エイリアの異端児 ーZeroー   作:古門和人

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 どうも、古門でございます。

 FGOの鬼ヶ島イベントが始まりましたね。
事質星5の金時を狙い奮闘しています(笑)


 それではどうぞ


ジェネシス計画

「ここって、父さんの書斎だよな・・・?」

 

そこは、父さんが仕事場として使っている部屋だった。

 

「うわぁ・・・、兄さんのトロフィーだらけだ。」

 

 そこには、数多くの賞状、トロフィー、メダルが飾ってあった。

 

「やっぱ、兄さんってすげぇな・・・・」

 

 兄さんは本当に凄かった。チートである僕とサッカーをしても

勝つくらい才能があった。

 

「僕も、いつかは兄さんみたいに・・・!

 あれ・・・・?」

 

 父さんの机の上に散乱した資料があった。

 

「はぁ・・・、もう父さん、ちゃんと片付けないと姉さんに叱られるよ・・」

 

 僕は父さんの机を整理し始めた。

 

「?なんだこれ・・・?『ジェネシス計画』?」

 

 僕は、その計画書を読み始めてしまった。

 

「!?こ、これは・・?!!!」

 

 

 

 

 

 

 

「おやおや、見てしまいましたか・・」

 

「?!!お、お父さん!?」

 

「全く、人の部屋に勝手に入るだなんて

いけない子ですね・・・」

 

「お父さん・・・、『最強兵士育成計画』って

一体・・・?」

 

 

 

 

 

 

「・・・・・和人、ヒロトの死因のついててどう思いますか?」

 

「え、たしか交通事故だったはず・・・」

 

 

 

 

 

 

「違います。殺されたのです・・・。」

 

「!!?ど、どういうことですか?!!」

 

「ヒロトがアメリカで暮らしていた場所は、車一つ通らない田舎でした。

そして、遺体は本当に事故にあったのかというほど綺麗でした。」

 

「・・・・」

 

 父さんは目を見開いた。

 

 

「・・・私は、独自の捜査を財閥でしました。

すると、ひとつの答えにたどり着いたのです・・・。」

 

「ヒロトは・・・アメリカ政府の関係者の息子から殺されたのです!!!

そしてその事実は隠蔽された・・・」

 

「私は・・・、憎いこの世界が・・・、憎い憎い憎い憎い憎い憎い

憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎いニクイニクイニクイニクイニクイ

ニクイニクイ・・・・憎い!!!!!!」

 

 

 

「だからと言って、お日さま園のみんなを・・・、家族を傷つけるなんて

僕は許せません!!」

 

「それでも私は、この世界を・・・壊します!!」

 

「・・・・・・」

 

「・・・・・、長話が過ぎましたね。

もうこんな時間です。もう寝なさい。」

 

 父さんは書斎から出ていった

 

 

「・・・・・ふざけるなよ。

ふざけるな!!!!」

 

 

「自分の欲のために人を、家族を傷つけるなんて許せない!!!

絶対に許さない!!」

 

 

 

 

 

 

「おにいさん・・・?」

 

「?!ヒロト?!いつからそこに?」

 

「ねえ・・・、ぼくたちどうなるのかな・・・?

かぞくが、ばらばらなんていやだよ・・・」

 

「・・・・、大丈夫。僕が、俺がそんなことさせない・・・

絶対だ。」

 

「ほんと?」

 

「ああ、本当だ。安心して。」

 

「うん!!あ、おねえさんがそろそろ、ねないとよばいするって。」

 

「よし、じゃあ行こうか。」

 

 

 

 

 父さん、俺はあんたの思い通りにはさせない・・・

 

 俺がこの家族を守る!!

 

 

 

 




一応これで幼少期編は完結です。
次は雷門編に入りますよ!
ですが、雷門編は極端に短くなりそうです。
でも安心してください、その分エイリア学園編は長くなります!
より、恋愛要素も増やして行く予定なのでお楽しみに!

では、また次回お会いしましょう。

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