転生者がダンジョンに出会いを求めて異世界に行くのは間違っているだろうか   作:サクサクフェイはや幻想入り

5 / 31
タイトルは適当に

リアルが忙しいため、不定期になるかもしれないけど、頑張ります!

リリなの色々と面白そうな設定浮かぶんですよねぇ、書きたい欲ががが...... 昔書いた短編見直してたら、フェイはやなりはやフェイが多いこと多いこと、百合が好きだったのに、いつの間にかオリ主書いてるし、純粋なあの頃に戻りたいなぁ(それでもいろいろ薄汚れてますが)

さて、本編どうぞ!


第四話 外食、時々喧嘩?

結局、あの後動かなくなったヘスティア様は、気絶していたようで、今はベルに背負われていた。 何故そんな状態のヘスティア様を連れて、街を歩いているかというと、朝の約束を果たすためだ

 

「ベル大丈夫か?」

 

「はい、神様とても軽いですし」

 

「そか」

 

ベルがいいと言ってるんだから、心配する必要もあるまい。 それにしても軽いか、間違っても重いと言ってたら、ヘスティア様に告げ口しようと思っていたのに、ぎゃははははは! そんなことを考えていると、目的地に着いたようだ。 まぁ、酒場ということもあり騒がしいが、別に気にすることでもないだろう、こういうの冒険者っぽいし

 

「冒険者さん!来てくださったんですね」

 

「ども、朝はありがとうございました。 約束は果たす主義なので」

 

そう笑いかけると笑顔で手を引っ張られる

 

「はい!三名様ご案内です!」

 

なんて店に言ってるが、言う必要はあったのだろうか? ベルなんか顔真っ赤にしてるし、ヘスティア様はこんな状態でも起きないようだ。 手を引かれカウンター席に案内される

 

「アンタたちがシルの知り合いかい?」

 

「シル?」

 

「自己紹介がまだでしたね、私シル・フローヴァと言います」

 

「これはご丁寧に、俺は狐島笑時です」

 

「ベル・クラネルです。 こちらは僕たちの主神でヘスティア様です」

 

自己紹介が終わったところで、注文もしていないのに料理が出てきた

 

「あの?」

 

「大食漢なんだろ?」

 

「マジか、いつもの食事じゃ足らなかったか、ごめんな」

 

「いやいやいや!!」

 

どうやらシルさんが俺たちがかなり食うみたいに言ってたらしく、結構な量の料理が出される。 シルさんを見ると、悪びれもせずてへぺろ、みたいな顔をしていた。 まぁ腹減ってるしいいんだけどね

 

「まぁ食えるだけ食おうぜ、てかそろそろヘスティア様起こしとけベル」

 

エールを注文しながら、出てきた料理に手を付け始める。確かに量は気になるが、うまいため食が進む

 

「うまうま」

 

「ショウジサンすごく食べてますね......」

 

「君そんなに食べる方だったかい?」

 

「んぐ......まぁうまい料理ですしね。 自分の作ったものなんか食べ飽きてますし、シルさんエール追加で」

 

「わかりました」

 

ある程度食べ進め、腹も一杯になってきたのでスローペースになる。 ベルやヘスティア様は、おいしいと言いながら自分が食べられる量を食べたいた

 

「こんなに食べるとは思わなかったです」

 

「おいしいですしね。 あ、おいしいと言えば、昼にお弁当食べたんですけどおいしかったです」

 

「そ、それはよかったです」

 

お盆で口元を隠すシルさん、少し恥ずかしいらしい。うむ、眼福眼福。 なんてほっこりしていると、入口が騒がしくなる。ちらりとそちらに視線を向けると、なんかエセ関西弁の神が入ってきていた。 まぁどうでもいいので料理の処理に戻る、なんか食っても食っても増えてる気がする

 

「ミアさん、もう作らなくてもいいですよ」

 

「そうかい?いい食いっぷりだったからね!」

 

「うまいですからね、でもそろそろ限界になってきたので」

 

「嬉しいこと言ってくれるね!まぁこれ以上は作らないから安心しな!」

 

やっぱり増えていたらしい、どうりで食っても減らないはずだ。 なんかベルなんか食う手止まってるし。 それにしてもおかしい、ヘスティア様いつの間にか不機嫌だし、ベルは何かに見惚れてる? 視線を追ってみると、あの時の第一異世界人の子だった

 

「ははーん」

 

ベルの視線、まさかとは思うが

 

「べーるーくーん!まさか、惚れたか」

 

「!!?」

 

おー、おー、わかりやすいこと。 これで爆弾は投下されたので、ヘスティア様がなんとかしてくれるだろう、今も嚙みつかんばかりに、ベルに何か言ってるし。 触らぬ神に祟りなし、ということで俺は少し席を離す

 

「いいんですか放っておいて?」

 

「問題ないでしょ」

 

「・・・・・・本音は?」

 

「放っておいた方が面白そうだから。それよりシルさんはいいの?俺にばっかり構ってて」

 

さっきからずっと隣で立っているのだ。 店はそこそこ忙しそうなので、いいのかと思ったのだが

 

「大丈夫ですよ」

 

シルさんがミアさんを見ると頷いた、どうやらいいらしい

 

「まぁ良いならいいけど、シルさんみたいな美人に、お酌してもらうのもいいしね」

 

「そ、それはよかったです//」

 

果てシルさんの顔が少し赤くなった、何か怒らすことでも言っただろうか、なんて少しぼんやりした頭で考えたが、特に思い浮かばない

 

「ところで、あの団体は?」

 

「あの団体さんは、ロキファミリアの皆さまです。 あの赤髪の女性、ロキ様が主神のファミリアで......」

 

それからシルさんの説明が続く、それをBGMにしながらジョッキを傾け、少なくなってきた料理を食べ進める。 うむ、少し気持ち悪い、食い過ぎた。 シルさんの話をまとめると、このオラリオで一、二位を争う大きなファミリアらしい

 

「じゃあ強いのがわんさかいるんですねー」

 

「そうですね、いろんな方が高レベルの冒険者ですし」

 

「よっしゃー!」

 

またもロキファミリアの方が騒がしくなる、なーんか来てから騒がしいが、今度は少し質が違った。 どうやら俺とベルが始めたあった日のことを言っているようだった。 まぁそこまでは別にいいのだが、どうもそいつはベルが真っ赤になってダンジョンから出ていくところを見たようで、それを笑い話にしていた

 

「ミアさん代金」

 

「・・・・・・店を壊すんじゃないよ」

 

「そんなことはしませんよ、そんなことは」

 

そんなことをするつもりはない、まずは空いたジョッキを銀髪の男にシュート! 超エキサイティング! するとどうも力加減を間違えたようで、椅子に座っていた男ごと後ろに倒れた。 まぁ仕方ないね、一応あの時助けてもらった、第一異世界人にの子に礼を改めて言おうと近づく

 

「ちょっと失礼」

 

「?......あ、あの時の」

 

「そ、そ。あの時はありがとうって改めて礼を言っておきたくてね」

 

「貴方なら、助けなくても、倒せたと思う」

 

「それでもね、ありがとう」

 

「どう、いたしまして?」

 

何故疑問形とも思ったが、何も言わないでおいた。 周りのロキファミリアの面々は、何故かポカンとしていたが

 

「だああぁぁぁ!!てめえ!何アイズとなれなれしくしゃべってやがる!!」

 

なんて殴りかかってきたので

 

「まったく、うるせえわんこだなぁ......ちゃんと躾しとけ、よ!!」

 

酔っているためか軌道が読みやすく、拳を避け、がら空きの背中に蹴りを入れ、店の外まで飛ばす

 

「ミアさん、外ちょっと荒れるかも」

 

返事は聞かず、机を飛び越え外に出る。 ミアさんに声をかける前に確認していたが、飛ばされてる間に体制を変え、地面に着地していたわんこ。 流石高レベルの冒険者ってところだろうか

 

「てめぇ!何しやがる」

 

「なにしやがるも何も、店の中だとミアさんや他の客や従業員に迷惑かかるだろうが。 え?なに、それもわからないくらい低能なの?プークスクスクス!」

 

「殺す!!」

 

顔を真っ赤にこちらに殴りかかって来るわんこ、さっきのは本気ではなかったのか、スピードが段違いだった。 目で追えるけど

 

「なになに?これが本気?あれれー?どうしちゃったのー?」

 

「だまれ!」

 

怒りで思考が単調になってるわ、酔いもあるんだろうが、いまいち動きに精彩がない

 

「そんな攻撃、あたらないよー?」

 

「があああああ!!」

 

速度は増したが攻撃は短調、なのだが

 

「おろ?」

 

そこで俺は足を滑らせた、どうやら俺も酔っていたらしい。 チャンスと思ったのだろう、真正面から向かって来るわんこ。 でも俺もそこまで甘くない

 

「らぁ!!」

 

「甘いな」

 

こけそうになって体制は悪いが、ブリッジをして振りかぶられた拳を避ける。腹がすれすれだったが、避けられたなら問題ない。 大振りの攻撃だったため、わんこは体勢を立て直すのに時間がかかる。 俺はバク転の要領で起き上がる。 もちろんバク転ということは、わんこを蹴り上げるということで、そのまま飛んで距離を詰め、頭に踵を落とす。その衝撃で気絶するかと思ったが、どうやら地面に手をついて起きようとしている。 だがギリギリなのだろう、あまり抵抗を感じない。 だから

 

「そのまま眠れ、わんこ」

 

頭に置いたままだった足をそのまま踏み抜く。うめき声のようなものが聞こえ、抵抗は完全に消えた




自分の表現のなさに呆れる、わかりにくいと思いますが納得してください

感想、評価お待ちしてます!

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。