魔法少女リリカルなのは~赤い龍のリリカルな物語~リメイク版(凍結) 作:DxD
今回はアリサ登場回です。
久しぶり!イッセーだ。今日はさっきまではやての家にいたんだ。それにしても、
「なんか、男友達がいない気がするな・・・」
『確かに、どちらかというと相棒は女の知り合いが多いいな。』
「男の知り合いって士郎さんと恭也さん、あとは近所のおじさんとかしかいないな・・・」
あれ?なんでだろ、なんか泣きたくなってきた・・・
「・・・とりあえず帰るか」
俺の交友関係で落ちこんでるとき、突然俺の目の前で真っ黒な車から厳つい男たちが出てきて俺と同い年くらいの金髪の少女が連れ去られる。
「・・・なぁ、ドライグ。なんか前にもこんなことなかったっけ?」
『あぁ、確かに月村の小娘の時にあったな。』
俺ってこういう誘拐とかと縁があるのかな……
『それで、助けるのか?』
「当たり前だろ、目の前で見てるのにそのままほっとけるわけないだろ!」
『そういうと思って今先ほどの車の現在地を追っている』
「さっすがドライグ。仕事が早いな!それじゃあ案内頼むぜ」
初めまして皆さん。アリサ・バニングスです。私は今現在身代金目的で誘拐されています。
「気分はどうかな、お嬢ちゃん?」
「・・・最悪な気分よ」
「まぁ、身代金さえもらえればお嬢ちゃんにはもう用はないからな」
「旦那ぁ、ヤッチャッテモいいですかい?」
「お前ロリコンかよ。まぁ、別に良いけどよ。ほどほどにしておけよ」
「へへ、それじゃお嬢ちゃん。おじさんと遊ぼうぜ」
「ヒィッ!?」
いやだ!こんなやつに犯されるだなんて。だれか、だれか。
「だれか、たすけて・・・」
「こんなところに誰も助けになんかこれねぇさ。さぁ、たのしmぶげらぁ!?」
・・・ん?いったい何が?私に迫っていた男は突然現れた赤い鎧に殴り飛ばされていた。
「間に合ってよかった」
目の前の鎧から発せられた声は、とても落ち着く優しい声だった。
ここがアジトか。使われなくなった廃ビルか。女の子がどこにいるかは分かるか?
『あぁ、3階の部屋だ』
サンキュー。とりあえず鎧を纏って行くか。あまり正体が知られたらまずいからな。
俺は監視にばれないように静かに鎧をまとった。
よし、行くぞドライグ。殺さずに気絶させるぞ。
自分が出せる最高速で監視に近づく。
「な、なんだ貴さmグハァ!」
「どうした!?貴様!ここで何をsガァ!」
よし!この調子でいくか。
順調に進んでいき、目的の部屋の前についた。
「だれか、たすけて・・・」
!?俺は助けを呼ぶ声を聴いて体が勝手に動き、女の子に迫っていた男を殴り飛ばした。
「間に合ってよかった」
あぁ、良かった。どうやら何ともないみたいだ。
「てめぇ、いってえなにもんだ!?」
「・・・赤龍帝だ」
本当の名前を言う訳にもいけないしな。とりあえず赤龍帝って名乗った。
「さて、お前ら覚悟はあるんだろうな!!」
「待ちたまえ」
こいつがこいつらの親玉か。
「どうだ?ここは見逃してくれないか?その代り分け前をお前にも与えよう」
「ふざけてんのか?」
こいつはここで潰す。こんな屑野郎どもはここでっ!!
「そうか、ならばこれでもくらえ!!」
目の前の男は俺に手榴弾を投げてきた。
ドガァァン
「はははぁ!随分と厳つい鎧を着こんでいるがさすがに手榴弾をまともにくらえばただじゃ済まないだろう!はっははははは・・・は?」
「・・・これで終わりか?なら、もう眠れっ!!」
俺は男が死なない程度に加減して殴った。
「あ、あの。たすけてくれてありがとうございます。あなたはいったい何者なんですか?」
「なに、ただの通りすがりの者さ」
「あの私、アリサ・バニングスと言います」
「そうか、いい名前だな」
ん?遠くから何人か近づいてくる。
「アリサお嬢様!」
「鮫島!」
「御無事で何よりです」
「うん。この人が私を……あれ?いない。」
そこにはすでに誰もいなかった。
いやぁ、何とかなってよかったな。
「それにしてもずいぶん遅くなったな。あれ?そういえば前にも遅くなって何かあったような……あ」
「さて、覚悟はいいでしょうね、イッセー?」
ギャァァァァ!!??
いかがでしたか?相変わらず戦闘描写は下手くそですが、もっとうまく書けるようこれから精進致します。
さて、アリサ回でしたがほかのヒロインと比べ、イッセーの正体は知られてません。アリサは原作開始までは出番はもうありません。
それではまた次回。