ガールズ&パンツァー+ボーイズ&ゾルダース   作:宇宙刑事ブルーノア

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祝! 劇場版ガルパン、4DXシアターで公開!

また映画館通いの日々が始めるぜぇっ!!(笑)

今からホント楽しみです!


第126話『本多 美嵩さんです!』

『ガールズ&パンツァー+ボーイズ&ゾルダース』

 

第126話『本多 美嵩さんです!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

西部学園に潜入したものの、捕らわれの身となってしまった優花里達………

 

だが、西部機甲部隊の総隊長である『クロエ』は………

 

そんな優花里達に自分達の使用戦車をバラす。

 

戦闘狂の気の有る彼女は、大洗と全力で戦う為に、敢えて手の内を明かしたのである。

 

しかし、そこで現れたオセロットにより、優花里がロシアンルーレットの洗礼を受けそうになったが………

 

救出に現れた白狼のお蔭で事無きを得る。

 

その後、白狼と一航専の手引きにより無事脱出した一同は、大洗の学園艦に帰投。

 

白狼に連れられて家に帰った優花里は、父・淳五郎が元走り屋であった事を知る。

 

昔の血が騒いだのか、淳五郎は愛車を引っ張り出し、白狼とのドライブと言う名の競争に繰り出したのだった………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大洗学園艦・甲板都市の艦首側付近………

 

「ッ!! シャアッ! 勝ったぁっ!!」

 

海原が見える見晴らし台の柵の手前に、愛車を横滑りさせながら停めた白狼が、思わずガッツポーズを取りながらそう叫ぶ。

 

「くうっ! 負けたぁ………歳かなぁ」

 

それから数秒遅れで、淳五郎が乗ったバイクがやって来て、白狼の傍に停まる。

 

如何やら、この対決を制したのは白狼の方だった様だ。

 

だが、現役のプロレーサーに、僅か数秒の差まで迫った時点で、淳五郎の実力も相当なものである。

 

(危なかったぜ………只のオッサンだと思ってたが………油断ならねえぜ)

 

内心冷や汗ものだった白狼は、そんな事を考える。

 

「ハイ」

 

とそこで、淳五郎が何時の間にか自販機で買っていた缶コーヒーを差し出して来る。

 

「えっ?………あ、ど、どうも………」

 

戸惑いながらもそれを受け取ると蓋を開ける白狼。

 

「いや~、久しぶりに熱い時間を過ごさせて貰ったよ。ありがとう」

 

「い、いや………」

 

自分の缶コーヒーを一口飲んだ後、淳五郎は白狼にそう言って来る。

 

「神狩………白狼くんだったね」

 

「ああ………」

 

「うん、君になら任せても大丈夫だな………如何か優花里の事を、コレからもよろしく頼むよ」

 

そう言って白狼に向かって頭を下げる淳五郎。

 

「あ?………オイ、ちょっと待て、アンタひょっとして………」

 

淳五郎の言葉の意味が最初分からなかった白狼だが、すぐに淳五郎が自分の事を優花里の彼氏だと誤解している事の気づき、訂正しようとしたが………

 

「………あの子は昔は友達が出来なくてね。寂しい思いをしてたんだよ」

 

「!………」

 

淳五郎がそんな事を語り出し、思わず黙り込んでしまう。

 

「ずっと戦車の事が好きでねえ。話す話題も戦車ばっかり………だから、学校で戦車道が復活するって聞いた時は本当に嬉しそうで………」

 

「…………」

 

「それからと言うもの、今日の訓練じゃこんな事があった、今日は如何だったって、もう毎日の様に楽しそうに話して来るんだ」

 

(想像出来るな………)

 

淳五郎がしみじみと語る優花里の姿が容易に想像できる白狼。

 

「何時かなんか、その友達が家に尋ねて来てね。あの時は本当に驚いたよ。優花里の友達が家まで来てくれた事なんてなかったから」

 

「…………」

 

「神狩くん!」

 

とそこで、淳五郎は白狼の両手を自分の両手で掴む。

 

「オ、オイ!………」

 

「本当に! 本当に!! 優花里の事を!! 如何か! 如何か宜しくお願いしますっ!!」

 

戸惑う白狼の様子に気づかず、淳五郎はそう言って、白狼の手を握ったまま深々と頭を下げる。

 

「…………」

 

その迫力(?)に押され、結局白狼は何も言えなかったのであった………

 

その後、日が傾いていたので、淳五郎がウチで夕食を食べて行かないかと誘ったが、流石にそこまでは付き合えないと思い、適当な理由を付けて、白狼は退散した………

 

だが、その翌日に………

 

あんな事が起こるとは………

 

白狼自身でさえも、予想だにしていなかった………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌日………

 

大洗男子校・作戦会議室にて………

 

優花里達の潜入作戦、そしてクロエの挑発ともスポーツマンシップ精神とも取れる行動により………

 

西部機甲部隊の使用戦車を把握する事が出来た大洗機甲部隊は、早速対策会議を開始したのだった。

 

「M4A3型のシャーマンに対しては、サンダース&カーネルと戦った時と同様の対処で何とかなる。M24もパシフィック校との対戦の時に戦闘経験済みだ。やはり1番の問題は………」

 

「T28ですね………」

 

中央に置かれた大型テーブルの上に敷かれた疑似戦闘地図に、西部学園の機甲部隊を現す戦車や模型を置かれているのを見ながら、迫信とみほがそう言う。

 

2人の視線の先には、T28の模型が置かれている。

 

「足が遅いとはいえ、19キロも射程がある代物だ………先に発見され、観測射撃でもされたら、コッチは一方的にアウトレンジされるな」

 

俊が、T28の射程範囲を、地図上に円を描く様に書いてそう言う。

 

「心配するな。所詮は試作止まりの戦車だ。航空支援で空から攻撃すれば、アッサリと………」

 

「でも、神威副会長。1輌のT28を倒す為だけに、使用回数と再使用可能時間が有る航空支援を使ってしまうんですか?」

 

「うぐっ!?………」

 

十河が航空支援で撃破してしまおうと言うが、清十郎にそう指摘され、黙り込む。

 

「敵もそれを見越して、敢えてT28を単独で配置させる可能性も有るな………空爆は最後の手段とした方が良いだろう」

 

「では、精鋭を選りすぐって、T28撃破を任務とした特務部隊を編制させるのは如何だ?」

 

弘樹がそう言ったところ、カエサルがそんな提案をして来た。

 

「特務部隊か………」

 

「有りっちゃ有りだな」

 

その意見に同意する様子を見せる大詔と地市。

 

「うむ、悪くないね………」

 

「作戦パターンの1つに入れておきますね」

 

迫信も口元を扇子で隠した状態でそう言い、みほは手帳にメモする。

 

「じゃあ、次の問題は………」

 

「このカスタムシャーマン達ですね………」

 

そこで聖子とねこにゃーが、同じく地図上に置かれたイージーエイト、カリオペ、ジャンボの模型を見てそう言う。

 

「イージーエイトはシャーマンの完成形とも言えるモデルだ。他のシャーマンとはワケが違う」

 

「カリオペのロケット発射器T34も厄介極まりない。アレで制圧射撃でもされたら堪ったもんじゃない」

 

「そしてジャンボ………あのティーガーも超える152ミリの装甲を正面から撃ち破るのは難しいだろう………」

 

エース、シメオン、煌人が其々イージーエイト、カリオペ、ジャンボの模型を見ながらそう呟く。

 

「スチュアートにも注意が必要だろう。乗って居るのは相手校のエースの様だからな」

 

「確かに………」

 

エルヴィンがM5軽戦車の模型を、先程の3輌のカスタムシャーマンの傍に置いてそう言う。

 

「あの………隊長車については?」

 

とそこで、典子がそう質問する。

 

敵はあの戦闘狂の気の有るクロエである。

 

ひょっとするとトンデモナイ事を仕出かしてくるのではないか………

 

一同の胸に、そんな思いが過る。

 

「足の速い駆逐戦車。かなりの脅威だ。だがヘルキャットの装甲は薄い。至近距離ながら小銃の弾でも貫けるそうだ」

 

そこで、そう指摘する弘樹。

 

そう、ヘルキャットは抜群の速度と、それなりの火力を持つが、防御力だけは極端に薄かった………

 

一応、車体には傾斜装甲が施され、被弾に対しての備えを持っているが………

 

至近距離では、鋼芯徹甲弾を使えばライフルや機関銃の弾丸でも貫通されたと言う不名誉な記録を持っている。

 

「当てる事さえ出来れば、八九式や38tの主砲でも十分撃破出来る筈だ」

 

「ホントですかっ!?」

 

八九式でも撃破出来ると言われて、典子が喜び混じりの声を挙げる。

 

「だが、相手は敵の総隊長だ。自分が乗る車輌の適性ぐらい把握していて当然だろう………」

 

「一筋縄じゃいかないって事だね~………」

 

弘樹の言葉に、いつもの様に干し芋を齧りながらも、苦い顔をして杏がそう言う。

 

「兎に角、隊長車を含めたエース戦車とは、単独での戦闘を避けて下さい。必ず2台以上で相手をする様にして下さい」

 

「優勢火力ドクトリンだな」

 

みほがエース車輌とは数の有利を活かして戦えと指示し、俊がそう言う。

 

「うむ、後は………」

 

と迫信が次の課題を挙げようとした瞬間………

 

「白狼っ!!」

 

白狼の事を呼ぶ女性の声が響いて、作戦会議室のドアが勢い良く開かれた!!

 

「「「「「「「「「「!?」」」」」」」」」」

 

何事かと、大洗機甲部隊の一同がドアの方を振り返ると、そこには………

 

艶やかな黒髪に潤んだ唇、整った睫毛という容姿を持った女性の姿が在った。

 

大洗女子学園の制服ではない為、学園の生徒では無さそうである。

 

「? 誰だ?」

 

(彼女は………)

 

地市が突然現れた謎の女性に首を傾げている中、弘樹はその女性に見覚えを感じる。

 

「…………」

 

と、女性はそんな大洗機甲部隊の面々の困惑の様子も気にせず、ズカズカと作戦会議室に入って来たかと思うと、白狼の傍に立つ。

 

「『美嵩(みかさ)』………」

 

「帰るわよ」

 

白狼が、その女性の事を『美嵩(みかさ)』と呼んだかと思うと、女性は白狼の手を取り、有無を言わさず連れて行こうとする。

 

「オ、オイッ!?」

 

「神狩殿っ!?」

 

「ま、待って下さいっ!!」

 

白狼と優花里が慌て、みほがそう呼び止めるが………

 

「…………」

 

女性はそれを無視して白狼を引っ張って行く。

 

「ちょいと待った!」

 

するとその行く手に、了平が立ちはだかった。

 

「誰だか知らないけど、今作戦会議中なんだ。おおかみさん分隊の分隊長を連れて行かれちゃ困る………と言うワケで、代わりに俺を連れてって下さ~い」

 

「また了平の悪い癖が………」

 

女性に向かってそう言い放つ了平の姿に、楓が呆れる。

 

だが、次の瞬間!!

 

「…………」

 

女性は、目の前に立ちはだかった了平に向かって、正拳突きの様に拳を繰り出した。

 

「!? ゲボハァッ!?」

 

女性の正拳突きを喰らった了平は、まるで木の葉の様にぶっ飛び、作戦会議室の壁にオブジェクトの様にめり込んだ!!

 

「!? 了平っ!?」

 

「オ、オイッ!? 大丈夫かっ!?」

 

楓と地市が慌てて駆け寄り、救出に掛かる。

 

「「「「「「「「「「…………」」」」」」」」」」

 

突然現れた女性が、了平をまるで木の葉の様にブッ飛ばした事に、大洗機甲部隊の面々は唖然となる。

 

(! 何と………)

 

弘樹も内心で驚きながら、了平を殴り飛ばした女性を見やる。

 

「…………」

 

しかし、女性は殴り飛ばした了平から既に興味を無くすと、再び白狼の手を引いて連れて行こうとする。

 

「! ま、待って下さいっ!!」

 

「誰なんや、アンタっ!?」

 

「一体何なんですか!?」

 

「白狼を何処に連れてく気だ!?」

 

とそこで、今度は優花里、豹詑、飛彗、海音がその女性の前に立ちはだかる。

 

「………貴方達もああなりたいの?」

 

途端に女性は、凍える様な殺気の籠った目で優花里達を見ながら、壁に減り込んでいる了平を指差す。

 

「!? ヒイッ!!」

 

「「「!?」」」

 

その視線に優花里は完全に怯え、飛彗達もたじろぐ。

 

「………下がって居ろ。君達の手には余る」

 

するとそこで、そんな優花里達に代わる様に、弘樹が女性の前に出た。

 

「! 舩坂殿っ!!」

 

「今度は貴方がああなりたいの?………」

 

優花里が声を挙げる中、女性は弘樹に凍える様な殺気の籠った目を向ける。

 

「落ち着きたまえ。先ず君が何者なのかぐらいは教えてくれないかな?」

 

しかし弘樹は微塵の動揺も見せず、尚且つ女性を刺激しない様にそう問い質す。

 

「………『本多 美嵩(ほんだ みかさ)』」

 

やがて女性………『本多 美嵩(ほんだ みかさ)』がそう名乗る。

 

「!? 本多っ!?」

 

「まさか………」

 

と、その女性の名前を聞いた左衛門佐とおりょうが反応する。

 

(やはりこの女性………あの時の………)

 

一方で弘樹は、美嵩と名乗った女性が、以前白狼とファーストコンタクトを果たしたスタジアム艦で、白狼に詰め寄ろうとしていたカメラマン達を蹴散らしていた女性である事に気付く。

 

「では、本多 美嵩くん。君は神狩と如何言う関係だ? 何故彼を連れて行こうとする?」

 

「…………」

 

更に美嵩への質問を続ける弘樹だったが、美嵩はイライラし始め、弘樹の事を睨みつける。

 

「美嵩、やめろよな、そういう敵意向き出しの気迫は………」

 

とそこで、引っ張られていた白狼が漸く口を開く。

 

「神狩、彼女は知り合いなのか?」

 

「ああ、こいつはウチの姉代わりだ………」

 

弘樹が問い質すと、白狼はそう返す。

 

「………家族です」

 

一方、美嵩はそんな事を口にする。

 

「何々? 騒々しいわね」

 

「何かあったんですか?」

 

するとそこで、座学の時間が間も無くだったので、教官である空達が作戦会議室内に姿を見せた。

 

「………白狼、この人達は?」

 

美嵩は空達を見ながら、白狼にそう尋ねる。

 

「ああ、戦車道と歩兵道の教官だよ」

 

「そう、貴方達が………」

 

白狼がそう答えると、途端に美嵩は、空達に向かって敵意の籠った視線を向ける。

 

「ヒッ!?」

 

「ううっ!?」

 

「あわわっ!?」

 

みゆき、桐野、ミカは、その殺気とも取れる視線を受けて狼狽する。

 

現役自衛官をも狼狽させる程に、美嵩の威圧感は半端ではなかった。

 

「ふ~~ん………その歳にしては随分と良い目をするじゃないの?」

 

だが、空だけは美嵩の敵意の視線を正面から受け止め、不敵な笑みを浮かべながらそう返していた。

 

「…………」

 

そんな空の姿を見て、美嵩の顔に不機嫌さが増して行く。

 

「美嵩、止めろって。コレじゃ延々と同じ事の繰り返しだ」

 

とそこで、再び白狼が止めに入る。

 

「アラ、神狩くん。そちらの方は貴方のお知り合いかしら?」

 

それを見て空は、ややおどけた様子を見せながら白狼に尋ねる。

 

「本多 美嵩。俺の姉代わりみたいなもんだ」

 

「………家族です」

 

と、白狼が空にそう返していると、美嵩は再びそう呟いた。

 

何やら『家族』と言う言葉に執着があるらしい………

 

「OK、OK…………それで? その本多 美嵩さんは一体全体如何して騒いでいたのかしら?」

 

尚もおどけた様子を見せながら、空は美嵩にそう尋ねる。

 

「そうだな。いい加減、それを説明してもらいたいな」

 

「「「「「「「「「「…………」」」」」」」」」」

 

弘樹もそう言い、大洗機甲部隊の注目が、美嵩に集まる。

 

「………白狼」

 

するとそんな中で、美嵩は白狼に声を掛ける。

 

「ん? 何だよ?」

 

白狼がそう尋ねると、美嵩の口からは思いも寄らぬ言葉が飛び出したのだった………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「今すぐ歩兵道を辞めなさい」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

つづく

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オマケ

 

1発クロスオーバーネタ

 

 

 

 

 

我々の世界とは異なる歴史を辿った東京………

 

そこでは、女子高生達が戦闘機を駆り、各校の縄張りである『空域』を争って空中戦が日常的に起こっている。

 

今日も今日とて、少女達は自分達の空域を守る為に、激しい火花を平和的に散らしていた。

 

 

 

 

 

だが、しかし………

 

 

 

 

 

突如として謎の黒い戦闘機の集団が出現。

 

戦闘機に乗る少女達に次々に襲い掛かった。

 

愛機を破壊され、空域を奪われたばかりでなく、命までをも取られそうになる少女達………

 

『石神女子高校』の航空隊『新撰組』のパイロット『羽衣 マキ』は、友達を守る為に只1人黒い戦闘機集団に、『紫電改』を駆って立ち向かう。

 

だが、多勢に無勢により、徐々に追い詰められていく………

 

最早コレまでかと思った、その時………

 

 

 

 

 

突如として、空中に門の様な物が現れたかと思うと、その中からもう1機の『紫電改』が飛び出して来た!

 

 

 

 

 

「何だ、バカヤロウ! 何が起こりやがったコノヤロウ!」

 

「紫電改!? って、言うか、何この声っ!?」

 

『なんつー罵声だ………』

 

突然現れ、罵声を響かせるパイロットに、マキも『紫電改』も困惑する。

 

そのパイロットの名は、『菅野 直』………

 

『菅野デストロイヤー』と渾名された、旧日本海軍のエースパイロットだった………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

紫電改のマキ×ドリフターズ

 

『紫電改のマキVS紫電改のバカヤロウ』

 

1発ネタの為、連載予定はありません。




新話、投稿させていただきました。

淳五郎に優花里の彼氏と思われてしまった白狼。
訂正する機会を逃したまま、次の試合に向けての作戦会議へ突入。
しかし、その最中………
謎の女性『本多 美嵩』が白狼を連れ去ろうとする。
了平を木の葉の様にブッ飛ばした恐るべき強さの美嵩は、白狼の姉代わりであり家族だと言う。
そして白狼に、歩兵道を辞めろと宣告する。
一体彼女は何を考えているのか?

そして今回のオマケですが………
2人の愛機が同じだったので、ちょっと絡ませてみたいなと思って思い付きました。
重ねて言いますが、1発ネタなので連載予定はありません。

では、ご意見・ご感想をお待ちしております。

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