魔法少女リリカルなのは~赤い龍のリリカルな物語~リメイク版(凍結)   作:DxD

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第11話

 「という訳なんで鍛えてくれませんか、士郎さん?」

 

 「え~と?何がという訳なのかな?」

 

 やぁ、イッセーだ!俺は今、士郎さんに鍛えてもらえるように頼み込んでいる。ん?なんでそんなことをしてるのかって?それは前回の続きなるけど、燚焱の炎火を通常時に使えないかってドライグと話し合ったんだけど、その時に最低でも二天龍クラスに至る必要があるうと分かったんだ。そこで、赤龍帝の籠手の能力は倍加だというのが重用だ。今の俺が最大まで倍加してもせいぜい、最上級悪魔クラス、良くて魔王クラスだ。二天龍クラスにはまだまだ届かない。だから基礎能力を上げようと思ったんだ。それで、俺が知る限りでこの世界で最強の士郎さんにお願いしに来たってことだ。

 

 「お願いします。今の俺には必要な事なんです」

 

 「…分かった」

 

 「!?本当ですか!」

 

 「一応君の事情はある程度知ってるからね。」

 

 やったぜ!何とか許可は取れた。

 

 「それで、僕は何を鍛えてあげればいいのかな?」

 

 「基本は体力づくりや体術。それと良かったら剣術も教えてもらいたいですね」

 

 「剣術はどうしてなんだい?」

 

 「剣は一応ですね。前世でも剣を持ってたことがあったので使えるようになれば便利だと思ったんですよ」

 

 「なるほど、そういう事なのか…基礎は教えられるけど、御神の剣術はどうする?もし学ぶと言うならば止めはしないけど、覚悟してもらう事になるよ?」

 

 士郎さんは少しだけ睨みながら言ってくる。

 

 「御神の剣術を学ぶつもりは今の所ありませんので。ただ、基礎だけ教えて欲しいんです」

 

 「分かった。なら特訓は明日からでもいいかな?今日は翠屋が忙しくてね」

 

 「それじゃあ、明日からお願いします。ところで忙しいなら手伝いましょうか?」

 

 「いいのかい?なら厨房で桃子を手伝ってあげてくれないかな?最近一誠君の料理の腕はどんどん上がって今では桃子に匹敵するほどの腕があるからね」

 

 「自分なんかまだまだですよ。学べるところは多くありますし。それじゃあ手伝ってきますね」

 

 

 

 

 

 「師匠」

 

 「あら、イッセー君。ちょうどよかったわ、手伝ってちょうだい!」

 

 「了解です、師匠!」

 

 さて、俺も調理に取り掛かるか!

 

 

 

 

 

 

 

 

 「ありがとうございました~!!」

 

 「一誠君、今日は手伝ってくれて本当に助かったよ。これ、今日のバイト代だよ」

 

 そう言って士郎さんは懐からお金の入った袋を手渡してきた。

 

 これ結構入ってるぞ!?(あくまで幼稚園生にしては、っという話)

 

 「こんなに受け取れませんよ!?」

 

 「これは正当な報酬だよ。今日はかなりの客足だったからね」

 

 「そうよ、イッセー君。イッセー君が居てくれてとても助かったのよ?こういうのは素直に受け取っておきなさい」

 

 「師匠…分かりました。有り難く受け取らせて頂きます」

 

 「それじゃあ、明日から特訓宜しくね、一誠君」

 

 「はい!!よろしくお願いします!!」




 今回は士郎に弟子入り&翠屋お手伝い回でした!あと数話無印前編を書いたら、無印に入って行こうと思います。あと、こんな話をやってみてほしいと言ったリクエストがございましたら、どしどし送ってきてください!!ただし、数や内容によってはすべてのリクエストにこたえられない可能性もございます。あらかじめ、ご了承ください。

 それではまた次回。

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