ガールズ&パンツァー+ボーイズ&ゾルダース 作:宇宙刑事ブルーノア
『ガールズ&パンツァー+ボーイズ&ゾルダース』
第155話『準々決勝です!』
遂に、決勝リーグ・第1試合………
準々決勝の試合が開始された。
大洗機甲部隊の相手は、マジシャンを養成する学校『ナイトウィッチ学園』と『ハロウィン高校』からなる『ナイトウィッチ&ハロウィン機甲部隊』
マジシャンらしく、奇術によって出現した戦車部隊に圧倒されたり………
本当の英霊を継ぐ者と名乗るジャックの出現に、大洗機甲部隊の面々が驚く中………
遂に試合の火蓋が切って落とされる。
そして、丁度同じ頃………
『アイツ』が日本に帰って来ていた………
大洗機甲部隊VSナイトウィッチ&ハロウィン機甲部隊の試合が行われている会場からかなり離れた空港ターミナル内………
「………帰って来ちまったか」
そう呟いたのは、紛れも無く白狼であった。
幾分かはガタイがガッシリとしており、顔や手には傷の痕が残っている。
「………行くか」
そう言うと歩き出す白狼。
すると………
「来たか、神狩 白狼」
その白狼にそう声を掛ける者が居た。
長身で、クールそうな美人な女性だった。
「『フユ』! 久々だな!」
「今の私は先生だ。まさか貴様が戻ってくるとはな………」
「色々あってな。そう言えば、イチも一緒か?」
「アイツは試合会場で観客として観ている。お前が来るのを信じてな………」
「そうか………」
と、白狼がそう呟いた瞬間………
「神狩!」
「白狼!」
「神狩さ~ん!」
「白狼く~ん!」
そう言いながら白狼の元へ、冥桜学園の面々が駆け寄って来た。
「お前達………」
「そろそろ戻って来る頃だと思ってな………」
「お帰りなさい、神狩さん」
軽く驚く白狼に、宗近と吹雪がそう言う。
「神狩………」
とそこで、長門が白狼の前に立つ。
「長門………」
「………行くのか?」
「ああ………」
「心は決まっている様だな………」
「でなきゃ此処には居ねえさ」
「ならば言う事は無い………行って来い」
長門はそう言うと、白狼に道を空けた。
そして白狼が歩き出した、その瞬間………
「白狼っ!!」
そう叫び声が木霊して、美嵩が姿を現した。
「! 本多さん!」
「あっちゃ~、マズイねぇ………」
神通と川内が、美嵩の姿を見て思わずそう言う。
「白狼! 約束を破る積りっ!!」
「落ち着いて下さい、本多さん!」
「いい加減、お前も大人になれ!!」
白狼に詰め寄ろうとした美嵩だったが、大和と武蔵によって抑えられる。
「折角の海外チーム入りを捨てるって言うの!? バイクレーサーとして大成する事が白狼の夢じゃなかったの!? 小父さんの果たせなかった夢を果たすって!!」
「…………」
それでも美嵩は尚食い下がり、白狼はそんな美嵩に背を向けたまま佇んでいる。
「白狼! 私は白狼の為に………」
と、その瞬間!!
「ウルセェッ! いい加減にしろよ!!」
突如白狼はそう叫んで振り返ったかと思うと、美嵩の頭に自分の頭を思いっ切り打ち付けた。
所謂頭突きである。
「!??!」
白狼の思わぬ行動に、備えをしておらず、諸に頭突きを喰らってしまった美嵩が、涙目でおでこを押さえて蹲る。
「あらあら、駄目よ、神狩。女の子にそんな事しちゃ」
陸奥が白狼にそう言いながら、美嵩の介抱に掛かる。
「ほ、白狼………」
「美嵩、確かに約束は大事さ。それは俺が良く知ってる………」
「なら!………」
「けど、今の俺にとっては、そんな事より、目の前の未来が大事なんだよ」
「…………」
一片の迷いの無い目で言われ、美嵩は黙り込む。
「………お前の負けだ。美嵩」
そこで長門が、美嵩に向かってそう言い放つ。
「…………」
そう言われて頭を垂れる美嵩。
「………分かったわ」
そしてとうとう折れた。
「けど、白狼。コレだけは約束して………無茶はしないって」
やがて、懇願する様な目で白狼を見上げ、美嵩はそう言い放つ。
「………その約束は守れないかもな………俺はオオカミ………とても貪欲な生き物だ。一度決めたら骨ごとしゃぶり尽くすまで、止める事が出来ないからな………」
しかし、白狼はそんな言葉を返す。
「何か中二病臭~い」
だが、夕立がそんな声を挙げて、思わずズッこける。
「ゆ、夕立………折角人が決めてる時に………」
白狼はそう抗議の声を挙げるが………
「ゴメンナサイ、神狩さん。それ、私も思っちゃいました」
「睦月もです~」
追い打ちを掛ける様に吹雪と睦月が苦笑いしながらそう言って来た。
「お、お前等まで………」
「「「「「「「「「「…………」」」」」」」」」」
と、良く見れば、冥桜学園の一同全員が、苦笑いを浮かべている。
如何やら全員同じ意見の様だ。
「………何だよ、チキショウ!」
そんな冥桜学園の一同の様子を見て、白狼は若干不貞腐れるのだった。
「…………」
その最中、美嵩は無言で立ち上がる。
「美嵩………」
「………さよなら」
そして、白狼に背を向けたかと思うと、そのまま走り去って行った。
「………コレで………良いんだよな?………」
「気にするな。長門も言った通り、お前の勝ちだ」
頭を掻く白狼に、フユがそう言う。
「それよりも急いだ方が良いんじゃないですか? もう試合は始まってますよ」
とそこで、宗近の傍に居た少女『滝川 三日月』がそう言う。
「おっと、そうだな。神狩、チャーター機を用意してある。会場までソレで行って、後は落下傘で飛び降りろ」
「オイオイ、マジかよ………」
さも当然の様に落下傘降下しろと言って来た宗近に、白狼は呆れ顔になる。
「怖気づいたか?」
「誰が! やってやるよっ!!」
「「「「「「「「「「おお~~~っ!!」」」」」」」」」」
落下傘降下をやってのけると宣言した白狼に、冥桜学園の一同から拍手が送られる。
「良い覚悟だ………そうだ! お前の為に良い物がある!!」
宗近はそう言うと、白狼に色々な物を渡し始める。
「良いか。コイツは………」
◇
一方、その頃………
戦車道・歩兵道全国大会、決勝リーグ・準々決勝………
大洗機甲部隊VSナイトウィッチ&ハロウィン機甲部隊の試合会場………
廃墟の工業地帯では………
大洗機甲部隊の全部隊が、隊列を組んで工業地帯内の広い通りを進軍している。
「敵影無し」
「コチラにも敵影は有りません」
周囲を警戒している歩兵達からそう報告が挙がる。
「既に試合開始から大分経つが、未だに接敵無しか………」
「プラウダ&ツァーリや、クレオパトラ&スフィンクスの時みたいにコチラを待ち受けているんでしょうか?」
大詔がそう呟くと、清十郎が過去の試合を思い出しながらそう言う。
「…………」
Ⅳ号のキューポラから姿を見せているみほも、未だに接敵が無い事を訝しんでいた。
「西住総隊長。このまま進軍を続けますか?」
と、その後ろから付いて来ていた、今回のフラッグ車であるウサギさんチームにのM3リーのハッチから姿を見せていた梓が、みほにそう尋ねる。
「いえ、全軍停止して下さい」
するとみほは全軍停止の指示を出し、それに従って、大洗機甲部隊は進軍を停止する。
「アヒルさんチームとペンギンさん分隊、それにアリクイさんチームとキツネさん分隊の皆さん、砲兵の方を除いて偵察をお願いします」
「分かりました!」
「任しときぃっ!」
「了解にゃ」
「心得た………」
みほがそう言うと、砲兵メンバーを除いたアヒルさんチームとペンギンさん分隊、それにアリクイさんチームとキツネさん分隊の一同が戦列を離れ、偵察へと向かう。
「偵察が帰って来るまでの間、全員建物の影などに隠れて下さい。カモフラージュも忘れずに」
「向こうにはブルムベアとシュトゥルムティーガーが居ますからね。超長距離攻撃には注意しませんと………」
続いてみほがそう命じ、待機していた大洗機甲部隊の面々が建物などの陰に隠れ、カモフラージュを施して行く中、優花里がそう呟く。
『ブルムベア』、『シュトゥルムティーガー』………
共にⅣ号戦車とティーガーⅠの車体を流用して製造された自走砲である。
しかし、戦闘室は密閉式の為、戦車道で使う事が出来る。
自走砲ならではの超長距離砲撃が可能な事に加え、砲自体もかなりの威力が有る物が使用されている。
更には装甲もかなりあると言う厄介な相手である。
「トータスも居るし、正直敵を見つけても迂闊には攻撃出来ない………」
みほはナイトウィッチ&ハロウィン機甲部隊の使用戦車が書かれた書類を片手にそう呟く。
『トータス重戦車』………
こちらは謂わば、イギリス版のT28である。
オードナンス QF 32ポンド砲(94ミリ砲)を搭載し、最大装甲厚は228ミリ。
最高速度は19キロと遅いが、主砲の威力は絶大で、900メートル程の距離からパンターの装甲を撃ち抜ける。
大洗で1番の装甲を持つポルシェティーガーと言えど危うい。
「それに気になるのが………」
「『BTシリーズ』ですね」
みほが持つ書類を覗き込みながら、優花里がそう言う。
『BT-5』並びに『BT-7』………
共に旧ソ連軍で開発された『BT戦車シリーズ』………
『快速戦車』と呼ばれる戦車達である。
アメリカ人のジョン・W・クリスティーが開発した新たな懸架装置『クリスティー式サスペンション』が採用されており、その名の通り快速を誇った。
この戦車の特徴として、履帯を外して装輪で動く事も可能だと言う点がある。
その分装甲は貧弱で、数多くの車両が撃破されたが………
ソ連軍はこのシリーズの開発により、あの傑作戦車・T-34を生み出す事に成功している。
余談となるが、このBT-7を、フィンランド軍が鹵獲し、改造したものが継続校の面々が使っていたBT-42である。
「最高時速52キロ。装輪状態なら72キロにまで達します」
「それに車体が小柄だから小回りも聞くし、市街戦となると私達より有利かも………」
優花里の言葉に思案顔になるみほ。
今回初めて………
大洗は得意としていたゲリラ戦で、苦戦を強いられるかも知れない………
そんな考えが、彼女の頭を過っていた。
「…………」
みほと同じ考えか、弘樹も密かに嫌な予感を感じていた………
一方、その頃………
偵察に出たアヒルさんチームとペンギンさん分隊、アリクイさんチームとキツネさん分隊は………
「………居ないなぁ」
「そうですね………」
其々の車輌のハッチから、上半身を出している典子とねこにゃーがそう言い合う。
偵察に出てそれなりに経つが、やはり接敵する気配は無い。
「何や、随分と消極的な連中やな。今までの奴等やったら、もうとっくに戦闘しとるで」
中々敵と出くわさない事に、大河が退屈そうにそう言う。
「油断するな。慎重な相手ほど厄介な敵はいない………コレも敵の作戦かも知れん」
そんな大河を戒める様に、大詔がそう言う。
「狙撃部隊。そちらでは何か確認出来るか?」
とそこで、ハンターが建物の上に陣取り、狙撃態勢を取っている狙撃兵部隊に通信を送る。
高い位置に居る彼等なら、何かを発見しているのではと思った様だ。
『こちら宮藤。今のところは何も………』
『シメオンだ。コッチも何も確認出来ない』
『コッチも同じくだ。浅間の奴も敵影見えずだってよ』
しかし、飛彗、シメオン、圭一郎に陣も、敵を見つけられないと返して来る。
「何だか、変な感じだな………」
「奇遇だな、飛鳥。俺もそう思っていたところだ………」
隆太がそう言うと、速人が同意して来る。
と、その時!
「「「!? あっ!?」」」
不意にアヒルさんチームとペンギンさん分隊、アリクイさんチームとキツネさん分隊の前方に、3人のハロウィン歩兵が現れた。
装備から見るに、全員偵察兵の様であり、偵察中に不意に遭遇してしまったと言う感じに見えるが………
「! 敵の歩兵部隊を発見っ!!」
「て、撤退ーっ!!」
大洗歩兵の1人がそう声を挙げた瞬間、ハロウィン偵察兵隊は一目散に逃げ出す。
「待たんかいっ! 漸くの接敵なんやっ!! 戦わせろやっ!!」
「ぶるああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーっ!!」
と、漸くの接敵に痺れを切らしたのか、大河と竜作が逃げたハロウィン偵察兵隊を追う。
「ちょっ! 黒岩さん! 待ってっ!!」
「お、太田さん! 落ち着いてっ!!」
命令無しに追撃に走ってしまった大河と竜作に、典子とねこにゃーの声が飛ぶが、聞こえなかった様で、2人はそのままハロウィン偵察兵隊が逃げて行った路地裏に飛び込もうとする。
「!? 待つでござる! 2人共っ!!」
と、何かに気付いた様に小太郎がそう声を挙げた瞬間!!
突如路地裏の通路が大爆発した!!
大河と竜作は、その爆発に飲まれた!!
「!? 黒岩っ!!」
「太田っ!!」
大詔と速人が声を思わず声を挙げる。
やがて、爆煙が治まると………
「あ、危ないところやった………」
その中から這い出す様に大河が現れる。
「親分!」
「大丈夫ですかっ!?」
すぐさま大洗連合の舎弟の歩兵が、大河の元へ駆け寄る。
「ああ、けど、太田の奴が………」
「ぶるあああああぁぁぁぁぁぁ~~~~~~~………」
大河がそう言って見やった先には、黒焦げになって戦死判定で倒れている竜作の姿が在った。
「! 太田さん!?」
「アイツが前に出ようとしたんで、結果的に盾になってくれたんや………スマン」
と、倒れている竜作に大河が詫びていると………
風切り音が聞こえて来て、突然近くで爆発が起こった!
「おうわっ!?」
「何だっ!?」
突然の爆発に、ペンギンさん分隊歩兵とキツネさん分隊歩兵は慌てる。
「!!」
そこで大詔が空を見上げると、上空から次々に降って来る迫撃砲弾を発見する。
「! 迫撃砲の攻撃だっ! 全員散れっ!!」
「「「「「「「「「「!!」」」」」」」」」」
大詔が叫ぶや否や、歩兵隊員達は方々に散らばる。
直後に、迫撃砲弾が次々に着弾!
彼方此方で火柱が上がる!
「狙撃兵部隊っ! 射撃地点は確認出来るかっ!?」
「駄目です! 建物の陰で見えません!!」
大詔が狙撃兵部隊に、迫撃砲の発射地点を尋ねるが、建物の陰の死角から撃っている様で、確認出来ないと返って来る。
その間にも、迫撃砲弾は次々と降り注いで来る。
「クソッ! アヒルさんチーム、アリクイさんチーム、退れ! 迫撃砲弾と言えど、当たり処が悪いと撃破判定を喰らうぞっ!!」
「りょ、了解っ!」
「了解だにゃっ!!」
大詔がそう叫ぶと、八九式と三式がバックで後退する。
と、その瞬間っ!!
「「「「「「「「「「イッツ、ショータイムッ!!」」」」」」」」」」
そう言う声が響いたかと思うと、建物の陰や路地、廃墟の中から、次々にBT-5やBT-7が飛び出して来る!!
「!? BT戦車っ!!」
「つ、遂に来たっ!!」
「「!!」」
典子とねこにゃーがそう声を挙げると、砲手のあけびとぴよたんが、照準器を覗き込む。
しかし………
そのまま八九式と三式に向かって来るかと思われたBT戦車達は、迫撃砲の攻撃で散らばっていた歩兵達の方へと向かった。
「「えっ!?」」
あけびとぴよたんが驚きの声を挙げていると、BT戦車達は主砲からの榴弾や同軸機銃で大洗歩兵隊員達を屠り始める。
更に、BT-7の中に交じっていた、主砲が火炎放射器となっているバリエーション『ChBT-7』も、火炎放射を浴びせる。
「「「「「「「「「「うわああああああぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーっ!?」」」」」」」」」」
ちょこまかと動き回るBT戦車達を捕らえられず、一方的に攻撃を受ける大洗歩兵達。
「! ま、マズイッ! 忍! 前進だ!!」
「ももがーさん!」
「「! 了解っ!!」」
とそこで、我に返った典子とねこにゃーの指示が飛び、歩兵隊員達を救援しようと八九式と三式は前進する。
その途端、BT戦車達は方々に散らばり、再び建物の陰や路地、廃墟の中へと消えて行った。
「!? 逃げたっ!?」
「随分と引き際が良いですね………」
典子の声に、妙子がそう呟く。
「み、皆さん、大丈夫ですか?」
「ペンギンさん分隊、黒岩、蛇野、葉隠、東郷、無事や。せやけど、分隊員達は半分以上やられてもうたわ………」
「キツネさん分隊、こちらも太田を含めて半数以上がやられた」
ねこにゃーが尋ねると、大河とハンターからそう報告が挙がる。
「やられたな………敵は歩兵に狙いを定めて来た様だ」
とそこで、大詔がそう指摘する。
「歩兵部隊に?」
「でも、確かにウチの部隊の歩兵人数って少ないですけど、戦車を倒した方が戦力を削げるんじゃ?」
典子が首を傾げると、ねこにゃーもそう言う。
「いや、この遮蔽物の多いフィールドでは、戦車は思う様に動きが取れない。本来戦車は市街戦を苦手としているからな」
「護衛の歩兵を先に屠り、その後で戦車部隊を潰して行く作戦みたいだね………」
大詔はそう返し、武志も相手の手を予測する。
「クソッ! 真綿で首を絞める様な戦術を………」
「だが、有効な手でござる。ねこにゃー殿の指摘通り、ウチの部隊の歩兵数は他校と比べて圧倒的に寡兵でござるからな………」
飛鳥が舌打ちしながら言うと、小太郎がそう口を挟む。
「………兎も角、一旦後退して本隊に合流だ。敵の狙いを西岡総隊長に報告しなければ」
「西住や、玖珂。後退するで」
速人がそう言い、大河が名前の言い間違いを指摘しながらそう言うと、アヒルさんチームとアリクイさんチーム、そして残存ペンギンさん分隊とキツネさん分隊の面々は本隊と合流しに後退するのだった………
つづく
新話、投稿させていただきました。
遂に始まった準々決勝。
そんな中………
遂に白狼が帰ってきました。
果たして、試合に間に合うのか?
そして、その試合内容は………
歩兵部隊を狙って来たナイトウィッチ&ハロウィン機甲部隊に、先制パンチを喰らう形に………
果たして、ココからどう展開するのか?
では、ご意見・ご感想をお待ちしております。