「ハア〜っ。」
朝6時、ドラえもんはあくびをしながら台所に入ってくる。テーブルにはアカメが作った朝ご飯が並べられていた。アカメ、のび太、チェルシーはそれぞれ自分の席についていた。クロメも席についているが意識はまだ夢の中である。
「・・・・・・・・・・。」
ドラえもんはよろけながら自分の席に座る。
「ドラえもん、気分悪いの?」
「・・・・ううん、そんなんじゃないよ。ただ・・・・」
「ただ?」
全員の視線がドラえもんに注目する。
「変な夢を見たんだ。」
「夢?」
するとドラえもんは恐ろしいことを口に出す。
「うん。アカメがバスロープ一枚の女の人をベッドに押し倒して、襲いかかってる夢・・・・・。」
「!?」
その言葉を聞いてアカメは持っていたオタマを落としてしまう。そしてその顔が徐々に青くなっていく。
「あれ?それってもしかして・・『バシッ』」
何かを発しょうとしたチェルシーの口がアカメによって塞がれる。するとドラえもんは夢の中でみたアカメの行動を的確に真似し始めた。
「・・・・・・私は自分で動く方が好きなようだ。だから・・・・・私がする。トオ!!!ブチュー、スリスリ・・・もっともっと!!」
しばらくお待ちくだい
「『・・・・・・・・・・。』」
のび太たちは驚いて声が出ない。すると
バン!!
「やめろ!!!!!!!!私はそこまでやってはいない!!!!!!!!!!!」
顔を真っ赤にしたアカメが大声で抗議する。こんなアカメを見るのは初めてかもしれない。
「まっ、そんなに怒らないでよ。夢の話でしょう?」
「あっ・・・・・そ・・・・そうだな!その通りだ!」
のび太の言葉にアカメはいつもの冷静さを取り戻す。
「でも夢のような、本当のような・・・・・・。」
納得がいかないドラえもんにのび太は笑いながら口を開く。
「夢に決まってるでしょう?ホントだったら、怖すぎるし、気持ち悪いよ。」
「そうだね。」
のび太とドラえもんはクスクスと笑い出す。
「・・・・・・・・・・・・・・・。」
その光景にただただ苦笑いをするしかないアカメ。そして何故か隣でチェルシーはニヤニヤと笑っている。
そして朝食、
「のび太さん、私のは食べられないっていうの?」
「そ、そんなことはないけど・・・・。」
「だったら私のサンドイッチ食べて!」
そう言うと静香はのび太の口にサンドイッチを押し込む。
「そんなのより私のサラダの方が美味しいよ!」
そう言うとチェルシーはのび太の口にレタスを押し込む。
「私の野菜ジュースの方が栄養がありますよ!」
そう言うと何故かシェーレものび太の口にジュースを流し込む。
のび太の結婚相手は?
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静香
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ジャイ子
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梨華
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なつみ
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その他