ツナま!   作:ばすけばすけ

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すいません。
投稿があいてしまったので、調子を取り戻すための投稿になります。
前話の予告は今回は関係ありませんので。


61話

「ッツ!!」

 

「ツナさんどうしたん?」

 

「ちょっとだけ嫌な予感がしたんだけど・・・気のせいみたい。」

 

「すごい汗ですわ。よかったら拭いてください。」

 

「ありがとうあやかちゃん。でも大丈夫。すいません詠春さんお風呂をお借りしてもいいでしょうか。」

 

「構わないよ。どうせなら一緒に入ろうか。男同士の裸の付き合いと行こう。すまないが日本酒を用意して持ってきてくれ。」

 

ツナは悪寒が走り身体をビクッと震わせる。その瞬間をみた木乃香やあやかから心配されるがツナは笑顔で心配ないことを告げると詠春と一緒に汗を流すためにお風呂へと向かった。

偶然ではあるが男性陣と女性陣にて分かれたことにより紫はいい機会とばかりに手を叩き

 

「そうだわ木乃香。あなたいま付き合っている人はいるのかしら?」

 

「ひゃっ!お母さん!突然なにを言いだすん!?」

 

「その反応は好きな人はいるのね?ほら お母さんに話してみなさい。みんなも恋バナしましょうか。」

 

「なにを言い出すかと思えば、この色ボケばばあめ。恋バナに現を抜かす歳でもないだろう。 アダ イタイ!イタイ! ええい! 旋毛に全体重をかけるなバカ者が!!」

 

「いやね エヴァったら私はまだ若いし軽いわよ。」

 

木乃香やあやか達に笑顔を向けながら恋バナをしようと提案した。驚く面々だがエヴァが歳を考えて発言しろと言うと、旋毛に親指を突き刺しながら笑顔を浮かべて周りを引かせていた。

 

「そういうエヴァはいるのかしら?フフ エヴァはまだお子ちゃまだからいないわよね~~」

 

「フン ツナにきまっているだろう。あいつ以上にいい男など知らんからな。」

 

「「「「「「「!!」」」」」」」

 

「お前たちが動かないのなら私は私の好きなようにさせてもらうぞ。いくぞ茶々丸!私達も風呂だ!!」

 

「ハイ マスター 目指すのは男湯ですね。」

 

「ダメよエヴァ。綱吉くんだけじゃなくて詠春さんもいるんだから、うちの人をロリコンにするわけにはいきません。」

 

「おい茶々丸、なぜ男湯と限定する?さすがに入らんわ!!お前はいつからそんな冗談を言うようになった!?」

 

「まあエヴァは置いておいて、みんなはどうなのかしら?」

 

「私は好きですよ。ツナさんのお義母様にもお伝えしてあります。」

 

「そうですわね。私と千鶴さんは学園祭の時にツナさんのお義母様に気持ちを伝えていますので、あとはツナさんのお気持ち次第・・・というよりも私たちがツナさんに気持ちを伝えることですわね。」

 

「ちょっ!いいんちょ達あの時にそんな話をしてたの!?いち早くあのテーブルを選んだと思ったら抜け駆けしてたなんて!私だってツナさんのことは好きよ!」

 

「お待ちなさい明日菜さん。きちんとみなさんのこともお伝えしてありますわ。ちょうどいい機会ですし、お義母様に言われたことをみなさんにもお話いたしますわ。」

 

「あの時あやかと一緒に確認したのは、私達の年齢のこととお義母さんの考えを聞くことだったのよ。お義母様は年下でも問題なく、身体の関係を持つのはいいけど妊娠は高校を卒業してからにしなさいということは言われたわ。あとはあの時にいた女性達もツナさん狙い、いまはあなた達の方が一緒にいる時間が長いから有利ではある。でもツナさんはいつまでもこっちにいるわけではない、最短でも私たちが中学を卒業するまでだから後悔だけはしないように動きなさいと。」

 

「つまり長く見てもツナさんは2年しか麻帆良にいないということですか。」

 

「そういうことですわ。エヴァさんは知っていらしたようですわね。」

 

「私は一緒に向こうに着いていくぞ。あいつからも中学だけは卒業するように言われているがその後のことについては言われていないし、学園長にも高校には行かないと言っているからな。」

 

木乃香たちはあやかと千鶴が学園祭の時にツナの母親から聞いたことを伝えられて、一緒にいられるのが後2年もないことに衝撃をうけていた。


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