最近、D×Dの創作を読み漁ってて、ふと思う。
あれ?これ龍が如く0のあの場面ぴったりじゃね?と。
でも、誰も書かない。


ならば書けばいいじゃない!


ということで文才、知識すべてが0の作者の妄想にどうか皆様温かい目で見守ってください笑

※ハイスクールD×Dと龍が如くのクロスオーバーです。

※一誠と匙以外出てきません笑

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はじめまして、作者の妄想にお付き合いくださりありがとうございます。

暇つぶしにでもどうぞ!


舞台設定は、レーティングゲーム新人戦(グレモリー眷属 vs シトリー眷属)です。



龍は一匹でいい

 

 

「なぁ兵藤、お前もグレモリー先輩の”看板”にあこがれて悪魔の世界に入ったんだろ?

 

 だが、そのグレモリー先輩も会長を踏み台にしようとしてんじゃねぇか」

 

 

「何が言いてぇ」

 

 

 

「あのグレモリー先輩なら幼馴染である会長と戦わなくても上にのし上がれたはずだ。

  

 そうしなかったのは、結局んとこ、先輩の意地じゃねぇのか?

  

 親友である会長の血を使って自分の看板を完成させようってな」

 

 

 

「てめぇ!!」

 

 

 

「他人の血をてめぇの道具に使うのは悪魔の性だ。

 

 

 だから俺もお前の血を”看板”に使わせてもらう」

 

 

 

そして匙の背中に”黒邪の龍王”が浮かび上がる。

 

 

 

「”龍”背負ってんのはお前だけじゃねえんだよ。

 

 お前を倒し、グレモリー眷属を超え、

 

 俺ぁ ”駒王の龍” になる」

 

 

 

「俺はそんな肩書きはいらねえ

 

 だが 

 

 龍は一匹でいい」

 

 

 

「ああ お前の言うとおりだ」

 

 

 

「付き合ってやるぜ そのくだらねえ闘いに!」

 

 

 

一誠の背中に現れるのは”未完の赤龍帝”

 

 

 

「兵藤ぉ!!」

 

 

 

「うおおおおお!!」

 

 

熱き咆哮とともに”地を見下す黒き龍”と”天を見上げる赤き龍”がぶつかり合う!

 

 

 

 

 

 

”黒邪の龍王”は一見すればジークンドーのようなスタイル。

 

 

対する、”赤龍帝”は拳を生かした殴打スタイル。

 

 

脚と拳、対極なスタイルにも関わらずどちらからも繰り出されるのはまさに”ラッシュ”。

 

 

 

 

 

 

 

お互いの攻撃により吹き飛ばされてしまう。

 

 

 

駒王学園を模した舞台。

 

 

 

その中庭から一階の教室へ突き抜けるが、龍たちは気にしない。

 

 

 

 

「中々やるじゃねえか

 くたばれ兵藤!!!」

 

 

 

「オラァ!!」

 

 

 

近くにあった机や椅子を武器に襲い掛かっていく。

 

 

 

 

その姿は龍が鋭利な爪で引っ掻くが如く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

何度殴りあっただろうか、幾度飛ばしあったであろうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして熱き龍たちの闘いは終焉を迎える。

 

 

 

 

 

「いくぞこの野郎!」

 

 

 

「負けられねえんだよ!」

 

 

 

「クソがあああああ!」

 

 

 

「兵藤!

 

 ”駒王の龍”はこの俺だ!!!」

 

 

 

 

 

 

ここまで同じオーラだった両者がその色を互いの龍のものへと変える。

 

 

すべてを燃やし尽くす赤、すべてを恐怖させる黒

 

 

それはまるで互いの生き様をあらわすかのように。

 

 

 

ここまで繊細かつ強大な力を振るっていた”黒邪の龍王”がまさに我武者羅といった荒々しく乱暴なスタイルへと変化させる。

 

 

 

だが、”赤龍帝”はここまで未完であったその力を完成へと近づけていく。

粗暴で膨大すぎるその力に万物をも切り裂く鋭利さを遂には兼ね備えた。

 

 

その姿、まさに”龍が如く”

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「兵藤!」「匙!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「”駒王の龍”になり...」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

残ったのは赤き龍であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 






ここまで読んでいただいてありがとうございました。


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