魔法少女リリカルなのは~赤い龍のリリカルな物語~リメイク版(凍結) 作:DxD
「ん~~っと、今日の修行はここまでにしとくか」
『そうだな。今日は午後が余ってるが、何かすることでもあるのか?』
「そうだな、今日は図書館にでも行こうかな」
まぁちょうど暇だったからいいか。
「へぇ、結構広くていろんな本が有るんだな」
今俺は海鳴市でも有名な図書館に来ている。
「あれ?あそこの車いすの子、本が高くて取れないみたいだな」
俺は車いすの子に近づいて欲しがっている本を取ってあげた。
「この本でいいかな?」
初めまして、八神はやてです。私は今よく利用している図書館に来ています。両親が他界してから私はいつも一人。だけど親戚のおじさんのおかげで生活は何とかなってる。
「う~ん、あともうちょいなんやけど、届かへんな」
私が高いところの本が取れないでいると、
「この本でいいかな?」
そういって見知らぬ私と同い年くらいの男の子が本を取ってくれました。
「この本でいいんだよな?」
俺は取った本を女の子に渡す。
「あ、おおきにな!」
「俺は兵藤一誠。イッセーってよく呼ばれてる」
「私は八神はやてゆうんや。よろしゅうな!」
「関西弁か?」
「別に関西人ではないんやけど、昔からの癖なんや」
「そうなんだ」
「さっきのお礼がしたいんやけど、なんかない?」
「じゃあ、俺と友達になってくれよ」
「そんなことでええんか?」
そんなことってはやては誰が見てもかわいいし、むしろ友達になれるなら俺もうれしいしな」
「そ、そんな。か、かわいいだなんて///////」
「あれ?もしかして声に出てたか?」
「別に私は気にしてないで……。むしろうれしかった。」
「何か言ったか?」
「い、いや何にも言ってへんで。良かったらこの後家に来ない?」
「はやての家にか?普通会ったばっかりの奴を家に上げようと思うか?」
「私これでも人を見る目はあるんやで。それに私達友達やろ?」
「確かにそうだな。じゃあお邪魔させてもらうよ」
うぉぉぉぉぉぉぉ!!まさか女の子の家に誘われるだなんて超嬉しいぜ!
「ついたで」
ここがはやての家か。
「遠慮せんで上がってな」
「お邪魔します」
この世界に転生してからは女の子の家に入るのは何気に初めてだな。
「そういえばご両親はいないのか?」
「・・・私の親は昔に事故でもう……」
「そっか、ごめん。無神経すぎた」
「気にしなくてええで。今はもうこの生活も慣れてるから」
俺は悲しそうに言うはやてが見ていられなく、抱きしめた。
「もうはやては一人じゃないさ。これからは俺がいるから。さびしくならないよう俺が一緒にいてやる!」
「いいんか?一緒にいてくれるん?嘘じゃない?」
「あぁ、嘘なんかじゃないさ」
「……ありがとう。イッセー君///」
今度はちゃんとできたはずです。何か気になった点やおかしい部分などがあればどんどんおっしゃって下さい。
それではまた次回。