魔法少女リリカルなのは~赤い龍のリリカルな物語~リメイク版(凍結)   作:DxD

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第3話

 俺は今、公園であったなのはという同い年くらいの女の子といる。理由?それは前回の第二話を見てくれ、冗談です、はい。ちゃんと説明させてもらいます。

 

 前回のあらすじ

 

 俺は町を散策してたらその帰り道で公園を通った時に一人さびしそうにしてる少女、なのはと出会った。そこでなのはの家の事情を聞いてなのはと一緒に直接なのはの家族に本心を伝えに行くところなんだ。

 

 っと状況説明はこんなところでいいかな?そろそろ着くみたいだしな。

 

 『最近独り言が多いぞ、相棒』

 

 やっべ、また聞かれてたみたいだな。

 

 「ここが私のおうちだよ」

 

 どうやらもう着いたみたいだな。

 

 ピンポ~ン

 

 「は~い」

 

 ガチャ

 

 「あら、なのはお帰りなさい。ところで隣の子はお友達?」

 

 「うん、名前は……あ、そういえば名前を聞いてなかったの!」

 

 ・・・そういえばそうだったな。

 

 「初めまして、兵藤一誠です」

 

「私は高町なのは。なのはって呼んで!」

 

 「じゃあ俺の事もイッセーでいいぞ!」

 

 それにしても目の前の人はずいぶん若いな。なのはのお姉さんかな?

 

 「私は高町桃子。なのはの母です」

 

 「・・・え?」

 

 は、母親~!?ま、マジかよ、若すぎるだろ!?

 

 「一誠君?」

 

 「っとそうだった。桃子さん、なのはから話があるんです」

 

 「あら、なに?なのは」

 

 「あ、あのね……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「そうだったのね。ごめんなさい、なのは。今まで気づいてあげられなくて……」

 

 桃子さんはなのはの前にしゃがみ、抱きしめた。

 

 「これからは、ちゃんとなのはを一人にはしないか。」

 

 「お母さん……」

 

 ガチャ

 

 「ただいま~」

 

 「お帰りなさい。美由紀、恭弥」

 

 どうやらなのはの兄弟が帰って来たみたいだな。

 

 「ただいま母さん。君は誰かな?」

 

 「あ、初めまして。今日なのはと友達になった兵藤一誠です」

 

 「そうか。ところで何かあったのか、母さん、なのは?」

 

 「今までなのはのことを蔑ろにしすぎていたことに気付かされてね、これからはもっとなのはに構ってあげないと」

 

 「・・・確かに、俺も父さんの代わりに家族を守ると誓ってながら、俺はその守るべき家族をちゃんと見れていなかったな。」

 

 「私も、なのはの事、最近あまりかまってあげられてなかったかも」

 

 「なら、これからは家族の時間を大切にしてあげてください。そのために今日は伺ったんですから」

 

 「そうだったのか、わざわざすまないな。それとありがとう」

 

 「ありがとうねイッセー君!」

 

 良かった、どうやらもう問題なさそうだな。

 

 「じゃあ、俺はこの辺で失礼します」

 

 「今日はありがとうね。それと今度お礼をしたいからよかったら私たちが営んでる翠屋って名前の喫茶店が有るから、良かったらいつでも来てね」

 

 「はい!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「なのは、もしかしてイッセー君に惚れた?」

 

 「にゃ、にゃに言ってるのお母さん!?」

 

 「なに!幾ら恩人でもなのははやらんぞ!!」

 

 なのははこの時、まだ自分の気持ちを把握出来てはいなかったが、それはいずれ分かることだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「それにしても何とかなってよかったな!!」

 

 『ところで相棒』

 

 「どうしたドライグ?」

 

 『今何時かわかってるか?』

 

 「そりゃ20時だけ、ど……あ」

 

 「イッセー?今までどこに行ってたのかな?こんな遅い時間まで?」

 

 あ、終わった。

 

 

 

 

 

 

 ギャアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ。

 

 その日、夜の街に少年の声が響き渡った。




 はい、今回は高町家の和解の回です。いかかでしたか?今回はそこそこいい出来じゃないかなぁ~とは思ってるのですが。もちろんほかの方々と比べるとまだまだですが。それではまた次回。

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