魔法少女リリカルなのは~赤い龍のリリカルな物語~リメイク版(凍結)   作:DxD

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第20話

 超簡単な前回のあらすじ

 

 なのはと模擬戦をした。イッセーが勝つ。終わり

 

 「いや、簡潔すぎるだろ!?」

 

 『いい加減その独り言はやめろ。突然叫ばれたら心臓に悪い』

 

 「悪かったよ…てかドライグは魂だけなんだから心臓なんてないだろ」

 

 『言葉の綾だ』

 

 俺たちがどうでもいい話をしていると気絶していたなのはが目を覚ます。

 

 「お、やっと目覚ましたか。さっきは悪かったな、やりすぎた」

 

 「気にしなくていいよ。…ってもしかしていまイッセー君の膝で寝てたの!?」

 

 そう、俺となのはの体制はなのはが俺の膝で寝ている、つまり膝枕の状態なのだ。

 

 「地面にそのまま寝かせるのもあれだからな。もしかして俺にされるのは嫌だったか?それならすぐ退くけど」

 

 「別にいやなんかじゃないよ…むしろ役得だったなの」

 

 「なにか言ったか?」

 

 「な、何でもないよ!?」

 

 「そ、そうか…」

 

 「と、ところでそろそろイッセー君について教えて欲しいの!」

 

 「僕も知りたい!」

 

 「そうだな…じゃあ話すけど、結構突拍子もない話だから信じるかどうかは任せるさ」

 

 俺は今までの事をなのはとユーノに語っていく…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 俺は前世でのことをある程度簡潔に話した。

 

 「…これが俺の今までの話だ。信じられないとは思うk「信じるよ」なのは…」

 

 「イッセー君がこんなうそは言わないもん。それにイッセー君少し悲しそうだったから…」

 

 「え?そんなふうに見えたか?」

 

 「うん」

 

 「僕もそんなふうに見えたかな」

 

 なのは、ユーノ…

 

 「信じてくれてありがとうな」

 

 「うん!だって私はイッセー君のこと…」

 

 「俺がなんだって?」

 

 「!?い、いや、なな、にゃんでもないよ!?」

 

 「お、おう。そうか…」

 

 すごい勢いだな。そんなに聞かれたくない事だったのかな…

 

 『ひとついいか?』

 

 「あ、ドラちゃん」

 

 『な!?ド、ドラちゃんだと…』

 

 「うん。ドラちゃんっていいと思って…」

 

 『ま、またドラちゃん…二天龍と呼ばれたこの俺がドラちゃんだと…』

 

 なんかドライグが落ち込んでるんだけど…

 

 「ところでどうしたんだドライグ?」

 

 『あ、あぁそうだった。ユーノ・スクライア』

 

 「なんでしょうか?」

 

 『あぁ。相棒の力は前世での力。この世界の力とは異なるものだ。もし相棒の子の力が露見した場合、どうなる?』

 

 「…確かに前世の事が知られた場合何かに利用しようとする者が近づいてくる可能性はありますね。ですが、ジュエルシードのようなロストロギアと言えばその籠手の事は騙し通せるとは思います」

 

 「そうか、ならよかった」

 

 「ですが、極力人前では使わないようにはした方がいいと思います」

 

 「確かにな。このことはあまり言いふらさないでくれよ?」

 

 「もちろんだよ!誰に、言わないよ!」

 

 「あぁ、そうそう、士郎さんや恭弥さん、それに俺の両親も知ってるから」

 

 「え!?そうだったの!?」

 

 いってなかったがこのことは俺の両親は知っている。なぜ言わなかったかって?それは作者が忘れてただけだ!

 

 『…月村の事は言わないのか?』

 

 ドライグが俺にだけ言ってくる。

 

 (…このことは秘密にしとく契約だ。それにその場合吸血鬼の事も言わないといけなくなる)

 

 『それは悪かったな』

 

 「今日はこの辺で解散しとくか。特訓に模擬戦で疲れただろ」

 

 「別に平気だけど…」

 

 「休むことも特訓の内だ。無理して体を壊したら元も子もないからな」

 

 「わかったなの」

 

 「それじゃあまた明日な!」

 

 「うん!また明日なの!」




 

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