ロクでなし魔術講師と幻想殺し   作:郁也ユッキー

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ラッキースケベがいまいちわからず中途御半端な感じになっております。申し訳ない・・・。つーか、ルミアのキャラ崩壊がすごいかもしれん・・・。


幻想殺しの温泉旅行2

キッチン

 

 

「にしても、立派なキッチンだなぁ。」

俺はみんなに食事係を任されたので、宿のキッチンを借りて、食事の用意をしている。怪我してていつもみたいに作れないが、リハビリの一つだと思ってやればなんとかなる。

「・・・食材がかなり豪華な気がするな。」

明らかに高そうな食材が並べられている。用意したのはグレンとルミアらしいのだが、こんなに高い食材を上手く料理できるかかなり不安だ。

「・・・よしっ!」

とりあえず俺の得意料理で攻めて頑張るか。

 

 

一方

 

 

「ねぇ、トーマ君。」

「何ですか、システィーナさん。」

「グレン先生とルミアの顔が怖いんだけど。」

「ごはんが楽しみなんじゃないですか?」

「あんな顔して料理って待つ?」

「それほどおいしいってことですよ。」

「・・・ごはんまだ?」

 

 

料理完成

 

 

「みんな待たせたな。」

そして、宿の人が食事出しをしてくれた。俺が作った料理は、エビフライだ。まぁ、庶民的な料理ですな。

「「ごくり。」」

グレンとルミアが俺の料理を凝視している。この二人、ガチ過ぎじゃね?

「あ、あぁ、おかわりたくさんあるから、じゃんじゃん食べろよー。」

「「「「「いただきまーす!!」」」」」

皆が一口食べた瞬間。

「「「「「うめぇええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!」」」」」

お、おう?みんな口調がおかしくなってるんだが?

「「「「「衣がサックサクでご飯が止まらねぇぇぇぇえええええええええええええ!!!!」」」」」

「あ、ありがとう。」

なんか、人に食べて貰って喜んでもらえると嬉しいな。

「「「「「おかわり!!!!」」」」」

「お、おう。」

にしてもみんな口調変わりすぎじゃね?

 

 

食事後

 

 

「では、今回のイベントのメインディッシュ。温泉へ行きましょう!!」

「「「「「おぉーー!」」」」」

そう言って俺達は温泉に入っていった。

 

 

「あぁぁぁぁあ!生き返るぅぅうううう。」

マジ、温泉最高。これは長年の疲れも取れる。

「ほんと、温泉っていいよね。」

そういや、こいつ、温泉趣味なんだよな。俺も今度から休みに温泉行こうかな。

「やぁやぁ、お二人さん。何か忘れてないか?」

「忘れてる?なんだろう・・・。」

トーマが真面目に考えてる。ごめん。俺、わかっちゃった。

「女子風呂の覗きだよッ!!!!!!」

グレンが叫ぶ。こいつあほか。女子に聞こえてたらどうすんだよ。

「俺が早めに現地に来た理由は、女子風呂の構造を把握するためだ。だから、覗きのためのルートは確保してある。」

ほんと、こいつあほなんじゃないか?

「でも、女子の裸を見て何するんですか?」

「「・・・・は?」」

俺とグレンがトーマを見る。こいつ、男なのか?

「お前、女の裸を見ても何にも思わないのか?」

一応聞いてみた。これで、ホモみたいなこと言ったら、やばい。

「うーん。あんまり、興味ないかな。あ、でも、ホモとかじゃないよ。」

「「・・・ほっ。」」

俺とグレンは安心する。これでホモだったら、部屋を分けていただきたい。

「まぁ、でも、俺は覗きに行くからな。」

やっぱ、お前あほだ。女の裸のために何でそんなに必死になれるんだよ。

「お前も来るだろ?ジン。」

「はぁっ!?」

何で俺が?い、行くわけないだろ。ルミアの裸とか興味ないんだからねっ!!

すると、グレンが耳元でささやいてきた。

「・・・ルミアのあの素晴らしいバストを見たくないのかい?」

「行きます。」

やっぱ、欲望は抑えられなかったわ。見たいもんは見たいし。

「じゃ、ジンくんが行くなら、僕も行くよ。」

ほんと、トーマってホモじゃないのか?

 

 

 

その頃の女子

 

 

「なんか、音がしない?」

私は、異変を察知し、システィに伝える。

「え?ルミアどの辺?」

「あの辺だったと思うんだけど・・・。」

私は音のした方を指す。

「・・・二人ともじっとして。」

そして、リィエルちゃんが音のしたところに向かって攻撃をする。

「うわぁっ!!」

グレン先生の声が聞こえた。

―やっぱり覗きに来たんだ・・・。

なんとなく想像はしてたけど、本当にするとは思って無かった。

グレン先生ともう一人(誰かわからないけど)「逃げて行ったけど、システィとリィエルちゃんが追いかけて行った。

「二人とも裸で大丈夫なのかな・・・?」

「おい!俺を置いてくなよ!!」

私は声のした方を見る。

「ジン・・・くん・・・?」

「わ、悪い。ルミア。」

 

 

 

 

その、なんだ。とてつもなく気まずい。

トーマとグレンは俺を置いて逃げて行ったし、つーか、白猫とリィエルさんは全裸で追いかけてったし。

「ジンくん・・・その・・・。」

まぁ、その幻滅したよな。護衛が変態だったなんてショックだろ。これは信頼を失ったな。あぁ、感情に任せて覗きなんてするんじゃなかった。後悔していると・・・・。

「み、見たいの?」

今、俺は後ろを向いていて、ルミアの体は全く見えていない。

「な、なに言ってんだよ!ルミア!」

のぼせて、頭がおかしくなってるのか?

「み、見たいなら、その、見ても、いいよ?」

わ、わお。み、見たいでござる。俺が振り返ろうとすると・・・。

「ジン?何してるの?」

恐ろしい顔をした、エリカが立っていた。

あの、その、なんていうか。

「不幸だあああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!」

※エリカさんはその、神出鬼没です。

 

 

 

か、体が痛い・・・。痛すぎて涙が出ちゃう。ただでさえ怪我してんのに、エリカの電撃喰らったらやばいでしょ。まぁ、俺が欲望のままに動いた俺がいけないんだけどさ。俺はグレンのベットを見ると、ボロボロのグレンが寝ていた。まぁ、あの二人に追いかけられたら、そうなるよね。一方、トーマは無傷だ。二人を巻いたのだろうか。だとしたらスゲェな。つーか、あの二人、よく全裸でグレン達を追いかけようと思ったよな・・・。

つーか、体痛くて寝れない・・・。何か飲んで気分変えるか。俺は部屋を出て、近くの自販機でジュースを買う。

そして、近くにあった椅子に座り、ぼーっとしていると

「ジンくん?眠れないの?」

「ん。まぁな。」

わお、起きてて良かった。ルミアが話しかけに来るなんて。

「ねぇ、暇だったら一緒に散歩しない?」

「おう、いいぜ。」

ルミアと散歩。さぁ、ゴールデンタイムの始まりだぜッ!!!!!!




ジンくんの料理は神級に旨い設定です。次回、シリアスにしようか迷ってます・・・。

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