「???」
アカメの言葉にのび太は首を傾げる。すると
「・・・・・・チョロい女だと、思ってたのか?」
「???」
「若いってだけで・・・・それが理由になるの、のび太?」
「???」
「のび太も、クラスの集合写真でそんなことしてんの?」
話がどんどん大きくなり、のび太は内心焦り出す。
「いや、ちょっと、皆さん落ち着いてくれます?これテレビだからね?面白おかしく取り上げられた一部の意見だからね?」
なんとかみんなを落ち着かせようとするのびた。だが
状況は更に悪化する。
【マジで男の部屋とか机の中なんてマジでエロ一色だから!しかも趣味特濃!見られたら人間引退ですわ!】
「『「『!!!』」』」
その言葉に五人の美女が同時に反応した。
「さてと、もう遅いし。今日はもう寝よう!」
そう言いながら慌ててテレビのスイッチを切る。
「ふう・・・・・・・あれ?」
安心したのも束の間、アカメたちの姿が見当たらない。そして何故か二階の自分の部屋から足音が聞こえてくる。それとほぼ同時に嫌な予感がした。
「あれ?どうしたのみんな?」
何故かのび太の部屋に集まっているアカメたち。
「だ、大丈夫だ・・・・!わ、私は何が出て来ようとも、のび太を見損なったりなんてしない自信がある・・・!た、ただ・・・・・その、ど、どういうものだけか・・・・その、心の準備だけはしておかないといけないから・・・・!」
「???」
「すまん、のび太・・・・分かってるから、私は信じてるから。でも、私には・・・・のび太が間違った道に進まないかを見守らないといけない使命があるから・・・・・!」
「???」
「悲しいけど、これは仕方がないことなのよ。もう賽は投げられてしまったの。」
「・・・・・・・・・・。」
「大丈夫です、私たちは全身全霊を持ってあなたの全てを受け止めます。」
「・・・・・・・・・・。」
「ドキドキドキドキ。」
「・・・・・・・・・・。」
予感は的中し、アカメたちはのび太の部屋を物色し始める。
「とりあえず枕の中じゃないか?」
レオーネは枕の中
「こういう時は『押入れの中』と決まっているんです。」
シェーレは押入れの中
「ま、まずは机の中じゃないか?」
アカメは机の引き出し
「本の間とかも、きょ、興味あるって言うか・・・!」
チェルシーは本棚
「のび太、心配しないで!怖くないから、大丈夫だからね!あ、ここに変な紙切れが!!」
クロメはバックの中
「あっ、ちょっと止めて!!それは違うから!!!!!!」
ドタドタバタン
のび太の結婚相手は?
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アカメ
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クロメ
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チェルシー
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シェーレ
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レオーネ