魔法少女リリカルなのは~赤い龍のリリカルな物語~リメイク版(凍結)   作:DxD

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 久しぶりにこっちの方を更新しました。なかなかモチベーションが上がらなくて書いていませんでした。申し訳ありませんでした…
 今回の相手はあのVRの作品で有名なあの二刀流使いです!それではお楽しみください!!


お気に入り200人突破記念回4話

 久しぶり!イッセーだ!前回は十六夜と戦ったんだ!

 

 『…相棒、いい加減にその独り言はやめろ』

 

 「いや、俺も気づいたら言ってるんだよ…」

 

 なんだか電波でも受信してるみたいだな…

 

 「そろそろ次に行くぞ?」

 

 「おう!」

 

 次はいったいどんな奴なんだろうな、楽しみだな。

 

 俺が次の奴に対して考えていると、また光が現れた。そこから出てきたのは全身黒で覆われた背中に二本の剣を携えた青年がいた。

 

 「次は剣士が相手か…俺は兵藤一誠。イッセーって呼んでくれ!」

 

 「俺の名前はキリトだ」

 

 「?それって本名じゃないよな?」

 

 キリトは見た感じだと俺と同じ日本人だ。なのにキリトって名前は少しおかしいと思った。

 

 「あぁ、これはプレイヤーネームだ」

 

 「プレーヤーネーム?どういう事だ?」

 

 「俺の世界ではお前たちのような異能を使うやつはいないんだ」

 

 「え、そうなのか?」

 

 「こっちではあるVRゲームがあってそれのアバタ―がこれなんだ」

 

 「へぇ~てかなんでゲームの姿になれてるんだ?ここはゲーム内じゃないのに?」

 

 「それは儂がやったんじゃ。まぁ神様だからとでも思っとけ」

 

 「なんか適当だなぁ。まぁいいや、早速はじめようかキリト!!」

 

 「こっちもいつでもいいぜ!!」

 

 キリトは背中から二色の剣を抜き構え、俺は瞬時に鎧を纏って魔力で二本の剣を作る。以前の俺だったら剣術はからっきしだったけど今の俺は士郎さんや恭也さんに鍛えられたんだ、相手が剣士ならこっちも剣で戦った方がいいだろうからな。

 

 「両者準備は良いな?それでは始め!!」

 

 両者は一斉に飛び出す。

 

 キリトは鎧を纏ってる状態の俺と同等の速さで動いている。いくらゲームのアバタ―とはいえ凄まじい速度だ!

 

 両者が凄まじい速度で衝突する。一瞬拮抗するがパワーにおいてはイッセーの方がはるかに上を行っている為キリトは押されるが、すぐさまイッセーの剣を逸らし反撃する。

 

 「はぁ!!」

 

 キリトの一閃がイッセーの体を切り裂く。

 

 「クッ!?」

 

 キリトの剣はものすごい切れ味で俺の鎧も容易く切り裂かれてしまう。さっきの拮抗した時に魔力の剣じゃすぐに折られてしまうと感じた。それに…

 

 「今ので分かったけど今の段階じゃ幾らあがいても剣の腕では勝てないと分かった。それに俺の剣もキリトのに比べると脆いしな」

 

 「なら降参するか?」

 

 「まさか。剣に関しては籠手の力で一時的にならキリトの剣に拮抗できるくらいには強化できるさ。技術に関しては敵わないなら認識外から攻めればいいだけさ!」

 

 【Boost Boost Boost Boost Boost Boost!!】

 

 俺は倍加をする。体から力が湧きあがってくる。

 

 「今の俺はさっきの軽く64倍だ!」

 

 イッセーは先ほどとは比べ物にならない速さでキリトに接近する。

 

 「な!?は、速すg…」

 

 キリトはあっさりと俺の魔力剣の勢いで吹き飛ぶ。

 

 「……いってぇ~。何とか防御が間に合ったから助かったな」

 

 「あの一瞬で防いだのかよ!?」

 

 キリトが起き上がったと同時に先ほどの倍加が切れる。

 

 「さっきみたいに力を強化されたら抵抗できそうにないからな、もう強化はさせないぞ!」

 

 両者はまたお互いの獲物を構えなおす。そしてまた両者同時に駆け出し剣を交える。キリトは技術で、イッセーは速度とパワーでお互いに勝っている。しかし…

 

 「クソッ、当たんねぇ!?」

 

 確かにイッセーはパワーとスピードはキリトより上だ。しかしキリトは技術を用いてそれらをすべて避け、逸らす。そして隙が出来た時に反撃をする。

 

 「はぁ!!」

 

 「クッ、うおぉぉ!!」

 

 しかしイッセーも負けていない。前世において約1年という短い期間で数々の強敵たちと戦ってきたイッセーはその戦いで培ってきた戦闘勘で避け、反撃する。お互いに相手の剣を避け、反撃をする。その繰り返しだ。

 

 (クソ、何か打開策はないのか!?倍加する暇もないし、一旦離れようとしてもその瞬間切られそうだしな…一か八か、やってみるか)

 

 イッセーはキリトの攻撃を避けることをやめた。

 

 キリトの剣はイッセーの体を捉え、鎧を切り裂き、生身の肉体にも届いた。

 

 「な!?なんで避けないんだ!?」

 

 キリトは動揺して動きが止まった。

 

 「グッ!…ようやく捉えたぞ!!」

 

 俺は逃げようとするキリトの腕をつかみ、限界まで倍加をする。

 

 「放せ!!」

 

 「ようやく掴んだんだ、逃がさねぇよ!!」

 

 俺は手に持ってた魔力剣を消し、全力の拳をキリトに叩き込む!

 

 「ゴハァ!?」

 

 キリトはそのまま吹き飛び何度も地面をバウンドする。そして止まった時にはキリトは気絶していた。

 

 「な、何とか勝てた、のか?」

 

 勝てたと分かった俺はキリトから受けた傷が予想以上に負担になったようで倒れ、気絶した。

 

 「ふむ、どうやら勝負ありのようじゃな。この勝負、兵藤一誠の勝利!」

 

 今回はイッセーの勝ちに終わった。




 いかがでしたか?正直ひさしぶりの戦闘を書いたので自分でも全くダメな気がしました。次回はまた本編の方を書いていきます。(まぁまた期間あいちゃうかもしれないですけどね…)自分的には久しぶりに投稿できて少しすっきりしてますね。

 それではまた次回

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