社畜の俺が一色いろはの恩人になるなんて間違っている。   作:ぱぶぃーる

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どうも。ぱぶぃーるです。
デレステSS2倍なのに二十連爆死しました。
ちなみにしぶりん担当です。






低文章力です。苦手な方はブラウザバック推奨です。





ではでは、どうぞー♪


第5話 俺は社畜復帰などしたくない。

 

 

トントンと何かを切っている音で目が覚める。

社畜の寝起きは憂鬱である。

仕事かぁー、1週間ちょい休んだから溜まってんだろーなー。行きたくないぜ!

 

いい匂いがするな。とか思いながらソファーから体をおこす。

 

「あっ、おはようございます!せーんぱいっ!」

 

「おう、おはよう。一色。」

 

「もう少しでご飯できるんで、座っといて下さい!」

 

「おう。」

 

 

ーーーーーーーーーーーーーー

 

「うまそうだな。」

 

俺の前には焼き魚に味噌汁、白米。全部うまそうだ。

 

「お前、和食も作れるんだな。」

 

「当たり前です。朝食は和食ですよー♪冷めないうちに、どうぞー。」

 

「そだな。いただきます。」「いただきまーす」

 

うまい。うますぎる。料亭レベル。

 

「うまい。今日も頑張れるわ。」

 

「それはよかったです。」

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーー

「ごちそうさまでした。」

 

「お粗末さまでした。」

 

「あ、これお弁当です♡」

 

なに?弁当だと?社畜になってからは会社で弁当なんざ食った事がない。

 

「え?まじ?」

 

「?まじですよ。」

 

よっしゃー!とか叫びそうなのをコラえて

 

「さんきゅな。何から何まで。」

 

「いえいえ、私はせんぱいの彼女ですから!」

 

「じゃあ、支度してくるわ。」

 

もっと会話していたいけど、遅刻するわけには行かない。

 

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「じゃあ、行ってくるわ。」

 

「はい!いってらしゃい!」

 

そう言って一色は俺の唇にキスをした。

可愛いわ。反則。

 

「なるべく早く帰ってくるわ。」

 

「まってますー!」

 

 

ガチャ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あぁー一色、可愛いかったなー

そんなことを考えながらバス停にむかう。そう言えばここ、一色と再開した交差点だな。

そんな調子でずっと一色の事を考えながらぼーっとしていると会社に着く。

 

ロビーを抜けて中に入る。

 

「おはざす。」

 

「おっ、おはよう比企谷。久しぶりだな。」

 

そう言って話しかけてきたのは同期で入社した男。そう。葉山である。こいつ、何か知らんが大学も同じ。就職先も同じ。なんなの?俺のこと好きなの?

 

「ほんとな。何ならもう一二週間休みたい。」

 

「はは、変わらないなお前。それで、彼女との生活はどうだ?」

 

「なに?なんでお前が知ってるの?」

 

「俺が知ってちゃ嫌か?」

 

そう言って葉山は部長をちらっと見る。

そういう事ね。

 

「いや別に。ほんと、何言ってんですか部長は。」

 

「で、比企谷、その彼女はどんな子なんだ?」

 

さらっと爽やかに聞くのね。

さすがリア充。

 

「お前のよく知ってるやつだよ。」

 

「結衣か?」

 

「ちがうな。」

 

そう。言ってなかったけどこいつは雪ノ下と付き合っている。大学行く前にダメ元で葉山が告ったらしい。自分でもOKされるとは思ってなかったらしい。由比ヶ浜は、どうなんだろうな。モテそうだけど。彼氏いないのかな?

 

「うーん、俺もお前も知ってる人、、、、、もう少しヒントをくれ。」

 

「嫌だね。」

 

「はは、まあいいじゃないか。部長ー、比企谷の彼女はどんな子でしたか?」

 

\亜麻色の髪の可愛い子だったぞ!なぁ?比企谷/

 

何余計なこと言ってんだよアンタ。

じろっとジト目で部長を見つめる。

 

\つい口がすべったわ。そんな怒んなって/

 

「なるほど。いろはか。」

 

「そうだよ。なんか文句あっか?」

 

「いやいや、とんでもない。お似合いだと思うぞ。さあ、仕事だ。」

 

なんだよ。皮肉かよ。

 

「チッ、そうだな。」

 

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弁当食べて元気がでた。なんか今日は1日が早かったぜ。疲れたらスマホで一色とのプリクラ見て、リフレッシュ!!!

 

 

........はいそこー、キモイとかいわないー。リア充爆発しろもだめですよー。

 

「そんじゃ、帰ります。残業は勘弁してください。」

 

「はい。お疲れ様。今から飲みに行くけどくる?」

 

「いや、お誘いは嬉しんですけど、ちょっといろいろありまして。」

 

「ふむふむ、彼女さんか。大事にしろよ。」

 

「はい。ありがとうございます。」

 

部長っていい人だな。すごいよ。この人。

 

「じゃあな、比企谷。」

 

「おう。じゃあな。」

 

 

 

 

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帰り道。バスまでに余裕があるので少し買い物に行くことにしよう。ちょうどマッ缶きれてたし。

スーパーへの道を歩いていると、とある服屋のワンピースが目に入る。純白だ。

これ、一色に似合うんじゃない?

そんな感じで店に入る。

 

「いらっしゃいませ。」

 

そう言って綺麗なお姉さんに挨拶される。

 

「あの、あれ、欲しいんですけど。」

 

「かしこまりました。彼女さんへのプレゼントかなにかですか?」

 

「え、まぁ、そんなとこです。」

 

値札を見て少し驚く。2万!?高い。

でもこれ着てる一色見てみたい。うん。すっげぇみたい。

 

よし。買おう。

 

 

 

 

 

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「ただいまー。」

 

「お帰りなさい♪せんぱい!ご飯にします?お風呂にします?いろはにします?」

 

みくみくにしてやるよ。みたいな感じで上目遣い使って言うなよ。可愛いなおい。

 

「飯にしようぜ。腹減った。後これお土産。」

 

「何ですか?これ。開けてもいいですか?」

 

「おう。あけてみろ。」

 

「可愛いですよ!おしゃれですし!せんぱい!大好き♡」

 

「ちょっと着てみてくれよ。お前に似合うと思うんだ。」

 

「はい!喜んで♪」

 

 

 

 

 

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綺麗だ。正直そんな感想しか出てこない。

似合うとは思っていたが、予想以上だ。2万使ったかいがあった。

 

「どうですか?せんぱい?」

 

「.......綺麗だ。」

 

「そうですか!よかったです!」

 

そう言ってクルッとターンする一色。

なにそれ可愛い。

 

後ろから抱きしめる。

 

「可愛いよ。いろは。」

 

無意識に名前呼びしちゃった。てへっ

 

かァァって音がしそうなくらい一色の顔が赤くなる。

 

「せんぱい、あざとすぎです。」

 

「お前に言われたくねぇよ。」

 

「......せんぱいのばか。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後もイチャイチャしまくって俺の会社復帰初日は幕を閉じた。

 

 

 

 

 

 




ありがとうございました。
週末ですね!やったー!
地元で祭りが開催されます。(結構大きい)リア充が集います。
爆発しろ。なんて思ってませんホントです。まあ祭りは行きません。多分。
お家にこもってます。なので更新頑張ります。

それでは、また次回お会いしましょう。




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