余計に(一千万以上)置いていったお金を売り上げ換算するのは違反になるとは思うのですが、学園祭で学生に配分される分なら細かいことはなしの方向でお願いします
2-A打ち上げ中
「「「お疲れ様でしたー!!」」」
「「「騒げー!!」」」
打ち上げには2-Aだけではなく超包子のスタッフである女子大生や女子高生も参加していた。
「ツナさん。あの方々が置いていったお金は本当に貰ってしまっても大丈夫なんですの?」
「大丈夫だよ。気にしないで売り上げに含めちゃって。」
あやかは5千万ものお金をどうしようか迷いツナに相談をするが、ツナはみんなで分けちゃっていいと結論を出す。
さすがに雪広グループや超包子のようなきちんとした運営をしている場合は受け取れないが、学園祭で学生が分け合う分には問題ないだろうという結論が出て後日配分することにした。
「ツナさんは先ほどの女性陣だと誰がタイプなんですか?」
「胸は私が一番大きいので色々と楽しめますよ。」
明日菜が不安な表情をしながらもツナに誰がタイプだったかを質問する。それには他のメンバーも興味があるようで聞き耳を立てているが、千鶴は胸を強調しながらツナに視線を向ける。
「待て那波千鶴!!私に喧嘩を売っているのか!!」
先ほどのブルーベルやザクロの件で過敏になっていたエヴァンジェリンが千鶴を睨みつける。千鶴は頬に手を当ててあらあら困ったわというジェスチャーをしていた。
「やっぱり胸は大きい方がいいん?」
「木乃香はまだいいですよ。私とエヴァンジェリンさんと比べたら。」
「夕映はエヴァンジェリンさんに恨みでもあるの?」
木乃香は自身の胸を見て隣にいた夕映達に確認する。夕映はエヴァンジェリンを見ながらため息をつくと、のどかが慌てて夕映の口を塞ぐ。
「結局、ツナさんは誰の胸が好みなんですか?」
「なんなら触ってみます?」
「あ!わたしも!!」
「ンな!!誰がタイプからの話から脱線してる!!やるなら女子だけでやって!!」
円がニヤニヤしながらツナに寄り掛かるように密着する。美砂が胸を押し付けながら腕を絡ませると、桜子も逆側から抱きつく。
「そこまでですわ!!まったく!少し目を離すと貴女達は。」
雪広グループの社員にお金を預け終わったあやかが帰ってきて、胸の件で騒いでいたメンバーを叱りつける。ツナはそのドサクサに紛れて逃げていた。
「あの殺気・・・ツナさん貴方はもしかして・・・」
「刹那。気になるのはわかるが沢田さんは敵ではないと思うぞ。なんなら懐に入りこみ確かめればいい。」
刹那はツナがザンザスに向けて放っていた殺気に木乃香を狙うスパイではないかと不安になってしまうが、戦場を渡り歩いて来た真名がツナをフォローしてアドバイスも送ると刹那はそれに頷いた。
胸の話から逃げ出すことができたツナだが、超包子の女子大生メンバーに捕まり一緒にお酒を飲んでいた。
「沢田さんも飲みましょうよ♪」
「なら少しだけ・・・」
女子大生達が飲んでいたお酒は追加注文をした時の残りで最高級ワインだった。それを見たツナは親しい友人にあえた喜びと、友人達は飲んでいたのに一緒に飲めなかった寂しさから、久しぶりに飲みたい気分になり少しならと了承してしまう。