幻想支配の幻想入り   作:カガヤ

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久々に主人公復帰!


第92話 「スペルカード」

一昨日は散々飲み明かし、昨日人生初となる二日酔いを経験してしまった。

咲夜が来て看病してくれたから助かったけど、不覚にも程があるな。

 

「御馳走様。うん、体調はばっちりね。それじゃ私は異変調査にいってくるわね」

 

霊夢は異変調査のために朝食を終えると早々に出かける支度をした。

花見の時から日に日に強くなる謎の妖気の調査。

本当は昨日いく予定だったけど、霊夢も俺と同じく二日酔いでダウンしたため今日からする事になった。

でも、今回の異変に関しては、紅霧の時や西行妖の時とは違い深刻なものは感じてない。

それでも異変はすぐに解決しなきゃ、と霊夢はやる気満々だ。

 

「なぁ、やっぱり俺も一緒に行こうか?」

「ダメ! 異変終わるまでユウキさんは絶対外出禁止!」

 

と厳しい口調で霊夢に言われてしまった。

どうも俺が異変の度に無茶して死にかけるから、だそうだ。

 

「そんなに心配しなくても妖気自体に危険は感じないし、私の勘でもあまり深刻な感じしないから私1人で十分よ」

 

とまで言われてしまい、俺は結局お留守番になった。

寺子屋に行くくらいならいいと思うけど、前回は寺子屋の帰り道でリリーと遭遇してああなったんだよなぁ。

 

「それじゃいってくわね。こんな何がしたいのか訳分からない異変、すぐに解決させてくるわ」

 

そう言って霊夢は飛んで行った。

霊夢にあそこまで言われたんじゃ、黙って留守番しているしかないか。

今回は前回と違って嫌な予感しないしな。

それに……こっちから探す必要ないかもしれないし。

 

「とりあえず、掃除と洗濯するか」

 

洗濯は最初各々でやっていたけど、いつの間にか手が空いている方がやるようになった。

女の子の服や下着を洗うのには抵抗あったけど、それは霊夢も同じだ。

でも、それを言うとかえって意識しちゃうから何も言わずにやっていたら慣れてしまった。

 

 

掃除も洗濯も終えて、一休みしていると空から誰かが飛んでくるのが見えた。

まぁ、あんなに高速で飛んでくる奴なんて1人しかいないか。

 

「ユーウーキーさーん!」

 

やっぱり文だったか。昨日も来たけどおっぱらったと、咲夜に聞いた。

だから今日もまた来たのだろう。

それにしても、両手をひろげてこっちに飛んでくる文。

何がしたいのか大体予想付くから御盆でも投げつけようかと思った、その時。

 

「あやややっ!?」

 

突然文の周りにいくつもナイフが現れた。

文は咄嗟に体を捻りなんとかかわしたが、バランスを崩してあのままじゃ地面に頭から突っ込みそうだ。

 

「……しょうがない」

 

誰が何をしたかは分かるけど、あのまま頭から地面にダイブは流石に痛かろうと思い、文の力を使い空中で抱きとめた。

 

「大丈夫か?」

「は、はい。ありがとうございます……」

 

文にしては珍しくお淑やかに答えたな。声も小さいし、顔も少し赤い。

あ、お姫様だっこしてるからか。

 

「ちょっと、咲夜~大失敗じゃないの!」

「申し訳ございません、お嬢様。逆効果でした」

「「いいなぁ~」」

「美鈴も妹様も心底羨ましそうね」

「そういうパチュリーも羨ましそうな目をしてるじゃない」

 

案の定、レミリア達が現れた。

文が俺に突撃するのが見えて、咲夜がナイフを投げたようだ。

ちなみに上からレミリア、咲夜、美鈴とフラン、パチュリー、アリスの順だ。

紅魔館組+アリスなんて珍しいな。

 

―カシャ

 

「へっへー、こりゃ面白い写真が取れたぜ」

 

シャッター音がして振り向くと、魔理沙が文のカメラで写真を撮りまくっていた。

 

「よっ、何やってるんだ魔理沙?」

「よぉ。見て分かるだろ? 文のこんな姿貴重だからな。せっかくだから自分のカメラに収めてやろうと思ってさ」

 

写真を取られているにも関わらず、文は未だに固まっていた。

 

「おーい、文? 大丈夫か?」

「……はっ!? あ、はい。大丈夫……って、魔理沙さん何撮ってるんですか!?」

 

頬をペチペチ叩いてようやく正気に戻り、ここでようやく魔理沙に撮られている事に気付いた。

 

「何って、お前の好きなスクープをお前のカメラで撮ってるんだぜ」

「返して下さい! 全く飛んだ不覚ですよぉ」

 

天狗なのに落ちかけたのが不覚なのか、恥ずかしい写真を撮られたのが不覚なのか。

どっちもだろうな。

 

「こんにちは。相変わらずあなたの周りは賑やかね」

「よぉ、アリス。俺に言われてもな」

 

アリスが呆れかえってるけど、俺のせいじゃない! と思いたい……いや、思わせてくれ。

 

「咲夜、昨日はありがとな。おかげさまで今日は絶好調だ」

「それはよくわかりました。さっきからずっと見ていましたので、よーく分かります」

 

満面の笑みの女性って、時にどうしてこうも怖くなるんだろうなぁ……

 

「そ、そうか。で、文はともかく、みんな今日はどうした? 魔理沙、霊夢なら出かけてるぞ?」

「私はともかくって……」

 

文は特に用事もなくフラッときた感じだしな。

 

「昨日一日中色々な所行ったけど、イマイチ手ごたえなくて霊夢に付いて行こうと思ったんだけど。こっちの方が面白そうだな」

「こっちの方?」

 

魔理沙はこっちを見て面白そうに言うけど、俺は今日留守番なんだけどな。

 

「で、アリスはどうしたんだ? レミリア達と一緒なんて珍しいじゃないか」

「私も魔理沙と同じね。何だか面白そうだから来たといった所よ」

 

だから何が面白そうなんだ?

 

「私達の用件は2つよ。1つ、昨日咲夜を介して霊夢に頼まれたのよ。あなたが異変に巻き込まれないように見張っててとね」

「わぁ~……ソレハゴクロウサマ」

 

わざわざレミリア達に言うかな。

しかもレミリアもレミリアで、紅魔館総出で見張りにきたし。

 

「ふふっ、それはただお兄ちゃんに会いに来る為の口実だよ」

「フラン!?」

「本当は私だけで来るつもりだったのに、私も行くと次々言い出して結局みんなで来る事になったのよ。あ、言い出したのはレミリアお嬢様ね」

「咲夜まで……」

 

レミリアはさっきまで威厳たっぷりだったのに、フランと咲夜に暴露され見る見る顔を赤くして俯いていく。

こっちの方がレミリアには似合ってるな。

 

「ははっ、そうか。留守番とはいえやる事なくて退屈してたんだ。ありがとな、レミリア」

「………っ! な、撫でなくていいわよ!」

 

俯くレミリアをつい撫でてしまった。

最初は気持ちよさそうに目を細めたが、すぐにハッとなり俺から離れた。

出会った頃は貫録あって姉らしさが強かったのに、最近は大ちゃん達と変わらない表情する事多くなったな。

で、背後から殺気に似た視線を感じるのは、もはや御約束か?

 

「ジーーー」

「口に出してまで睨むなって、フラン」

 

フランの頭も撫でる。こうしてると次に羨ましそうな視線が咲夜と美鈴と上海……って上海もかよ!

 

「じゃあ、代わりにアリスを撫でよう」

「ちょっ、なんで私なのよ!? 上海にしなさいよ! って上海も睨まないで!」

「そう言いつつも満更じゃなさそうだよな、アリス……って、わわっ!?」

 

余計な事を言った魔理沙が人形にチクチク刺されてる。

自業自得、とは言え半分以上は俺のせいだけどな。

 

「はいはい、じゃれるのもそこまでにしなさいよ。話が進まないじゃない」

 

パチュリーが不機嫌そうに手を叩いて、その場を纏めた。

どうやら彼女は彼女で俺に用事があるみたいだな。あれ?

 

「パチュリー、こあは来てないのか?」

「あの子は仕事よ。昨日一日寝こんだんだから、今日はしっかり働いてもらわないと」

 

こぁは俺や霊夢と同じく、昨日は二日酔いでダウンしてたらしい。

 

「悪魔も二日酔いするんだな。ってか本当に悪魔なのか?」

「悪魔のコスプレした何かを呼んじゃったかもね……」

 

深く溜息をつくパチュリーに少し同情した。

てかパチュリーもコスプレって単語知っていたのか、意外とここでは浸透してる言葉なのかな。

 

「さ、無駄話はここまでにしましょ。さっきレミィが言ったもう1つの用事がこれよ」

 

そう言ってパチュリーが手渡したのは、ラミネート加工がされたかのような小さなカードが十数枚だ。

手にとって見てすぐに分かったのは、ナイフと同じく幻想支配の力に反応する水晶石で作られたものだと言う事だ。

 

「これは一体なんだ?」

「何ってあなた専用のスペルカードよ? いい加減自分のスペルカードを持った方がいいでしょ?」

 

スペルカードか。確かにみんな弾幕ごっこの時はスペルカードをとっておきとして使っている。

美琴のレールガンや、軍覇のすごいパンチみたいな必殺技だな。

しかし、俺にそんなものはない。

あるとすれば、能力停止? その幻想を支配する! と言ってパンチするわけでもなく、視て支配して……地味すぎる。

考えないようにはしてたけど、地味だなぁ~。

 

「何を考えているか簡単に分かるけど、説明を続けるわね。手にとって分かったと思うけど、これはあのナイフと同じ水晶を使っているの。まずは幻想支配で私を視て、そのカードを手にとってロイヤルフレアを使ってみなさい」

 

言われた通りパチュリーを視て、空に向けてロイヤルフレアを使った。

 

「【日符・ロイヤルフレア】 うぉ? カードが赤く輝いた?」

 

スペルカードを使った途端、カードが赤く光り表面に模様が浮かび上がった。

 

「それがそのカードの効力。誰のだろうと使ったスペカが反映されるのよ」

「なるほど。で、これが一体何なんだ? そもそもこんなカードみんな使ってたか?」

 

今まで何度か弾幕ごっこを見てきたけど、皆スペルカードを使う時名前は叫んでもこんなカードは掲げてなかったはず。

 

「一応私達はみんな持ってるのよ。カード自体はただの紙だったり、カードじゃなくて石だったりね」

 

パチュリーが懐から取り出したのは、ロイヤルフレアのスペルカード。

よく見ると俺が使ったのと同じ絵柄が描かれていた。

 

「おっと、そこから先は私が説明するぜ!」

 

そう言って魔理沙も何枚かスペルカードを取り出した。

それぞれ絵柄があり、何となくマスタースパークやブレイジングスターだと言うのが分かる。

 

「こうやって次に使うスペルカードを掲げて使用宣言するのが普通だ。でも必ずしもこれを使う必要はない。要は相手に自分が今からなんのスペルカードを使うか分らせればいいってわけだぜ」

「へぇ、そういうものか。でもだったら俺が専用のスペルカードを持つ意味が分からないんだけど?」

 

宣言するだけなら、カードは必要ない。

わざわざ作ってくれたのはありがたいけど、必要性を感じないな。

 

「誰もが持っているものだしね。それにただの紙を元にしているとはいえ、大抵自分の魔力なり妖力なりを籠めて作ってるのよ」

「チルノのはレティが作り方教えて一緒に作ってたな。それに弾幕ごっこは美しさを競うものでもあるんだ。自分用にかっこいい名前のカード持っていた方がここでは自然だぜ」

 

そういうものか。郷に入っては郷に従えというしな。

 

「分かった。これで俺用のスペルカードを作ればいいんだな。といっても、俺自身できるのは幻想支配でのコピーと能力停止のみだぞ?」

「能力停止とは言え、停止するのは妖力とかですよね? それで弾幕が撃てなくなるようになるんですし、それはそれであなただけの強力なオリジナルスペカじゃないですか」

 

文の言う通り、あれもあれで立派なスペカか。

 

「弾幕ごっこでの緊急回避用スペルカードとして作ってみたらどうだ?」

 

魔理沙に進められ、カードを一枚手に取り能力停止を使う感じで力を籠める。

カードがうっすらと白く輝き始めたけど、まだ何か足りないな。

 

「忘れちゃいけないのは、スペカにはそれに相応しい派手でかっこいい名前が必要よ」

「名前、か。確かに名前はないな。能力停止! ってのも何かしまらないか」

 

不夜城レッドとか、スカーレットシュートとか、インパクトはあるよな。センスはともかく。

 

「ユウキ、今何か失礼な事考えなかったかしら?」

「いや、全然そんな事考えなかった事もないかもしれないかなとだけ言っておく」

「一体どっちなのよ!」

 

そう考えると、特に名前に意味はなさそうだよな。

あ、フランの 【495年の波紋】 は……考えないでおこう。

ともかく、弾幕の見た目から付けてるのもあるけど、俺のは撃たないよな。

それでも名前、名前、大抵みんなのスペカには、符というのが付いてるから、俺もそれに習ってみるか。

能力停止は名前が浮かばないので、先に別なの作ろう。

 

「うん、思いついた。 【幻符・幻想支配モード文】!」

 

最初に幻想支配で人の力を使う時のスペルカードを作った。

文の力を身に纏うと、カードの色が銀色に輝いた。

これは俺が妖力を纏ったからこの色にカードが輝いたんだな。

うん、分かりやすい。

 

「あ、私ですか♪」

 

文はなぜか嬉しそうで、他の皆は複雑な顔をしている。

 

「あとは、これで 【風符・風神一扇】 よし、うまく行った」

 

さっきと同じように文のスペルカードを使うと、カードに模様が浮かび上がった。

そして、スペルカードの効果が切れると、模様が消えてしまった。

これは何度でも使い回せるって事か。

 

「前まではただ宣言してただけだけど、カードを使うとなんか気持ちいいな。ありがとう、パチュリー」

 

カードを掲げる動作がどこか気持ちいい。

 

「ふふっ、どういたしまして。能力停止のカードはどうするの?」

「それも作りたいけど、名前がうまく浮かばないんだよな……」

「じゃあ私が付けてあげましょうか?」

 

なぜかレミリアが意気揚々とした顔で言ってくる。

 

「美鈴、咲夜。何か良い案ないかな?」

「ええと、申し訳ありませんけど、私は思い浮かびませんね」

「こういうのはやっぱり本人が決めるものじゃないかしら?」

「ちょっと、なんで私はスル―したのよ!」

 

だってレミリアのネーミングセンスがねぇ。

 

「咲夜も言ってるけど、自分で付けた方がいいわよ? あなたの能力なんだし」

 

アリスにも言われ、仕方なく自分で考えてみる。

 

「うーん……」

「こういうのは頭に思い浮かんだ適当な単語でいいんですよ」

 

文はそう言うけど、その適当な単語すら浮かばないんだよな。

 

「じゃあ……【幻符・幻想支配モードエンド】」

「えっ、また私です、かー!?」

 

空を飛んでカメラを構えていた文に向けて、つい能力停止を使ってしまった。

文はそれほど高いところを飛んでいたわけじゃないけど、急に妖力を消されて頭から落下した。

うん、さっきも文で使ったしこれでいいよな。

 

「よくないです! よりにも寄って飛んでる時にやらなくてもいいじゃないですか!」

「あはは、悪い悪い。とにかくこれで俺のスペルカードは出来たな」

 

使う時に懐からカードを取り出して翳せばいいだけだ。

うん、何だかようやくここの弾幕ごっこを始めれるって気がする。

 

「おめでとう、ユウキ。それじゃ早速試してみましょうか。相手は私がするわ」

「あ、お姉様ずるい! 私だってやりたい!」

「私がお相手いたします」

「いーや、ここは弾幕ごっこ熟練者の私が適任だぜ」

 

私も私もと次々に俺と弾幕ごっこをやりたいと言い出した。

 

「待て。どうしてそういう話になる?」

 

なんか大勢で来たと思ったらそう言う事かよ。

 

「ここにいる中で、ユウキと弾幕ごっこしてないの私だけでしょ。だから今回は私の番よ」

「あら、私だってユウキとはやった事ないわよ?」

「お嬢様、パチュリー様、私もです」

 

言われてみれば、文に魔理沙、アリス、美鈴、フランと弾幕ごっこだけじゃないけど戦った事あるな。

最も、アリスはナイフの訓練に付き合ってくれた程度だ。

ってかこの流れに思いっきりデジャヴを感じるんだけど。

 

「だったら私も混ぜてもらってもいいかな?」

「っ!? 誰だ?」

 

不意にすぐ側で声がして振り向くと、そこには角を生やした幼女が瓢箪片手に立っていた。

さっきまで気配が全くしなかったのに、いつのまに?

でも、この子から感じる妖気は……

 

「誰!?」

 

レミリア達も初対面のようで、皆一斉に警戒した。。

そんな中、文だけは恐怖一色に染めた青白い顔をしている。

 

「あ、あわわっ……あなたは、やはりここ最近感じていた妖気は、やはり!」

「やっほー、久しぶり文。でも残りは初めましての人ばかりだね」

 

少女は瓢箪をぐいっとひと飲みした後、不敵な笑みと共にこう叫んだ。

 

「やぁやぁ、我こそは伊吹萃香。幻想郷に舞い戻ってきた、鬼だ!」

「「「なっ!?」」」

 

鬼と名乗った萃香は張りのある声で叫び、それを聞いた魔理沙やレミリア達は驚いた。

 

「あ、よろしく。俺の名はユウキ、外来人だ」

 

―ズルッ!

 

ん? 自己紹介してきたから俺も普通に自己紹介しただけなのに、なぜか萃香やレミリア達は一斉にこけた。

 

「何やってんだお前ら?」

「……あ、あはは、ユウキさん相変わらずマイペースですね」

「マイペースで済ませれる話じゃないでしょ」

 

美鈴が苦笑いを浮かべ、アリスが半ば呆れてるけど、俺そんなに変な事言ったかな?

 

「う、うーん。別に怖がらせたりとかそう言うつもりはなかったんだけど、こういうリアクションされるとやりにくいな」

 

萃香も拍子抜けしたような顔をしている。

だから、なんでそんな反応になるんだ?

 

「まぁいいさ。今日はお前さんに挑戦しにやってきたんだ」

 

萃香は俺を指さすと、それまでの陽気な表情を一変させた。

急に雰囲気が変わり真顔になった。

 

「最初に言っておく。私は、お前のような大うそつきは……大嫌いだ」

 

そう言って睨みつける萃香からは、激しい敵意のようなものを感じた。

 

 

続く

 




ユウキに新しいスペルカードが正式に生まれましたー!

【幻符・幻想支配(イマジンロード)モード●】
幻想支配で他人を視て、力をコピーするときに使う。
●にはコピーした人の名前を入れる。
コピーした力で使うスペルカードは名前をそのまま使う。

【幻符・幻想支配モードエンド】
幻想支配で相手の力を無効化する。
しかし、これを使う前に放たれた弾幕が消える事はなく、新しく弾幕やスペカ、能力が使えなくなる。
ただし、妖力や霊力を使わない能力は使用可能。
その間、ユウキ自身に行動に制限がかかり、幻想支配は使えなくなる。

次回、萃香戦です!

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