「ブルーベル!真美ちゃんも!どうしてここに?」
流石のツナも予期せぬ来客に驚いていた。
「にゅ。ユニがツナが癒しを求めてるから、この時間にこの場所に行けって言うから来た。にゅ〜どうだ癒されたか?」
ブルーベルはツナに抱く着く力を強めていく。抱きつくことで癒そうとしているようだ。
ツナはブルーベルの頭を撫でながら
(さすがユニ!ありがとう。でもユニ自身がやって来そうなのにどうしたのかな?)
ユニに感謝する。
「私はブルーベルちゃんだけだと心配だし、ツナお兄さんにも会いたかったから一緒に来たんだけど・・・この人達は?」
「先に自己紹介をした方がいいよね。じゃあブルーベルから。」
「にゅにゅにゅ?私からか?私はブルーベル。」
「私は古里真美よ。よろしくね。」
ブルーベルはいつも通りだが、真美の方はツナの虜が量産されていく現状に呆れていた。
麻帆良組も自己紹介し終えた時に、のどかと夕映が朝食を持ってくる。
「人が増えてるです。」
「足りるかな。」
人数が増えていることに驚き、朝食のサンドイッチが足りるか心配になる二人。
「二人は朝ご飯はどうする?」
「ユニちゃんがサンドイッチを持たせてくれたから大丈夫だよ」
「ツナ 一緒に食べにゅ」
麻帆良組は色々と聞きたいことがあったが、ツナ達が席についたため慌てて席についた。
ツナの横には古里真美と木乃香、ブルーベルは膝の上に座っている。
「青いの。そこは私の席だ。」
「にゅ? ここはブルーベルとユニの特等席なんだぞ。このひんにゅー」
「お前に言われたくないわ!自分のを見てから言え!」
「エヴァンジェリンさん!落ち着いください!食べないと遅刻してしまいますわよ。」
エヴァンジェリンとブルーベルが火花を散らす中、あやかがエヴァンジェリンを制す。エヴァ的には一人なら学校なんかどうでもいいが、この面子だと担いででも連れてかれそうな気がしたため口には出せなかった。
「にゅ。 ツナ、これはブルーベルが作ったやつ、食べてもいいよ。」
「ツナお兄さん。私のもあるよ。」
ブルーベルと真美はツナに自身が作ったサンドイッチを食べさせる。俗に言うアーンである。
「ブルーベルちゃんかわええわー。うちの膝にもおいでー」
「にゅ!触るなー ツナの膝がいい。」
「お二人はツナさんとどういう関係なんですか?」
「にゅ〜?一緒に遊んだり寝たりする関係?びゃくらんやユニと同じくらい好きだ」
「お兄ちゃんの友達で尊敬する人かな〜。」
「ブルーベルとは仕事仲間で真美ちゃんは親友の妹なんだ。ちなみにブルーベルはみんなと同い年だよ。真美ちゃんはいま高校三年生?」
「そうだよー。大学も決まってるから自由、フリーダム!あ!もう結婚もできるからツナお兄さんよろしくね♪」
「仲人は任せて!」
違うよツナお兄さんと言いたげな表情になる真美。
「ブルーベルちゃん同い年なの?」
「みえへんわー」
「鳴滝四号ですね」
「夕映三号は?」
「綾瀬夕映。なぜこちらを見る?三号はお前だろ」
「高校三年生ですか、でも胸は私が勝ってますね。」
「千鶴さんに勝てる人は滅多にいませんわ。それよりも!そろそろ行きますわよ。」
あやかは手をパンパンと叩きみんなに時間を知らせ、準備を急かし出られる状況にする。
「ツナさん。昨日はありがとうございました。来週お待ちしております。」
とあやかが代表して挨拶をし学校に向かう。
ツナ達は玄関で見送り、ブルーベルと真美にはお店の中を見せていた。
「今日はお店を休みにするから街を案内するよ」
古里真美については口調年齢はめちゃくちゃです。
ブルーベルの年齢も捏造。口調はアリスと蔵六の紗名に似ている感じになってます。