「アカメちゃん ってさー、可愛いけど疑問が一つあるの。」
「なんだ?」
のび太と特訓をしていたアカメにチェルシーが近づいてきた。そしてアカメのスカートの裾すそをつまみ、少しずつ持ち上げる。
「・・・・・・・・・。」
「ギリギリまでサービス。」
するとアカメはチェルシーの頭に手刀を振り下ろす。
ビシッ
「あ、良かった怒った。」
「なんなんだいきなり。」
「いやあ女の子としての恥じらいがあるのかどうか、ふと心配になってね。
「当然だ!一般常識は教わっている。」
「じゃあ、国が新しくなったら、一緒にショツピング行こうよ!アカメちゃん可愛いんだからオシャレしないと。」
「・・・・・似合わないと思うが・・・。」
「そんなことはないよ、最高の素材。最高に仕上げてみせる!」
「・・・・ありがとう。」
するとチェルシーはのび太に視線を向けると、
「のび太、アンタもそのダサイ服なんとかしなさいよ。磨けば光るんだから。
「・・・・・・・・・・・・・うん・・・・・・・そうだね。」
『「・・・・・・・・・・・・・。」』
次の日、酔っ払ったレオーネがのび太にこんな質問をしてみた。
「のび太さあ・・・ウチの女子陣の中で誰が一番好み?」
「・・・・・・・・・。」
「アカメちゃんはクールな肉食女子。とぼけたところもご愛敬。マインは絵に描いたようなツンツン娘。シェーレはおっとりメガネ。一番優しいお姉さん。」
「・・・・・・・・・・・・。」
「んん〜?まつたくその気がないなんて言わせないわよ〜?ほれほれ、お姉さんに言ってごらんなさい?」
「・・・・・・・・・・・・・うん・・・・・・・そうだね。」
「・・・・・・・・・・・・・。」
さらに次の日、マインはのび太ををショッピングに誘うが、
【洋服屋】
シャァァ
「ねぇねぇ!この服どう?似合う?」
着試着室のカーテンが開くと、白と黒のツートンの服を着たマインが出て来た。その姿にのび太は
「・・・・・・・・・・・・・ああ・・・・・・・いいんじゃないか。」
「・・・・・・・・・・・・・。」
【お菓子屋】
「う〜ん!このパフェおいしい♪」
お菓子屋を見つけると、マインは買い食いし始めた。その様子を遠くから眺めるのび太。
「・・・・・・・・・・・・。」
マインはのび太の側に来ると、
「はい!これ、アンタの分・・・」
左手に持っていたソフトクリームを差し出す。
「・・・・・・・・・・。」
「なによ、いらないの?」
のび太は無言でソフトクリームを受け取り、
ペロッ
「・・・・ああ・・・・・・・おいしい・・・・・・・。」
食べ始めるが、その様子にマインは
「いい加減にしなさいよ!!」
ベシッ
「!?」
右手に持っていたソフトクリームをのび太の顔面に投げつける。
「この間っから、何話しても上の空でボーとして!」
「・・・・・・・・・ああ・・・・ごめん、マイン。」
「ごめんじゃない!私と話しているのがそんなに退屈なら、一人でいくらでもボーとしてなさいよ!」
それだけ言うと、マインは怒りながら帰って行った。
「・・・・・・・・・・・・・・。」
残されたのび太はそのまま呆然と立ち尽くす。
いつもの空き地で昼寝をするのび太。そこへ
「やっぱりここにいた。」
「あっ、ドラえもん。なんだか当てが外れちゃってさ。」
「ガックリしてたの?」
「E・S・P訓練ボックスで一人前のエスパー(超能力者)になれば、なんでもできると思っていたのに。そんなに甘くないみたいだね。」
どうやらのび太はタツミに負けたことを悔やんでいるようだ。
「そうなんだ。宇宙には帝具みたいな武器を開発、扱う星もあるらしいね。」
「もっと力が欲しいな〜っ。」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
今のままでは絶対タツミには勝てないと思うのび太。しかしこれ以上、どうやって強くなればいいのか分からない。
のび太の結婚相手は?
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静香
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ジャイ子
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梨華
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なつみ
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その他