ガールズ&パンツァー+ボーイズ&ゾルダース 作:宇宙刑事ブルーノア
『ガールズ&パンツァー+ボーイズ&ゾルダース』
第194話『決勝戦、始まります!』
遂に東富士演習場にて、戦車道・歩兵道全国大会の決勝戦が始まる………
黒森峰機甲部隊との戦いに備え、最後の調整を進めていた弘樹とみほは………
戦ってきたライバル達、そして戦友達に激励を受ける。
そして、遂に………
試合の時間が訪れようとしていた時………
戦車道・歩兵道全国大会の決勝戦の試合会場………
陸上自衛隊の東富士演習場………
大洗機甲部隊・野営地………
「弘樹っ!!」
イザ試合前の挨拶へ向かおうとしていた弘樹の元に、ゴウトが現れる。
「! とっつぁん!」
「ハア!………ハア!………間に合ったか」
走ってきたせいか、若干息を切らせているゴウト。
「如何したんだ、そんなに慌てて。もうすぐ試合開始だ。用なら後に………」
「遂に連中の尻尾を掴んだぜ!」
もうすぐ試合が始まるので、手短に済まそうとした弘樹に、ゴウトはマントの下からA4サイズの封筒を取り出す。
「!………」
それを聞いた弘樹は、すぐさまその封筒を受け取り、中に有った書類を確認する。
「! コレは………本当の事なのか?」
その書類の内容を見た弘樹が一瞬驚きを露わにする。
「ああ、間違いねえ。文科省の野郎、トンでもない事を企んでやがったぜ」
「全くだ………」
ゴウトが苦々しげな顔になると、弘樹も不快感を露わにする。
「舩坂くん」
とそこで、2人の姿を見かけた迫信が近づいて来る。
「会長、コレを」
すぐにその書類を迫信へと渡す。
「ふむ…………」
書類を受け取った迫信は、素早く全てに目を通す。
「成程………コレで後藤警部補と荒巻課長の捜査に裏付けが取れた」
そしていつもの不敵な笑みを浮かべた。
「よし、コッチは私がやっておこう。君は挨拶の方へ向かってくれたまえ」
「ハッ! 了解しました!」
「じゃあな、弘樹。頑張れよ。お前達が勝つ方に全財産賭けてんだからな」
迫信にそう言われ、ゴウトからも彼なりの激励を受けた弘樹は、試合前の挨拶の場へと向かう。
「じゃ、俺も失礼するぜ」
「…………」
ゴウトも去って行くと、迫信は改めて書類に目を通す。
(………如何やら讃美歌13番をリクエストするか、新宿駅東口の伝言板にXYZと書く必要は無くなった様だね)
『さあ、いよいよこの瞬間がやって参りました! 第63回戦車道・歩兵道全国大会、決勝戦の開幕です! 実況はやはり私、『ヒートマン佐々木』! 解説には最早お約束の『DJ田中』さんに来て頂いております!』
『どうも、宜しくお願いします』
いよいよ選手入場の時間となり、お馴染みとなったヒートマン佐々木とDJ田中の熱い実況が響く。
『その注目のカードは、ダークホース・大洗機甲部隊と王者西住流・黒森峰機甲部隊!』
『ハイ、ですが黒森峰は今、色々な意味で正念場ですね………』
DJ田中が、今の黒森峰の状況を顧みてそう言う。
『確かに………しかし、そこは試合で払拭してくれる事を期待します』
だが、ヒートマン佐々木は、今見るべきものは選手達の試合であって、母校の状況ではないと言う様にそう言う。
『………そうですね。両校の奮戦に期待しましょう』
そこでDJ田中も、その事は一旦忘れる事にした。
『それは、選手達の入場です! 先ず今大会のスーパーダークホース! 大洗機甲部隊っ!!』
ヒートマン佐々木がそう言うと、入場門から大洗機甲部隊が試合場へと入場する。
大洗の応援席と、一般客席から割れんばかりの歓声と拍手が鳴り響く。
『20年ぶりに戦車道を復活させた大洗女子学園と歩兵部隊を再編した大洗男子校からなる機甲部隊。他校と比べて圧倒的に寡兵でありながら、奇跡とも呼べる逆転劇を繰り返してココまでやって来ました!』
『もうこうなったら、優勝も有り得ますね。楽しみです』
ヒートマン佐々木とDJ田中も、何処か大洗機甲部隊に期待している様子を見せる。
『では、続きまして! 日本戦車道此処に有り! 西住流の御膝元! 9連覇の王者! 黒森峰機甲部隊の入場です!!』
続いてヒートマン佐々木はそう実況し、大洗機甲部隊と反対側の入場門から黒森峰機甲部隊が入場して来る。
すると………
「「「「「「「「「「ブーッ! ブーッ! ブーッ!」」」」」」」」」」
待っていたのは凄まじいブーイングだった。
「帰れーっ! 人殺しぃっ!!」
「お呼びじゃねえんだよっ!!」
「引っ込め馬鹿野郎ーっ!!」
ブーイングに交じって汚い野次も飛んで来る。
『あ~と………コレは………』
『いや~、ココまでとは………』
その様子を見たヒートマン佐々木とDJ田中は言葉を失う。
大洗の応援席の観客達は静観しているが、一般席に居る観客は、粗全てが黒森峰に対しブーイングを送っている。
空席の目立つ黒森峰の応援席は、通夜の様な沈痛な空気に包まれている。
「! アイツ等………」
「止せ、エリカ」
思わずその観客達を睨みつけるエリカだったが、すぐにまほが諌める。
「しかし!!………」
「お前のやろうとしている事は逆効果にしかならん………全ては試合で決まる」
「!!………」
まほにそう言われて、エリカは悔しさを露わに黙り込む。
「…………」
一方、黒森峰側の応援席に居たしほは、俯いた状態でジッと座り込んでいる。
「力を見せるのよ………西住流は力の象徴………力を示さなければ………存在価値は………」
何やらブツブツと小声で呟き始めるしほ。
良く見れば若干目が虚ろである。
周りの黒森峰関係者達は、露骨にしほから距離を取っている。
と、そこへ………
「やっほー、しほちゃん」
何時もの様に陽気そうな様子の常夫が現れ、しほに軽い感じで挨拶をする。
「…………」
だがしほは、そんな常夫を気にする様子を見せず、やはり俯いたまま若干虚ろな目でブツブツと呟き続けている。
「隣座るね~」
しかし、常夫はそんなしほの様子を気にする事無く、堂々と隣に腰掛ける。
「あ、お姉ちゃん、お茶。あとポップコーンも」
「ハ、ハイ………」
そして売り子のお姉さんからお茶とポップコーンを購入する。
「いや~、娘達の試合、楽しみだね~」
「…………」
「みほ~! まほ~! どっちも頑張れよ~っ!!」
リアクションの無いしほに一方的に話し掛けている常夫。
しかし、場違いなくらい陽気な彼の登場で、黒森峰側の応援席に僅かながら和やかな空気が流れ始めるのだった………
そして程無くして………
両部隊のメンバーが整列を終える。
「両チーム、総隊長、副総隊長、前へ!」
今回の試合の審判長を務めている亜美がそう言い、大洗側からみほと迫信。
黒森峰側からはまほと都草が前に出る。
「本日の審判長、蝶野 亜美です。よろしく」
「副審判長の最豪 嵐一郎だ」
とそこで、審判長である亜美と、副審判長の嵐一郎が挨拶する。
「両校、挨拶!」
「…………」
亜美にそう言われて、みほはまほの事を見やる。
「…………」
その視線を正面から受け止めるまほ。
「………よろしくお願いします!」
「「「「「「「「「「お願いしますっ!!」」」」」」」」」」
そしてみほがそう言うと、両機甲部隊員が挨拶を交わす。
「………!」
と、礼から顔を上げた弘樹が、都草が迫信の肩越しに視線を向けて来ていたのに気付く。
(舩坂 弘樹………今日が黒森峰にとって最後の試合になるかも知れない………だが、私は必ずまほに勝利を捧げる………それが私の使命だ)
胸中にそんな思いが過り、自然と視線が鋭くなる都草。
「…………」
対する弘樹も、何時もの仏頂面のまま、目を細める。
「それでは、お互いに開始位置へ」
「両軍の健闘を祈る」
とそこで、亜美と嵐一郎がそう言って退場し、まほと都草も部隊へと戻る。
「行こう、西住くん」
「ハイ」
迫信とみほも、皆の元へ戻ろうとする。
「待ちなさい」
「!………」
と、そのみほに声を掛ける者が居り、みほが振り返ると、そこには………
「…………」
1人の黒森峰戦車部隊員を伴って立っているエリカの姿が在った。
「あ、あの人!」
「まさか! また西住殿に何かをっ!?」
その様子を見た沙織と優花里が、以前のエリカの印象から、すぐにみほの元へ駆け寄ろうとする。
「待て………」
だが、それを弘樹が止める。
「!? 舩坂殿っ!?」
「舩坂くん!? 如何して!?………」
「黙って見ていろ………」
優花里と沙織が驚きの声を挙げるが、弘樹は重ねてそう言う。
「あ、エリ………逸見さん。それに………」
エリカが連れて来た黒森峰戦車部隊員の姿を見て、みほは驚きを露わにする。
「ホラ………」
「ありがとう、エリカさん………お久しぶりです、みほさん」
「小梅さん………」
みほに向かって、微笑みながら挨拶をする黒森峰戦車部隊員………『赤星 小梅』
そう、彼女こそ………
去年の決勝戦にて、みほが救助に向かった水没した戦車に乗って居た隊員の1人なのである。
他の乗員はあの試合の後にみほと同様に転校してしまったが、小梅だけは黒森峰に残って戦車道を続けていた。
何時かみほが戻って来ても良い様に………
そして、みほの行動が間違っていなかった事を証明する為に………
「あの時は………本当にありがとうございました」
小梅はみほに向かって深々と頭を下げる。
「………あの後、みほさんが居なくなって、ずっと気になってたんです………私達が迷惑掛けちゃったから………」
「そんな事ないよ。迷惑だなんて、全然思ってないよ」
俯き気味になった小梅に、みほは朗らかな顔でそう言う。
「みほさん………みほさんが戦車道を辞めないで良かった」
それを受けて、小梅は目尻に涙を浮かべる。
「………ホントの事を言うと、黒森峰から逃げた時には、本気で辞める積りだったんだ」
するとみほはそう語り始めた。
「けど、大洗で友達が出来て、支えてくれる人が居て………だから、もう1度やってみようって思えたんだ」
「それって………あの人ですか?」
そこで小梅は、背後の方に控えている弘樹の事を見てそう言う。
「うん………舩坂 弘樹くん。私の………大切な人だよ」
若干頬を染めて、照れ臭そうにしながらそう言うみほ。
「そうですか………」
それに対し、小梅を笑みを返す。
「小梅さん………遠慮せずに掛かって来てくれて良いよ。戦車道での事は、戦車道で責任を執る積りだから」
と、みほは表情を引き締め、小梅にそう宣言する。
「! ハイ! 負けませんよ!」
小梅は一瞬驚いた様子を見せたが、すぐに表情を引き締めてそう返す。
「………ありがとう、逸見さん。小梅さんに会わせてくれて」
小梅を連れて来たエリカにも礼を言うみほ。
「この前の借りを返しただけよ………試合じゃ容赦しないからね」
だが、エリカは素っ気無くそう返す。
「勿論です。全力で戦いましょう」
「………フン。行くわよ、小梅」
「あ、ハイ。それじゃあ、みほさん。また………」
みほがそう返すと、エリカは鼻を鳴らして踵を返し、小梅と共に去って行った。
「…………」
その姿を暫し見ていたみほだったが、やがて同じ様に踵を返し、弘樹達の元へと向かったのだった。
一方、黒森峰側の方では………
「「「「「「「「「「…………」」」」」」」」」」
黒森峰戦車部隊員達が全員エリカと小梅………
と言うよりも、エリカにニヤニヤとした顔を向けている。
「な、何よ、アンタ達!」
その様子に困惑するエリカ。
「この前の借りを返しただけよ………試合じゃ容赦しないからね」
「!?」
そこで先程みほへ言った自分の台詞が聞こえて来て、エリカがその方向を見やると………
「勿論です。全力で戦いましょう」
「………フン。行くわよ、小梅」
小芝居でエリカとみほとの遣り取りを再現している久美の姿が目に入った。
「久美~~~~っ!!」
「いや~、エリカ殿もホント素直じゃないでありますなぁ」
「喧しいっ!!」
「アイターッ!?」
そんな久美を、問答無用で引っ叩くエリカだった。
「全く、アイツは何をやってるんだ………」
その様子を呆れた様子で見ている、久美が率いる黒森峰女学園第58番戦車隊機動防衛特殊先行工作部隊の随伴歩兵分隊の分隊長の突撃兵・『義炉太(ぎろた)』
「フフフ、アレでこそ分隊長殿でござる」
逆にその様子に笑みを浮かべている同分隊員の偵察兵・『泥川(どろかわ)』
「クック~」
心情の伺え知れない不気味な笑いを見せている同じく同分隊員の工兵・『来流矢(くるや)』
「あの女~! 僕の部隊長さんに~っ!!」
と、久美の愛車であるⅣ号突撃砲の装填手席で、エリカが久美を引っ叩いているのを見て黒いオーラを上げている装填手・『玉枝(たまえ)』
「てゆ~か、暴力措置?」
操縦手席で、四字熟語でその状況を例えている操縦手・『茂亜(もあ)』
「部隊長~! 副戦車隊長~! そろそろ行くよ~!」
そして最後に、砲手席の砲手・『冬子(ふゆこ)』がそう言って、その場を収めるのだった。
大洗機甲部隊・スタート地点………
「相手は恐らく、火力に物を言わせて一気に攻めて来ます。その前に、有利な場所に移動して長期戦に持ち込みます」
大洗機甲部隊の面々を前に、みほは対黒森峰機甲部隊への対策を確認する。
「試合開始と同時に速やかに207地点へ移動。工兵部隊は先行して事前準備をお願いします。そして………『アッセンブルEX-10』は手筈通りに展開して下さい」
「了解」
とそこで、弘樹がそう返事を返し、背後に控えている今回のアッセンブルEX-10メンバーも力強く頷く。
「では、戦車チーム各員、乗車!」
「「「「「「「「「「ハイッ!!」」」」」」」」」」
そしてみほはそう号令を掛け、戦車チームの各隊員達が己のチームの戦車へと乗り込んで行く。
「…………」
と、みほはⅣ号へと向かう前に、杏達生徒会メンバーの方へと向き直ったかと思うと、一礼する。
「「「「…………」」」」
それに対し、杏達も頷き返す。
「…………」
Ⅳ号の前へと移動したみほは、左手をⅣ号の上へと乗せる。
「………頑張ろうね」
コレまで苦楽を共にして来た『あんこうチーム6人目のメンバー』にそう呼び掛ける。
すると、そんなみほの手に、沙織、華、優花里、麻子が自分達の手を重ねる。
「皆………」
「「「「…………」」」」
みほに視線を向ける沙織、華、優花里、麻子。
「………行こう!」
「「「「おーうっ!!」」」」
みほがそう呼び掛けると、沙織達は揃って返事を返した。
そして、其々のポジションのハッチからⅣ号へ乗り込む。
「…………」
みほはキューポラに身体を半分納めると、弘樹を見やった。
「…………」
その視線に気づいた弘樹は無言でヤマト式敬礼をする。
「…………」
それを見たみほは一瞬笑顔を見せ、次の瞬間には引き締まった軍神の顔となるのだった。
黒森峰機甲部隊・スタート地点………
「取り敢えず、総隊長のフラッグ車であるティーガーⅠだけは完璧に仕上げました。ですが、他の戦車はどれも整備が完全ではありません。正直………何時止まってもおかしくありません」
暫定整備主任が、ティーガーⅠに乗り込んでいるまほに向かってそう告げる。
「燃料と弾薬も本来の半分ほどしかありません。くれぐれも気を付けて下さい」
「分かった。注意する」
「御武運を………」
暫定整備主任は申し訳無さそうにしながら、その場を後にした。
「………これより決勝戦だ。相手は恩の有る大洗機甲部隊だが、だからと言って遠慮する必要は無い」
それを確認すると、まほは黒森峰機甲部隊員達に試合前の鼓舞を始める。
「先ずは迅速に行動せよ。グデーリアンは言った、『厚い皮膚より速い足』と」
「その割には重装甲で足回りの弱い重戦車や駆逐戦車での高火力編制なのでありますな」
「「「「「「「「「「…………」」」」」」」」」」
まほの言葉に久美がそうツッコミを入れた瞬間、黒森峰機甲部隊の空気が死んだ………
「久美いいいいいいぃぃぃぃぃぃぃーーーーーーーーっ!!」
と、最初に我に返ったエリカが、叫び声を挙げながら愛車のティーガーⅡから飛び出し、久美の乗るⅣ突に飛び込んだ!
「アンタって奴は! アンタって奴はっ!!」
「ゲロオオオオオォォォォォォーーーーーーーッ!?」
ドッタンバッタンとしているⅣ突の車内から、エリカの怒声と久美の悲鳴が交互に響いて来る。
「………フ………フフフ………ハハハハハハッ!!」
「!?」
「そ、総隊長っ!?」
「まほ?………」
しかしそこで、まほが突然大笑いし始め、黒森峰機甲部隊員に動揺が走る。
とうとうまほまで狂ってしまったのかと………
「確かにそうだな! こんな重戦車編制で速い足も有るものか! ハハハハハハッ!!」
だが、まほは狂っていると言うワケではなく、久美の言う事が最もであると思い、笑っている様である。
「ハハハ、すまない。各員、今言った事は忘れてくれ。私のミスだ」
「総隊長………」
明るくそう伝達するまほの声を聴いて、黒森峰機甲部隊員達の間に在った重い空気が、幾らか軽くなる。
「では、改めて行くぞ」
「「「「「「「「「「!!」」」」」」」」」」
だが、続けてまほがそう言うと、すぐに表情を引き締めるのだった。
そして遂に………
試合開始を告げる信号弾が撃ち上がった!
『さあ、泣いても笑ってもコレが最後の試合です! 最早言葉は不要! 全ては戦う少年少女達を見れば済む話! 大洗機甲部隊! そして黒森峰機甲部隊! 君達に、幸あれっ!!』
「パンツァー・フォーッ!!」
「アールハンドゥガンパレード!」
ヒートマン佐々木のお馴染みの台詞と共に、みほと迫信は号令を掛け、大洗機甲部隊は一斉に進軍を開始した。
するとすぐさま、弘樹が率いるアッセンブルEX-10と、工兵を中心とした部隊は本隊より先行。
其々に、別の場所へと向かうのだった………
つづく
新話、投稿させていただきました。
直前になって遂に陰謀を暴く一手が。
しかし、それによって命拾いしたのは文科省の方だと言う事実(爆)
13か街狩人に狙われたら、それこそ文科省が無くなっていましたね。
遂に黒森峰機甲部隊との試合前の挨拶。
しかし、黒森峰の状況はかなり悪い様子………
それでも最後の誇りを持って試合に臨みます。
そして此処でツンデレを見せてくれたエリカ(笑)
この『借りを返しただけ』と言う台詞はベジータ系ツンデレのお決まり台詞ですね(爆)
それから遂に登場した小梅。
みほが原作より心身共に強くなっているので、遣り取りが若干変化しています。
そして相変わらずの久美。
しかし、彼女が良いムードメーカーになっています。
彼女の率いる小隊員や車両乗員も登場し、いよいよ次回から試合に入ります。
お楽しみに。
これからも、よろしくお願いします。