転生者がダンジョンに出会いを求めて異世界に行くのは間違っているだろうか 作:サクサクフェイはや幻想入り
一話の後書きで言ってたヒロイン候補がついに!
まぁ伸びたのが原因なんですけどね
それと全く関係ないんですがリリなの書きたい、そりゃもう凄い意欲が
まぁ書くなら、このすば一旦凍結するなりしないと
それとPSO2始めました、これだけでなんで始めたかわかる人は、心が読めるんですかね!
ヒント:ACスクラッチ
それではどうぞ!
ヘスティア様に呆れられた次の日、俺は朝早くから鍛錬をしていた。 これは死ぬ前からの習慣で、こっちの世界では鈍りなどは命に直結する、なにが言いたいかというと習慣って大事ですよね
「ふぃー......こんなものでいっか」
軽く汗を流すていどで鍛錬を切り上げる、腹ごしらえなどをしたいところなのだが、昨日帰りに買うのを忘れたので食材がないのだ。 鍛錬を終わりにしたなら次はあれだ
「さてさて、どんなことが起こるでしょうねぇ! 『さて、これから見せますのは、種も仕掛けもあるつまらないマジック。 皆様どうかごゆるりとお楽しみくださいませ』」
呪文を唱えると手には黒い手帳が、中を見てみると思った通りMS一覧だった
「ほー、結構網羅してんのな。 ACとかも頼めばよかったかな、スマホにボイス集はいってるから、リアル主任出来たのに 。まぁいっか、ぎゃははははは! さて君に決めた!」
一覧の中からなじみ深いものを選ぶ、その瞬間閃光に包まれ、光が収まったころには俺の姿は変わっていた
「お、おお! これだよこれ!!」
体を確認しながら呟く、まばゆい金色のボディー、腕にはビームトンファー、装甲は所々分割され、その隙間からは時々青い光が漏れる。 そう俺はフェネクスになったのだ!
「いやまぁ、流石に初期はトンファーとサーベルだけか」
盾とマグナムはない、DEもないが、この姿になれただけで感動ものだ
「でもマグナムは欲しいよなー......念じたら出てきたりして」
試しに目を閉じる、もちろん感覚的なものだ。 だって他の人から見たらどうなってるかわからないし? そんなことはさて置き、イメージしろ、あの形を...... なんてエミヤごっこをしていると、右手にずっしりとした重みが
「・・・・・・ほんとに出たよ」
その手にはビームマグナムが! まさか本当に出るとは思わなかったけど、出たなら打ってみるしかないよな! 少し体の動き具合を確認し、ビームマグナムを空に構える
「いっけぇぇぇぇぇぇ!!」
ビームマグナム独特の発射音と、アニメで見たままの閃光が空に上がっていき、やがて見えなくなった
「・・・・・・すげー!! マジで発射できた! しかもマガジンの排出までできるのか!? やっば! すごくね!!」
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「ショウジサン、なんか元気ないですね」
「朝から興奮しすぎた」
結局あの後興奮して、初期に入っていたマガジン五発をすべて打ち切り、リロードして撃っていたが、気分が悪くなってきたのですぐにやめた。 ヘスティア様曰く、精神疲弊(マインドダウン)の影響ではないかということだった
「何かしていたんですか?」
「鍛錬した後魔法試してた」
騒ぐかと思ったベルだが、見てみるとなぜか後ろを見て立ち止まっていた
「なにしてるんだ?」
「いえ、なんか視線を感じた気がして......」
「ほーん」
たぶんベルの勘違いだと思うが、そんなことを思いながら、前も見ずに歩き出したのがいけなった
「きゃっ」
「おっと」
胸に軽い衝撃、誰かとぶつかったようで、前を見るとバランスを崩してこけそうになっている女の子が、こけないように急いで手を掴む
「ごめん、前見てなかったんだ」
「いえ、貴方が助けてくれたので何ともないですし、それに、私も前を見てなかったので」
謝ると女の子の方も謝って来る、どうやらお互い様のようだ
「あの......」
「ん?」
「手を離してもらってもいいですか?もうだいじょうぶなので」
「あー、ごめん」
よくよく考えたら、ずっと手を握りっぱなしだった。 どうりで少し顔が赤かったのか。 なぜか後ろから視線を感じそちらを見ると、ベルがジト目でこちらを見ていた
「・・・・・・なんだよ」
「なんでも」
そんな話をしていると、ベルのおなかが鳴る。 三人分とはいかないが、二人分くらいなら、ストックで残っていたはずなんもだが、どうやら食べてこなかったようだ。 俺も腹は減っているが鳴るほどではない。 ベルが顔を赤くすると、何故か女の子は建物の中に入って行ってしまう。少しすると、何かが入っている包みを持って出てい来た
「あの、これもしよかったらどうですか?」
「えっと?」
「ですからこれです」
俺はここまで来て分かった、これはあれだ、このまま渡すまで諦めないパターンだ。 しかもここ店みたいだし、たぶん夜に来てくれみたいなこと言われるだろうな
「・・・・・・ありがたくいただきます」
「そ・の・か・わ・り」
「夜にここに食べに来ますよ」
「お願いしますね。 あ、一人分なので少ないとは思いますが、もしよかったらお連れの人と分けてくださいね」
「はい」
「それじゃあまた夜に」
「はい、おいベル行くぞ」
女の子に見送られながら、俺たちはその場を後にする
「ショウジサン何貰ったんですか?」
「お前の腹が原因でこれ貰ったんだよ」
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「なあ」
「なん、ですか!」
「モンスター多くね」
現在なぜかゴブリンたちに囲まれていた、講習だとこいつらはあまり群れなくて、しかも群れてもそんなに多くないはずだ。 今は大体十匹くらいに囲まれていた。俺とベルは、今背中合わせに行きを整えていた。 主にベルがだが
「やっぱりそう思いますか?」
「ああ。 まぁなんとかしますかね」
「はい!」
あまり時間をかけてもベルが危なくなっても嫌なので、コボルトの攻撃を避けながら、詠唱を始める
「さて、これから見せますのは、種も仕掛けもあるつまらないマジック。 皆様どうかごゆるりとお楽しみくださいませ」
現れる黒い手帳、俺はその中から一機を選ぶ
「くっ!この!!」
やはりベルは敵の多さに苦戦しているみたいだ、早く助けに行かないとな
「ぎっちょんちょん!!」
機動性の良さを生かし、ベルの後ろから切りかかっているコボルトに急接近、GNバスターソードで真っ二つにする
「ベル、後ろは任せなぁ!」
これ乗ってるやつなら、間違いなく言わないセリフだし、たとえ言ったところで、後ろから撃たれる未来しか見えないが。 そのまま上空に浮かび、片っ端から撃って行く。 この機体で射撃とも思うが、別に射撃性能に関しては申し分ない。 そうこうしているうちに、いつのまにか増えていた分まで処理し終わり、魔法を解除して地上に降りる
「えっと、さっきのなんだったんですか?」
「あれが俺の魔法。 微妙に違うけど、まぁそういうものだと思っておいて」
「は、はぁ」
いまいち納得しきれていいないようだが、ごり押ししておいた。 帰り道はベルからの質問攻めにあった、一応俺が答えられる範囲で答えておいたが
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「・・・・・・」
何故か俺のステータスを見て固まっているヘスティア様、ベルはおろおろしていた
「あのーヘスティア様?おーい、ねー、ねえってばー!!」
「うるさいよ!?僕がいろいろ考えてるのに!」
またもステータスの紙をぶつけられる、なんでぶつかられるんですかねぇ。言いたいのをぐっとこらえ、ステータスの写しを見る。 なんか増えた記載が
「ほー、何このチート。つまりこれあれでしょ?同じファミリアの眷属なら、経験値増えるってことでしょ?」
「ええぇぇぇぇぇぇ!?」
ベルは驚き、ヘスティア様は頭を抱えていた。 まぁヘスティア様が頭を抱えるのはわかる、この世界の神妙に娯楽に飢えてるし。 でもまぁ
「なにびびちゃった?このステータスに何か問題でも?要はばれなきゃいいだけですし」
「君は......はぁ、まぁいいや、ベル君、君のステータスも更新しよう」
俺の煽りは乗らなかったようだけど、考えるのは後回しにしたようだ。そこまではよかったのだが、ベルのステータス更新してヘスティア様は、真っ白になっていた
そんなわけで第三話です、ようやくヒロイン候補の銀髪少女です!
あーリリなの書きてー、一時期書いてたからなおさら。
関係ない話はここまでにして、感想や評価お待ちしてます!