「ま、待ってくださいっ!これ以上は危険ですよっ!」
そんな出木杉の言葉を無視して先に進むレオーネ。
「二階に行ってみるか。」
「戻りましょう!ここは警察に任せるべきです・・・・・・・・・」
レオーネは静香たちの方に振り向くと
「なんども言わせるな。私のことは放っておけ。」
「しかし・・・・・・・・」
だがそれでも引き下がらない出木杉。
「は〜あ、こんな時にのび太がいればな・・・・・・」
そう言いながらレオーネはため息をつく。すると
「聞かせてください!」
「???」
だんまりを決め込んでいた静香が突然声をあげたので、レオーネと出木杉の視線が彼女の方に向く。
「どうしてのび太さん何ですか?」
「・・・・・・・・・・。」
「他にもいい男性はたくさんいます。出木杉さんや武さんみたいな・・・・・だけどのび太さんはただの『ふ〜ん、・・』ひっ!?」
「・・・・・お前・・・・のび太の何なの?」
レオーネの気迫に静香は思わず悲鳴をあげてしまう。
「あ・・・・アタシは・・・・・のび太さんの幼馴染です。」
「ふ〜ん、それだけ?」
「うっ・・・・・・・・。」
するとレオーネは静香に近づき
ペロッ
頬を舐めた。
「ひゃあああああっ。」
静香は頬を抑えながら顔を真っ赤にする。そんな彼女にレオーネは
「・・・心配ないよ。もう決めてるから、のび太は私のモノ・・・ってね。」
と笑みを浮かべる。
ガタッ
その言葉に静香は勢い良く立ち上がる。
「のび太さんは!!!誰のモノでもないわ!!!」
「静香ちゃん・・・・・。」
「・・・・・・・・・・。」
「あなたたちが何者なのかは知らない・・・!・・・・けど!どうせいなくなるのにのび太さんに変な期待されせるのはやめて欲しい!!」
「・・・・・・・・・・・・。」
先程の事で静香はのび太とドラえもんが大変な事件に巻き込まれているのではないかと推理する。するとレオーネは突然
「あ、危ない!テロリストだーーーーっ!」
「『え!?』」
二人はパニックになる。静香は咄嗟に本棚にあった本を手に取り、出木杉は本棚の後ろに隠れる。
「ど・・・どこ!?どこにいるの!?」
「ぷっ・・・・。」
「//////・・・・・・・・・・・・・。////////」
その様子にレオーネは思わず吹き出す。
「殺人犯には本で立ち向かうのがいいのか?さすがだな。」
「////ふ、ふざけないで!!////」
静香は顔を真っ赤にしながら持っていた本を放り投げる。
「私は・・・私は真剣なの!茶化さないでよ!!」
のび太の結婚相手は?
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アカメ
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クロメ
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チェルシー
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シェーレ
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レオーネ