魔法少女リリカルなのは~赤い龍のリリカルな物語~リメイク版(凍結) 作:DxD
前回にフェレットを拾い病院に預けた後、家に帰り自分の部屋でドライグと話していた。
「ドライグは気づいたか?」
『夕方に拾ったフェレットの事か?』
「やっぱり気づいたか。あのフェレットからは魔力を感じた。それにあの時に呼びかけてきたのもあのフェレットだと思う」
『あぁ、間違いなくあれはこちら側の存在だろう』
そう、あのフェレットには魔力が感じられるんだ。しかもあの傷つき方を見るに何か戦闘をしたあとなんだろう。
「…嫌な予感がするな」
『俺も同感だ。何かありそうだな』
俺たちがそう話し合っていると…
「!?な、なんだ、この魔力は!?」
外から突然魔力の波動が伝わってきた。
『これは。相棒、この魔力、あのフェレットがいる病院近くからだ!』
「本当か!?」
いやな予感が当たったか…ん?この魔力は…まさか!?
「この魔力、なのはか!?」
『なに?本当か、相棒?』
「あぁ、間違いない!でもなんでなのはがあそこに?」
「おそらく念話か何かで呼び出されたんだろう。どうする相棒、行くのか?』
そんなの
「そんなの、行くに決まってるだろ!もう何も失わないように、大切な人を守れるように…」
『そうか、ならば手遅れになる前に急ぐぞ!』
「分かった!}
待ってろよ、なのは!
皆さん、お久しぶりです。なのはです。私は今、目を疑うような現場に遭遇しています。
「あなたには魔法の才能が有ります!お願いします助けてください!」
今話かけてきたのは学校帰りに見つけたフェレットです。色々気になる事は有るけど、なんで喋れるの?
「いったいあれはなんなの!?それに魔法って!?君は何者なの!?」
「後でちゃんと説明してあげるからこれ使ってあれと戦ってほしい!」
「これは?」
「これを持って心を落ち着かせて。頭に呪文が浮かんでくるから」
私はフェレットの持つ宝石を受け取る。
これが…それにとても心が安らぐ気がする。…これが呪文なのかな?
「我、使命を受けしm…キャ!?」
「!?あ、危ない!?避けて!?」
私のすぐ目の前に化け物が迫って私の命を刈り取ろうとしている。あぁ…ここまでなのかな、私、まだみんなと一緒にいたいなぁ。それに、まだイッセー君に伝えられてないことがあるのに…助けて。
「助けて!イッセー君!」
私が助けを呼んだとき、
「なのは!」
私の目の前には幼馴染で初恋の人が化け物を殴り飛ばしている光景だった。…って、殴り飛ばした!?
『相棒、もう少しで着くぞ』
「あぁ。それに、デカい魔力の方が暴れてるみたいだ。急ごう!」
俺は自身の魔力と籠手を限界まで使って目的地に向かっていた。
「助けて!イッセー君!」
なのはの声!ッ危ない!
「なのは!」
俺はなのはを襲っていっるやつを全力で殴り飛ばした。
「無事か!なのは!」
「イッセー君?どうしてここに?」
「話はあとだ。それよりも…」
俺は化け物の方に振り向く。
「てめぇ!俺の大事な友達に手ぇ出して、ただで済むと思うなよッ!!」
今回は初めてのジュエルシード戦の直前まで書きました。これ以上は少し長くなりすぎるので、次回に続きます。やっぱりうろ覚えだとセリフとかがあやふやになってしまいますねww。なるべくは原作沿いに進めるつもりです。ただところどころで原作ブレイクがあります。
それではまた次回。