!!】

 

 「くっ、ドラゴンショット!!」

 

 倍加したドラゴンショットだ、これならどうだ!そう思った時、ドライグが口からとてつもない熱量の炎を吐き出してきて、俺のドラゴンショットとぶつかり合い相殺された。

 

 『さすがだな、最初のころとは比べ物にならないほどの威力だったぞ』

 

 「マジかよ、かなり力を込めたのに」

 

 でも、あきらめるもんか!俺は格闘戦に持ち込んだ。

 

 『くっ、ちょこまかと』

 

 「ここだ!!」

 

 【Boost Boost Boost Boost Boost Boost!!】

 

 バゴォォォン!!

 

 『グォォォ!!』

 

 「まだまだだ!!このまま攻め込ませてもらう!」

 

 ドライグの攻撃を避けつつ、倍加した打撃を打ち込んでいく。

 

 『調子に乗るな!!』

 

 !?ドライグのオーラが膨れ上がっていく、倍加か!そしてドライグが口から今までの比にならないほどの火炎を吐いてきた。これは避けきれない!俺はそのままドライグの炎に飲み込まれ、意識が暗転した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 う、う~ん。いてててっ

 

 『大丈夫か、相棒?』

 

 「あ、あぁ、なんとか」

 

 『すまんな、手加減し損ねた。だが強くなったな相棒』

 

 「サンキュウ、でも、まだまださ。もっと強くならないと……」

 

 もっと強く・・・もっと・・・

 

 『あまり根を詰めて無理に鍛えても体を壊すだけだ』

 

 「そう、だな。気を付けるよ。よし!少し休憩したらまた相手頼むな!次こそ負けねぇからな!」

 

 『いい心がけだな。分かった。だが、まだ勝たせるわけにはいかんな相棒』

 

 その後も俺たちは何回も模擬戦を繰り返した。




 皆さんお久しぶりです。今回はイッセーの特訓回を書いてみました。戦闘を書くのは初めてなのでおかしい部分が有るとは思いますが、何かご意見がございましたら、どんどんコメント宜しくお願い致します。リアルが少し忙しいのもあり、投稿はあまりできないですが、それでも読んでくださっている方々の為にも、出来る限り投稿していくつもりです。それでは皆さん、また次回!!

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