プロローグ
オンラインゲーム、それは主にオンラインによるコンピュータネットワークを利用したゲーム。コンピュータネットワークを介して専用のサーバや他のユーザーのクライアントマシンであるパソコンやゲーム機と接続し、オンラインで同じゲーム進行を共有することができるゲームである。
ラグノロクオンライン
「ジャーーーーーーン!!!」
パソコンに映る題名にスネ夫は自身満々に胸を張る。
「これって昨日発売の・・・・・」
「いや〜っ、パパがゲーム会社の社長と知り合いでね。特別に譲って貰ったんだ。」
「いいな〜っ。」
「本当、羨ましいわ。」
相変わらず顔が広いスネ夫のパパにのび太、静香、ジャイアンは羨ましがる。
「で、これはどんなゲームなんだ?」
「基本的には自分のキャラを高レベルにすることぐらいかな。クエストとかこなしていけば多少はゲームっぽい空気は味わえると思うけど、大抵みんな装備集めとかにハマっていく。」
とりあえず自分のキャラを動かし、町の中をぐるぐると散歩するスネ夫。すると
【スネ夫さん。サブキャラ育成ですか?早いですねまだメイン初めて一日も経ってないのに〜】
突然ローブを着たヒーラー風の女キャラに話しかけられる。
「おい、なんか話かけられたぞ。スネ夫、お前の知り合いか?」
「えっ?ああ!!僕と同じ日にプレイし始めた立夏さんだ!!」
「『「立夏さん?」』」
スネ夫の言葉に三人は首を傾げる。
「インターネットに繋がっているから世界中のゲーマーと狩りしたり、チャットしたりもできるんだ!」
「えーーっ!?世界中の・・・・!?」
「スッゲー!」
「この間、立夏さんに『スネ夫さんってすっごく頼りになります。』、『スネ夫さんの奥さんになる人は幸せですね。』とか言われちゃったし・・・・・・。」
そう言いながらスネ夫は頬を赤くし、興奮気味に語り出す。正直言って気持ち悪い。
「『「・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」』」
その様子に三人は唖然とする。今、スネ夫は立夏に夢中なのだ。どうやらチェルシーは眼中にないらしい。
「いや〜っ、遊び始めたらもう笑いが止まらなくってハハハハハハハ!!」
大笑いするスネ夫に三人は嫉妬深い顔をする。
「『「・・・・・・・・・・・・・・・・・。」』」
「君たちも買って早く遊んでみなよ、楽しいよ!あっ!ごめーーーん!君たちパソコン持ってないんだったね!ハハハハハハハハハハッハ!!!」
『悔しい』
そんな言葉がのび太とジャイアンの頭に浮かび上がる。
のび太の結婚相手は?
-
アカメ
-
クロメ
-
チェルシー
-
シェーレ
-
レオーネ