魔法少女リリカルなのは~赤い龍のリリカルな物語~リメイク版(凍結) 作:DxD
「ところではやてが良ければ、俺の家に来ないか?父さんに聞けばたぶん断らないと思うけど・・・」
今まで一人でくらしていたんだし家の親はかなりのお人よしだからな、むしろ喜んで受け入れそうだけどな・・・
「・・・そう言ってくれてうれしいんやけど、ここは死んだ両親と一緒に過ごした大事な思い出のある家だから」
「そっか、はやてがいいなら俺からは何も言わないさ。けど何かあったらおれに言えよ。力になってやるからな!それになるべく遊びに来るからさ」
「気遣ってくれてほんまにありがとうなイッセー君」
「なに、気にすんなよ。これからもよろしくな」
「こちらこそ、よろしゅうな」
俺たちは改めて挨拶をし、握手を交わす。
「ところでイッセー君。よかったら今日晩御飯うちで食べてかへん?」
「いいのか?」
「うん、お礼にね!」
「じゃあ、ありがたくいただくよ」
やったぜ!はやてと飯が食えるぜ!まぁ後で家には連絡を入れれば大丈夫だろ。
「よかったら何か手伝うか?俺も料理できるしさ」
「でも、イッセー君はお客さんなんだし・・・」
「ただ飯食わせてもらうのも気が引けるからさ。それに二人で作れば早くできるだろ?」
「う~ん?じゃあ頼んでもええか?」
「おう!任せろ!」
「次、野菜切ってくれる?」
「了解。それにしてもあれだな」
「?どうしたんや?」
「なんだかこうして横に並んで料理してると夫婦みたいだな」
「なぁ!?ふ、夫婦!?な、何いっとるんや!?」
「あぁいや、別に変な意味が有る訳じゃないんだ。もしかして嫌だったか?」
「い、いや。別にそういう訳じゃあないんだけど……むしろ悪くない///」
「と、取り合えず早く作っちまおうぜ!」
「そ、そうやな///」
傍から見たら完全に夫婦だなこれ。(ケッ、リア充爆発しろ!!)
「ご馳走様でした」
「お粗末様でした。どうやった?口に合ったかな?」
「あぁ!すっげぇ旨かったぜ!!いやぁ~、はやてって料理がうまいんだな」
「ありがとな。でもイッセー君も上手やったで!!むしろ私よりもおいしかったし。正直、女子としてかなり複雑なんやけど・・・」
「俺の知り合いの人ですげぇ料理がうまい人がいてその人に教えてもらってるんだ」
「そうなんか、良かったら今度私にも料理教えてくれへんか?」
「あぁ、いつでも教えてやるよ」
「そうだ、私の部屋に来る?」
「え?はやての部屋?」
「部屋には本がたくさんあるし、イッセー君に私のお勧めの本を読んでほしいな思って」
「じゃあ、お願いしようかな」
「これがはやての部屋か。本当にいろんな本があるな」
どの本を読ませてもらおうかなぁ~……ドライグ、起きてるか?
『起きてるぞ』
あそこの鎖でつながれた本。あれからものすごい魔力を感じる。
『あぁ、確かに。それもかなり危険なオーラも感じる』
「なぁはやて、あそこの本ってなんだ?」
「あれか?実は私もよく分からんのよ。物心ついたころからあったから」
嘘をついてる感じもないし、これ以上聞いても意味はなさそうだな。
『その本に関してはこれから少しずつ調べた方が良いだろうな」
あぁ、そうしよう。
「この本なんかどうや?最近私が読んでるシリーズの本なんやけど?」
どうやらお勧めの本ってやつか。
「じゃあその本を借りようかな。持ち帰って読んでもいいか?」
「返すのはいつでもええで」
「ありがとうな。じゃあ今日はそろそろ帰るよ」
「・・・そっか、もう帰るんか」
「まったく、明日もまた来るよ」
「!!うん!また明日ね!イッセー君」
「あぁ、また明日なはやて」
いかがでしたか?最近続きをどうしようか悩んでいます。こんな話を書いてみてほしい等の、リクエストがございましたら、私に出来る範囲ならば、出来る限りこたえられたらなと思います。
それではまた次回。