まっしろレポートとふたつの炎   作:アリィ

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ようやく4章、おつきみ山編が終了です。
ロケット団を退けたスゥ達。
滅茶苦茶になった花咲く広場を見る彼ら。
そんな時、ピッピ達が・・・



Report4-12 [満月の夜・輪になって]

「あーあ・・・、せっかく綺麗な場所だったのに滅茶苦茶になっちゃったわね・・・」

 

ツルハは悲しそうな表情で広場を見渡して呟いた。

 

ロケット団達の攻撃、それに応戦したスゥ達の行動、

そして怯えたピッピ達が発動した「地震」と「竜星群」。

それらの影響で広場は無残な姿となっていた。

 

ステージのように設置されていた、形の整った大きな一枚岩にはクレーターが多数。

そして月明かりに反射し、白く輝いていた花は散り散りに。

そんな状態の広場を見てスゥ達も落ち込んでいた。

 

「謝って済む事じゃないけど、ピッピ達に謝らないとな・・・

みんなにとって大事な場所なんだろうし・・・」

スゥは呟く。

 

「んにぃ、でもピッピの言葉が分からないもんねー。

どうしよう・・・?」

ピコも頭を抱えている。

 

「・・・伝わらないかもしれないけど、行こうよみんな!

気持ちだけならもしかしたら・・・」

 

ファルナがそう皆に提案する。

 

元はと言えば、ロケット団が今回のような悪事を考えなければ

こんな事にはなっていなかった。

しかし、応戦したファルナの火炎放射、ピコの電気ショック、

そしてこの場を炎の灯る脚で駆け回ったメルティ。

ピッピ達を助ける為とはいえ、彼らが『何もしなかった』と言えば嘘になる。

 

スゥはファルナの言葉を受けて、まずはピッピ達に話をしてみようと考えた。

彼らは力を使い果たして動けないピッピ達の元へ歩みを進めた。

 

近寄ってきたスゥ達に、一斉に顔を向けてくるピッピ達。

特に怯えた表情は見られない。

 

「※※☆△・・・?」

「○●●○☆!」

 

何かを話しかけてくるピッピ達。

その表情は、何かをスゥ達に問いかけている様子だった。

 

「・・・?ねぇスゥ、ピッピさん達、何か聞いてきてるよ?」

 

彼らの意図に気付いたファルナがスゥに伝えた。

 

「聞いてきてる?

・・・何だろう、やっぱり何も分からないなあ・・・」

 

スゥは何一つ言葉が分からない状態で、どう対応しようも無い様子。

ピッピ達の言葉を聞いても分からない以上、とりあえず自分から話しかけてみることにした。

 

「みんな、ごめんな。

怖い思いしたよな・・・せっかく楽しくダンスするために集まってたのに。

それと、みんなの広場も滅茶苦茶にしてしまって、

本当にごめん!」

スゥは言葉が伝わらなくてもいいから、頭を深く下げることで

彼らに謝罪の意識を示した。

 

ファルナ達もそれに続き、頭を下げていく。

そんな彼らを見ていたピッピ達。

 

その中の1人が、スゥ達の方向に指を向けた。

・・・正確には、彼らの後ろの『大きな一枚岩』に。

 

「※※☆★△!」

 

1人のピッピは、スゥ達の頭上を飛び越えて後ろに回った。

そして再度スゥ達の方を向き直し、小さな手で招いているような動きをした。

 

「こっちに来て!・・・って言ってるんでしょうか?」

 

メルティは首を傾げながら推測する。

そう言っている間にも、ピッピはピョンピョンと小刻みに跳ねながら

一枚岩の方へ向かっていった。

 

「とりあえず付いて行ってみましょ!」

ツルハは皆を急かしてピッピに付いていくように促した。

 

一枚岩の上に立っているピッピ。

彼か彼女か、容姿からはっきりと断定出来ないが、恐らく女の子であろう。

彼女が笑顔で指差す場所、それは『竜星群』の衝撃によりクレーター状に抉れた部分。

スゥ達はその場所を覗き込んでみた。

 

・・・そこには、白色に淡く輝く『石の欠片』が複数埋まっていた。

その石は、月明かりに反射して光っている訳では無さそうだった。

よく見てみると、明らかに石が自らぼんやりと発光していた。

 

スゥは、もしかしたら・・・と思い、ツルハに尋ねた。

 

「ツルハ、ひょっとしてこの石が・・・」

 

彼の言葉を受け、ツルハは目を見開いて答える。

 

「ええ、そうよ!

 これこそが『月の石』よ!

 綺麗・・・!

そうか、この大きな岩そのものが『月の石』の塊だったのね・・・」

 

スゥの推測は正しかったようだ。

二人がそう話している間に、ピッピは『月の石』を小さな手に取っていた。

それをスゥとツルハに1つずつ手渡す。

 

二人は顔を見合わせ、ツルハが興奮気味にピッピに尋ねた。

 

「これ・・・もしかして私達にくれるの!?」

 

「※※★!」

 

ピッピは言葉を発し、二人に頭を縦に振って見せた。

 

「くれる・・・っていう事なのかな?

 ありがとう、ピッピ!」

 

スゥはピッピに笑顔を向け、月の石を受け取った。

ツルハは月の石を満月に向け、石の綺麗さに見惚れてボーっとしている。

 

二人が月の石を受け取った事を確かめたピッピは、

もう一つクレーターから月の石を手に取った。

そしてステージの中心に立ち、

月の石を空に掲げて大きな声で言葉を出す。

 

 

 

「☆★☆☆☆ー!!」

 

 

 

満月の光を受けて一層輝きを強めていく月の石。

そしてピッピの体までも、石と同じように輝く。

 

その光はどんどん強さを増し、スゥ達の目が眩む程となる。

 

・・・しばらく目を開けられなかったスゥ達。

彼らが目を開けられた時には、先ほどまで目の前に居たピッピの姿が変化していた。

 

 

_________________________________________

 

二回り程大きくなった体。

身に纏っていた衣装も一層美しいものに変化している。

桃色に透ける衣は、月明りに透けて虹色の模様を浮かべていた。

ピッピ達が背に生やしていた羽も僅かに大きな物になっていた。

 

スゥは彼女に図鑑のカメラを向けてみた。

そこに記載されていた名称は「ピッピ」ではなかった。

 

「・・・『ピクシー』・・・?

 まさか、月の石で進化したのか!?」

 

スゥの言葉にファルナ達も驚いていた。

 

「進化したの!?

 月の石って、ポケモンが進化する力を持ってるんだ・・・!」

 

ファルナが発した言葉に、『ピクシー』は返事をする。

 

 

 

 

 

(ポケモンみんなが『これ』で進化出来るわけじゃないけどね♪)

 

 

 

 

 

「なっ・・・!?」

 

「こ、この子の言葉・・・!

 直接頭に入ってくる・・・!」

 

スゥ達は、『ピクシー』から発せられた言葉が

自分達に理解出来る言語である事に驚いた。

しかしそれ以上に、その言葉が『彼女の口』から発せられたものではない事への

驚きの方が大きかった。

 

ピクシーは続けてスゥ達全員に言葉を送る。

 

(えっへっへ、驚いた~?

 今はね、『念力』であなた達に私の思いを直接伝えてるの!

 これなら言語の違いは関係無いからね♪)

 

スゥ達はピクシーが伝えてくる意味は理解出来たが、

『念力』で耳を通さず言葉が頭の中に入ってくる感覚に

中々慣れない様子。

 

「ピクシー、あなたの言葉は伝わってくるわ。

 でも、私達の言葉はあなたに伝わってるの?」

 

ツルハは戸惑いながらピクシーに話しかける。

ピクシーは彼女の疑問に答えつつ、スゥ達全員に伝える。

 

(ピッピの時から、あなた達の言葉は分かってたわよ。

 強い念力が使えなかったから、返事は出来なかったけどね。

 だから、あなた達の事はみんな分かってるわ。

 ・・・

 あの黒い人達から私達を助けてくれようとしたことも、

 この場所を滅茶苦茶にした事を悪いと思ってる事もね。)

 

彼女が伝えてくる思念を受けて、ファルナはすまなさそうな顔で

ピクシーに改めて謝ろうとした。

 

「ピクシーさん、ピッピさん達も・・・本当にごめんなさい!

 綺麗なお花畑だったのに、私が炎で・・・」

 

彼女がそう言いかけた途端、ピクシーは再び念力を皆に送る。

 

(だーいじょーぶ!!

 もう分かったわよ、みんな気にしすぎー!

 大体、謝るのはこっちの方よ。

 みんなを危ない目に合わせちゃったんだから。

 それに、あなた達のお陰で助かったんだしね。

 さっき二人にあげた『月の石』は、私からの感謝の気持ちよ!

 私だけじゃなくて、みんなも感謝したいと思ってるわ。)

 

そう思念を送った後、ピクシーは口を開いて大きな声で言葉を発した。

 

「※★☆★☆△~~!!」

 

やはり進化してもスゥ達には聞こえない言語。

ピクシーはピッピ達の方に向かって何かを伝えたようだ。

 

彼女の言葉を受けて、ピッピ達はピクシーの立つ一枚岩の周りに集まってきた。

 

そして円を描くように整列し、各々が手を繋いだ。

そしてスゥ達に向かって、一斉にお辞儀をする。

 

(ほらね、みんなあなた達に『ありがとう』って言ってるわ。

 怒ってなんかないわよ。)

 

ピッピ達の意志が確かめられて安心したスゥ達。

ピクシーはスゥ達がほっとした顔をしたのを確かめると、

悪戯な顔をして彼らに伝える。

 

(ちょっと見てごらんなさい♪

 私達が集まれば、こんなことも出来るのよ~)

 

彼女がそう思念を伝えると、ピクシーを中心にして、

周囲のピッピ達が円を保ったままクルクルと回り始めた。

 

不思議なリズムで声を出しながら、ひたすら回り続ける彼ら。

するとピッピ達の作る円陣が輝きだし、その円状の光が

中心のピクシーの元へと収束していく。

 

ピクシーは光を指に集めて空高く掲げ、その指を振り始めた。

 

指を振る動作を見たスゥ達は、先の恐ろしい目に遭った事を思い出して身構えた。

 

(・・・大丈夫、怖い事は起きないから。

 みんな、よーく見てなさいね!)

 

そう伝えたピクシーの指がひときわ明るく輝いた時、

スゥ達が自分達の見間違えでは無いかと思う事が起きた。

 

 

 

 

・・・夜空に浮かぶ満月が、僅かに明るさを増していたのだ。

 

 

 

 

その月明りが広場をスポットライトのように照らした。

 

そして起こり始めた変化に、真っ先にピコとエコーが気付いた。

 

「あーっ!!花が!

 みんな、花が咲き始めたよ!!」

 

「キキッ、ホントだ!それに、体が何だか元気になってくる・・・」

 

その月明りは、散り散りになっていた花を咲かせ、

ロケット団達との戦いで疲れたスゥ達を癒していた。

 

「あっ、体の傷が消えていってる・・・!」

 

スゥとツルハは、洞穴の中を進む中で出来た擦り傷や

打ち身の跡が消えていくのを見て驚いていた。

 

そうしている内にも、周囲の花は一面に咲き誇り

再び元の美しい花畑に戻っていた。

 

スゥ達は自分の身に起きた不思議な現象に、

しばらく開いた口が塞がらなかった。

 

ピクシーはひとしきり儀式が終わった後、スゥ達に伝える。

 

(これがみんなからの『お礼』!

 『月の光』って言ってね、私達は月明りを癒しの力に変えることができるの。

 こういう満月の夜なら、私達の癒しの力はこれ程にもなるの。

 すごいでしょ~♪)

 

スゥ達は各々の疲労を癒して貰った事について

ピクシーとピッピ達に感謝を告げた。

 

彼らが元気になった様子を見て、ピクシーは満足そうな顔を浮かべた。

 

そして歯を見せて笑顔を作り、ひと際強い『念力』でスゥ達に伝えた。

 

 

 

(さーてみんな!元気になったでしょ!

 お花畑も元通りになったことだし、

 私達と踊りましょう♪)

 

 

 

 

スゥ達はピクシーの誘いに、皆で顔を見合わせて笑顔で答えた。

 

『喜んで!』

 

_________________________________

 

スゥ達は、彼らのダンスに入る前にどんな踊り方をするか少しの時間眺めていた。

 

ピッピ達のダンスは、それほど難しい踊りでは無かった。

ピッ、ピッ、のリズムで各々が体をその場でクルッと2回転し、

3回目のピッという拍子でジャンプをする。

その動きをピクシーを中心にして、円陣を組んで行う。

 

ジャンプした後は、各々が時計回りに少し歩みを進め、

再び先の動きを繰り返す。

 

そんな規則正しい踊り方であった。

 

『ピッ、ピッ、ピーッ!』

 

『ピッ、ピッ、ピーッ!』

 

白く輝く花畑の中、大きな一枚岩の上で

タイミングを合わせて楽しそうにしているピッピ達。

ピッピ達の出す合図が『ピッピッ』と聞こえる。

恐らくその言葉も、何か意味がある合図なのであろう。

彼らの種族が『ピッピ』と呼ばれる由縁は、この踊りの声から来るものなのかと

スゥ達は納得していた。

 

中心に立つピクシーは、歌を歌っている。

口から発する歌なので、やはり何を言っているのか分からないが

その音色はスゥ達にとってとても心地良いものであった。

 

 

そろそろスゥ達は彼らのダンスの要領が分かってきた所。

そんな中、ツルハは目を輝かせながら体を震わせていた。

 

「はあああーっ、もう可愛すぎるわぁ!!

 ピッピ達と一緒に踊れるなんて、夢みたい・・・!

 スゥ、私は先に踊るわよ!

 ほらエコー、一緒に行こ!」

 

ツルハはエコーを抱きかかえたまま、

居ても立っても居られないという勢いでピッピ達の輪に入っていく。

 

「キキッ!!ツルハ、行こ行こ!」

 

それに釣られるように、ピコもスゥに言う。

 

「スゥにぃ!ボク達も行こうよ!

 一緒に踊ろう!!」

 

そう言った彼の手を、メルティが引いていた。

彼女は口元に指を立てて、ピコに耳打ちする。

 

「ピコくんは、私と一緒に踊りましょう!

 ・・・ねっ♪」

 

彼女の言葉に、ピコはピンと耳を立てて、言わんとする事が分かった様子。

 

「にひひ、そうだね♪

 そんじゃあスゥにぃ、ファルねぇ、先に行ってるよ!」

 

「お先に楽しんでますね!」

 

そう言って二人は輪の中に入って踊り始めた。

 

残されたスゥとファルナ。

スゥは彼女の顔を照れた表情で見ながら、

そっと手を差し出して言う。

 

「・・・あの、ファルナ。

 俺と一緒に踊ってくれないかな・・・?」

 

ファルナは差し出された手と、スゥの顔を見ていた。

そして顔を赤くしつつも、その手に自分の手を重ね、

満面の笑顔で答えた。

 

 

 

「えへへ・・・はい!喜んで!」

 

 

 

ファルナの手を引いて、皆の踊りに加わるスゥ。

単純な踊りであったが、ピクシーの歌とピッピ達の掛け声が

綺麗なメロディーとなり、それに合わせて踊る事がとても楽しい様子。

 

踊る中、スゥは隣で楽しそうに踊るファルナに話しかける。

 

「ファルナ」

 

「どうしたの?スゥ。」

 

 

クルッと回りながら、途切れ途切れに話す二人。

 

 

「ありがとうな」

 

「えぅ?」

 

「いつも俺たちを助けてくれて。」

 

「ふふ、どういたしまして♪

 私こそ、ありがとう。」

 

「うん?」

 

「いつも私達のことを大事にしてくれて。」

 

「あはは、どういたしまして。」

 

「私ね、スゥの事もっと・・・」

 

「ん?」

 

「大好きになっちゃった!」

 

「は、恥ずかしいってファルナ!」

 

「えへへ、だって・・・」

 

 

ファルナが何か続きを言いかけた途端、

中心でピクシーが歌いながら『念力』で皆に伝える。

 

 

(さあ、楽しいダンスもそろそろおしまいだよー!

 最後はみんな、思いっきり跳んでね!!)

 

 

ピッ、ピッ・・・のリズムで皆が2回まわる。

そして、最後の一声はひと際大きな掛け声で締められる。

 

『ピーッ!!』

 

その掛け声で、皆が一斉に大きくジャンプする。

 

その直後に大きな歓声が起きた。

歓声が起きた理由。それは・・・

 

 

・・・メルティが月に届くかと見紛う程に

空高くジャンプしていたからだ。

皆が彼女の方を見上げ、盛大な拍手を送っている。

 

 

 

   

         「"月色"は夜を照らす月の色。優しく闇を晴らす白銀の色。」

 

      ロケット団員、ダイチからM-プロトの悪夢を見せ続けられていたメルティ。

            そんな彼女をスゥ達は暖かく迎え入れた。

       M-プロトの脅威から解放されただけではなく、ダイチの駆るシュガーを

              新たな技、『火炎車』で打ち破った彼女。

        

  

           メルティの体が弓形に反って満月に照らされる。

          彼女は心地良さそうな表情で、その月を眺めていた。

 

         スゥ達と出会え、自分の持つ力に自信を取り戻せた彼女は

             これからの旅に思いを馳せ、笑っていた。

 

 

 

そんな彼女の姿をスゥとファルナは手を繋いで見ている。

 

「そうだ、ファルナ・・・さっき何て言いかけてたんだ?」

 

「えへへ・・・

 スゥをもっと好きになった理由?」

 

スゥは熱くなった頬を指で掻きながら彼女に頷く。

ファルナも同じく赤くしながら優しい笑顔で答えた。

 

 

 

「スゥは、みんなを笑顔にしてくれるからだよ♪」

 

 

 

二人の恋路もまだ始まったばかり。

楽しい事ばかりではなく、悩みぶつかる事も少なからず有るだろう。

しかしそんな時も、乗り切る事が出来ると二人は互いに信じている。

 

彼らが、そして彼らを、大切に思う仲間達が見守っているから。

 

 

 

~ まっ白レポートとふたつの炎 ~

 

 第4章 おつきみ山編[解放] 終

 

 

 




『第4章~おつきみ山編あとがき』
第4章まで見て頂き、本当にありがとうございました。
4章は新しい仲間、ポニータのメルティが主役のお話でした。
スゥ達が協力して、自信と笑顔を取り戻したメルティ。
新しい戦力が増えた事と、スゥとファルナの関係が一歩進んだことで
次章ではまた一層賑やかになります。
新章という事で、次回投稿までの出足が悪いと思いますが、
またお付き合い頂けたら幸いです。

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