東方紅魔姉妹   作:若止異

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37話:みんなで遊ぼう

「楽しみだな~」

「………」

「お友達が4人も来る~」

「………」

「みんな早く来ないかな~?」

「……ねぇフラン?」

「なに?」

「お友達を待つのはいいけど、どうしておr…私の上にいるの?」

「え~だってみんな来るまで暇なんだもん」

「だからってわざわざ…ねぇ?」

「でもお姉様はあたしを退けないよね。影の腕を使えばあたしを退けることを出来るもん」

「いたいことろを……」

「~♪」

 

『フランちゃーん!』

 

「来たー!」

 

 

 

~玄関~

 

「あ!フランちゃん!」

「チルノちゃんに大ちゃん、ルーミアちゃん。入って入って~」

「フランお嬢様のお客様でしたか」

「昨日いっぱいお友達が出来たから遊ぶの!」

「それはよかったですね」

「うん!」

「おじゃましまーす」

 

 

 

~イリスの部屋~

 

「……お茶どうぞ、お菓子も」

「ありがとう」

「おいしーのだー」 パクパク

「ありがとうございます。美味しいです」

「あのさ、なんで私の部屋?」

「え?だってここにいたらお姉様もいるから」

「………そう…」

「フランちゃんはお姉ちゃんのことが大好きなんだね」

「うん!」

「ん~♡」 パクパク

「ルーミア食べてばっかりだよ?」

「ねえねえフランちゃん、何する?」

「トランプとか色々あるよ」

「トランプって?やってみたい!」

 

カクカクシカジカ

 

「じゃあ配るねー」

「わ~それすごい」

「え?シャッフルのこと?」

「うん」

「(前世に頃はみんな出来たんだけどな~私だけ出来なくて練習したな~)」

「やるのだー」

「あれ?お菓子食べてたんじゃ…?」

「満足なのだー」

「配りおわったよー」

 

「ん~これは……」 サッ

「ここかな……?やべ」 サッ

「イリスさん声に出てますよ」 サッ

「あ……しまった」

「これは怖いな~」 サッ

「そういえばこいしちゃんは?」 サッ

「たしかにまだ来てないね~」 サッ

「こいしちゃん?」 サッ

「もう一人来るのか?」 サッ

「そっか、まだ知らないもんね」 サッ

「早く会いたいね~」 サッ

「どっちだ?よっ、あがり~」

「あ、お姉様早い、あたしはまだ4枚なのに」

「やったーおわりなのだー」

「あたしも」

「大ちゃんとルーミアちゃんも……ということは」

「フランちゃん、どっちかな?」

「ん~~………」

 

コンコン

「フランお嬢様、もう一人来ました。今門に」

「私が行くよ、今フランは悩んでいるからね」

「分かりました」

 

 

 

~玄関~

 

「来た来た……あれ?」

「お姉ちゃんも連れて来たよー」

「突然ごめんなさい」

「いいや全然いいよ。フラン達は先に遊んでいるから」

「わーい」

「お邪魔します」

 

 

 

~イリスの部屋~

 

「こっちだーー!やったーー!」

「負けたー!」

「ずいぶん盛り上がっているわね」

「そうみたいだね!」

「フランちゃーん来たよー!」 バン

「あ!こいしちゃん!」

「突っ込んでったなぁ……とりあえずそこに座って」

「ありがとう。こいしがみんなと仲良くやってて良かった」

「保護者だね」

「私から見たらイリスもだけど?」

「そうかな?」

「まぁお互い可愛い妹を持ったわね」

「激しく同意するよ」

「ほら!お姉ちゃんもやろ!トランプ!」

「イリスお姉様も!」

「私もやるの?」

「多い方が楽しいからね。でもサードアイはだめだよ?」

「分かってるわ」

 

 

「またトランプでもする?」

「それはもういいかな~」

「私はお菓子を作ってくるから先にやってて」

「わかった~」

 

 

「これだけ作ったら大丈夫かな?でもルーミアちゃんたくさん食べてたからな~……できたよ~……え?」

「アハハハハ!もうやめて!ハハハハハハ!」

「懐かしいなこの光景」

 

フランがさとりの手足を押さえ、こいしがさとりをくすぐっている

 

「ほらほらお姉ちゃ~ん」

「ちょっ…と…ハハハハ!イ…イリス!ハハハ…助けて!」

「いい光景だなぁ」

「ひど…い…ハハハハハハ!」

 

「ねぇフランちゃん」 ヒソヒソ

「ん?」

「フランちゃんのおねえちゃん」 ヒソヒソ

「あ…分かった」 ヒソヒソ

 

「ハハ…ハァ、ハァ、ハァ……やっと終わった」

「楽しかった?」

「なんで…助けてくれなかったのよ」

「楽しそうだったからね……うわぁぁっ!!?」

フランとこいしがイリスにとびかかり、フランが馬乗りになり、こいしが手足を押さえる

「次は~」

「お姉様だよ~」

「や、やめて……ほら、お菓子作ってテーブルの上にあるから……食べよ?」

「うん美味しいわね。ほらみんなも」 パクパク

「食べるのだー」 パクパク

「1人で食べ過ぎないようにね?」

『ハーイ』

「救いはないのか…もうひとおもいにやって」

「えへへ~いくよ~?」

「コチョコチョコチョー!」

「アハハハハハハハ!」

「たしかにいい光景ね」

「お姉様~おかえしだよ~」 コチョコチョ

「アハハハ…ごめんごめ…ハハハハ!」

「フランちゃんたのしいねー」 コチョコチョ

「うん」 コチョコチョ

 

 

「疲れた……」

『アハハハハハハハ!』

「あの2人は?」

「影で創った腕でくすぐってる。私もやりかえし」

「なかなかえぐいわね」

「もうやめたから大丈夫だよ」

「コチョコチョやってみたいのだー」

「お、ルーミアちゃん。どうする」

「そんなに手があったらこっちが負けちゃうのだーやめるー」

「じゃあさとりとじゃんけんでもしたら?さとりはじゃんけん負けないんだよ」

「なるほど…察したわ」

「そうなの!?大ちゃん!あたい達もやろ!」

「うん」

 

「わー本当に勝てないのだー」

「1回も勝てないよ」

「お強いんですね」

「イリス……なんか心が痛いんだけど…」

「……そうだね」

 

「ねえ外で遊ぼうよー」

「鬼ごっこがいい!」

「あたしはかくれんぼかな」

「お姉様も来てー」

「だったらレミリアお姉様と咲夜と美鈴も誘おう」

「私は見てるだけでいいわ」

「だめーお姉ちゃんもやるのー」

「え…でも私体力が……」

「さとりもやろうよ(皆が誘っているんだよ?)」

「あー分かった、行くわよ」

『やったー1人増えたー』

「じゃあレミリアお姉様の部屋に突撃ー!」

『お~~!』

 

 

この後、レミリアと咲夜は半強制的に部屋から連れ出され、美鈴も誘い、

みんなで楽しく遊んだ




今回は淡々とした物になってしまった

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