社畜の俺が一色いろはの恩人になるなんて間違っている。 作:ぱぶぃーる
はるのんのほうもちゃんと書きます。
今回はたまたまです。
低文章力です。苦手な方はブラウザバック推奨です。
ではでは、どうぞー♪
目が覚めるとちょうど昼頃だった。腹が減った。まあ病院だし、そろそろ昼飯が運ばれてくる頃だろう。
コンコン
「はーい。」
どうやら飯が来たようだ。
「せんぱーい!可愛い可愛い後輩が戻ってきましたよー♪」
なんだよ、一色かよ。飯じゃないのかよ。
「なんだよ、また来たの?暇なの?」
「むぅ、こんなに可愛い後輩がわざわざ先輩に会いに戻ってきたんですよ?わざわざ。しーかーも、会社辞めたんですってば。暇ですよ。」
そう言えばそうだったな。
「そうかよ。その、なんかすまん。」
「?何がですか?」
「いや、何でもない。」
「さて、先輩、そろそろご飯ですね。私、お弁当作ってきたので一緒に食べません?」
一色の手には可愛らしい袋に入った弁当箱が二つ。俺のもあるのか。残念。食べたいけど、病院の食事がでるし、、、。
「.......悪いな一色。院内食が出ると思うんだよ。すごい食べたいけど、な?」
「何ですかそれ。私的にポイント低いですよ。あと、今日は院内食は要らないって言ってるので大丈夫です。」
何この子、準備良すぎでしょ。なんかアレだな。ぽわぽわーってしてて何も考えてない風に見えるけど、案外考えてんだな。できる女は違うな。うん。」
「何ですか急に、口説いてるんですか?すごく嬉しいですありがとうございます。」
つい口に出しちゃったぜ。
って言うか、また振られるのね、俺。
........あれ?振られてなくね?
恥ずかしいから深く考えるのやめた。
「ははは、とりあえず食おうぜ。」
「そうですねー。」
ーーーーーーーーーーーーーー
「いただきます。」「いただきまーす♪」
一色のつくった弁当はかなり豪華だった。
やっぱこいつ料理できるんだな。
なんか俺の好きなものばっかり入ってるし。
とりあえず一口。
は?うっまぁぁぁぁあ!なんじゃこりゃぁぁぁぁ!
何ですかこれは神ですかあなたは。こいつの料理スキル雪ノ下にも負けてないんじゃね?
ってか、勝ってる気がする。
「どうですか?せんぱい?」
「うまい。いや、うますぎる。毎日食いたいレベル。」
本心をさらっと言ってしまう。一瞬一色がぽけぇーとしていたがすぐにはっとして嬉しそうな表情になる。
「お口にあって良かったです。あと、さっきのってお前の飯を毎日食わせてくれというプロポーズですか?凄い嬉しいですけど、もうちょっと心の準備か、、、」
そう言って一色は顔を真っ赤にする。
可愛い。
「いや、違うから。でもほんとにうまいぞ、これ。」
「せーんぱい♪あーん♡」
「ちょっ、一色!やめなさい、勘違いしちゃうかr、んぐっ、」
「えへへ」
やっぱうまい。あと何この小動物みたいなカワイイの。えへへ?惚れるわ。
ちょっともじもじしながら照れる一色。新鮮でいい。これ、ありだと思います。
一色は俺の口に入れた箸をそのまま使って卵焼きを食べる。
ちょっと一色さん?それは流石に、、、
「おい、一色、それはさすがに、、、。」
「え、?
......あ」
また顔が赤くなる。そんなに一色を見ていると俺は無意識に一色の頭を撫でていた。
「ぅんん、せん、ぱい?」
「わりい、つい無意識に。嫌ならやめるわ。」
「嫌じゃ、ないです。」
「そ、そうか。ならいいんだか。」
コンコン
「失礼しまー、、、、ぁ
お邪魔しましたー」
!?部長!?お見舞い来たの?スゲーな。割といい人じゃん。
いや待て待て。まずい所を見られた。
「待ってください!部長!」
こうして俺達のイチャイチャランチタイムは終了した。
この後部長への弁解が大変だったのはまた別の話。
ありがとうございました。
ちなみに作者はいろはすがイチオシです。誕生日も一緒です(どうでもいい。)
次回も頑張ります。
良ければはるのんの方も読んでみてください。
では、また次回!