魔法少女リリカルなのは~赤い龍のリリカルな物語~リメイク版(凍結) 作:DxD
それとすごく今更ですが、イッセーを転生させた女神さまの名前を出させて頂きました。ネーミングセンスはないですが、自分なりに考えて名前を付けました。ただ、もし何か他にいい名前がありましたらコメントなどで教えてください。集まった名前からよさそうなものを採用させて頂きたいと思います。名前の由来は後書きに書きます。
それでは200人記念回お楽しみにしてください!
お気に入り200人突破記念回1話
「よし!今日はここまでだな!」
オッス!イッセーだ!今日もいつもの特訓も終わったところだ。
『お疲れ様、相棒』
「あぁ、サンキュー。ドライグもお疲れ様」
ドライグに感謝と労いの言葉を投げかけた時、突如俺の立っている位置に謎の穴が現れる。
「な、なんだこれ!?」
『とにかく急いで離れるんだ相棒!!』
俺は瞬時に鎧を纏って脱出をはかるがまったくと言っていいほど離れられずにいる。
「くっ!?ぬ、抜け出せない!う、うわぁぁぁぁ!!!!」
そのまま穴に飲み込まれた俺は意識が暗転した…
う、うぅ~ん?こ、ここはどこだ?俺は確か…
「目が覚めたかな?」
「!?誰だ!」
「私は神だ!!」
今目の前の男は神と名乗ったのか…この腰に布一枚巻いただけの変質者(変態?)がか!?
「おい、今おぬし儂の姿を見て変なことを考えたじゃろ?」
ば、ばれてる…でも集中してみると確かにこの男性からは強い神性を感じる。この人、いや神様はおそらくオーディンの爺さんよりも強いかもしれない…
「なぁ、ここはいったいどこなんだ?ここって明らかに俺のいた世界とは違う所だよな。もしかしてあんたが呼んだのか?だとしたら何のために?」
「一度に質問をするな。確かにおぬしを呼んだのは儂じゃ。勝手に呼んだことは謝る。ただおぬしの事はコンパより聞いておったのでな、一度会ってみたいと思っとったのじゃ」
コンパとは俺の事を転生させてくれた女神の事だ。
「コンパの事を知ってるのかじいさん?」
「うむ!あやつとは旧知の中での。あやつの事を鍛えてたこともあるんじゃ」
「え!?コンパの師匠!?」
「うむ、今ではあやつは神の中でもおそらく十本の指には入るのではないか?」
こ、コンパってそんなに強かったんだ…確かに静かながら濃密なオーラを感じたけど…
「コンパはおぬしの話ばっかりするもんで、しかもとっても強いというもんだからの。一度その強さを見せてほしいと思ったのだ」
「そういう事ならいいぞ。それでどうすればいいんだ?爺さんと戦えばいいのか?」
「まぁ、落ち着け。おぬしは実際に異世界が存在することは体感しとるじゃろ?そこで異世界の戦士たちと戦ってもらおうと思う」
い、異世界の戦士!?
「マジで!?」
「マジだ。しかも全員とてつもなく強いぞ。分かりやすく言うなら全員魔王クラス以上は有るぞ」
「ま、魔王クラス…」
「しかしおぬしはそれ以上の神クラスは有るじゃろ?」
まぁ、それは龍神化を使えばの話だけどな…今はまだ完全に扱えるだけの域には達して無いんだよな…
『それでも今の相棒は魔王クラスは有るぞ』
「うぉ!?ドライグいたのか!?』
『ひどくないか相棒!?というか以前にもこんなことなかったか!?』
「わ、わりぃ。喋ってなかったからつい忘れちまった…」
『ぐすっ、そろそろ本格的に泣いてしまうぞ…』
や、やばい。ドライグの精神状態が最近だんだん弱くなってきてる気がする…
「…もういいかの?」
「あ」
「もういい。それで戦ってくれるのか?」
そんなの決まってるさ。だろ?ドライグ。
『あぁ、答えは決まってるさ』
「『その勝負、受けて立つ!!』」
「そういうと思っとったぞ!!もうすでに戦士は呼んどる。まぁ今回はちと長くなったから試合は次回からの」
「『いや、メタすぎるわ(ぞ)!?』」
いかがでしたか?少しコント的な要素を入れてみました。自分的には今までに比べてよくできたと思うんですが…それと女神であるコンパは慈愛の英語読みのCompassionの最初の部分のコンパと発音する部分から取ってみました!女神さまにコンパってどうなのかなとは思ったんですけど自分にはこれが現時点での限界です。他の作者様のセンスがうらやましいです!!前書きでも言いましたが、もし皆さんがこれがいいと言ったコンパに変わる名前がありましたら、是非とも使わせて頂きたいと思ってます。みなさん、何卒よろしくお願いします!
今後暫くはこの記念回が書き終わるまでは本編はいったんストップさせて頂こうと思います。本編の方を楽しみにしていただいている方々、誠に申し訳ありません。ですが、その分記念回は面白おかしく、時にシリアスっぽくやって行こうと思います!
それではまた次回