ガールズ&パンツァー+ボーイズ&ゾルダース   作:宇宙刑事ブルーノア

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第120話『サバイバル・ウォーです!(パート4)』

『ガールズ&パンツァー+ボーイズ&ゾルダース』

 

第120話『サバイバル・ウォーです!(パート4)』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

西部戦に向けて、東富士演習場の一部を使った合宿を開始した大洗機甲部隊。

 

しかし、トラブルで仕込みの食材が焼失………

 

全員分の食事を確保する為………

 

ある者達は川へ………

 

ある者達は森の中へと向かい、食糧を探す。

 

楽しいキャンプ染みていた空気は、一瞬でサバイバルと化したのだった………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

東富士演習場の一部………

 

大洗戦車チームが水遊びをしていた川にて………

 

「さて、川にやって来たが………如何すれば良いんだ?」

 

「見えるとこにチラホラと魚が見えるが………」

 

綺麗な川の為、魚の姿が良く見える川を前に、磐渡と重音がそう言い合う。

 

「心配すんな。道具は真田整備部長が『こんなこともあろうかと』用意してくれてある」

 

そう言う俊の横には、釣り具や投網、銛と言った漁法の道具が一通り揃っていた。

 

「それから、仕掛けを作るぞ。念の為に明日以降の分も確保しておきたいからな」

 

とそこで、秀人が仕掛けに使う道具を持って川へと入り、石を組んだりして魚を捕まえる罠を作り始める。

 

「手伝おう」

 

「では、小生も自家製の罠を………」

 

それの手伝いに入るゾルダートと、自分で考えたオリジナルの仕掛けを設置し始める灰史。

 

「よっしゃっ! ワイはこの投網で一気に大漁や!!」

 

「僕はこの竿を使わせてもらうね」

 

「じゃあ、我はこの銛を………」

 

更に、大河が投網、武志が竿、明夫が銛を手に取り、ポイントを探しに行く。

 

他のメンバーも、それに倣い、仕掛け作りと漁法に入るのだった………

 

 

 

 

 

数十分後………

 

「おっ! また釣れた様だね」

 

「…………」

 

次々と竿で魚を釣り上げている迫信と熾龍。

 

(ぐぬぬ! 何故だ! 理論的には完璧な筈だ!!)

 

少し離れたポイントでは、ボウズの十河が、そんな迫信の姿を見て心底悔しそうな表情を浮かべている。

 

「獲ったどぉ~~~~っ!!」

 

別の場所では、銛で魚を突く事に成功した鷺澪が、某芸人の様な雄叫びを挙げる。

 

「…………」

 

一方、小太郎は川の中に在った石の上に腕組みをして佇み、ジッとしている。

 

するとそこで、魚が1匹跳ねて、水から跳び上がる。

 

「!!」

 

その瞬間に、小太郎は腕を鞭の様に撓らせて、跳び上がった魚目掛けてスリケンを投擲!

 

スリケンは魚に突き刺さったかと思うと、そのまま岩肌に魚を張り付けにした!

 

「うむ………」

 

「普通に獲れよ」

 

満足げに頷く小太郎に、俊からそう言うツッコミが飛ぶのだった。

 

「大分獲れましたね」

 

「うむ、生きの良い大物ばかりだ」

 

更に別のポイントで釣りをしていた逞巳と大詔が、ほぼ満杯に近いクーラーボックスの中を見て、そう言い合う。

 

「おっと! またヒットだ!!」

 

そこで大詔が、またもや大物を釣り上げる。

 

「わあ、大きいですね!」

 

「ああ、美味そうだ………」

 

と、そう呟いたかと思うと、大詔は釣り上げたその大物を見たまま黙り込む。

 

「? 蛇野さん?」

 

「ああ! もう我慢出来ん! サバイバルビュアーッ!!」

 

如何したのかと逞巳が尋ねようとした瞬間、大詔はそう叫び声を挙げた。

 

「サバ………えっ?」

 

「あぐっ! むぐっ! むぐっ!」

 

逞巳が戸惑っているのも構わず、大詔は釣り上げた魚に噛り付く!!

 

「!? ちょっ!? 川魚を生で!? しかもそんな一息にっ!?」

 

「美味いっ!!」

 

仰天して大慌てになる逞巳を尻目に、大詔は良い笑顔を浮かべてそう言う。

 

そして更に、魚を食べ進めて行く。

 

「美味過ぎるっ!」

 

「は、腸まで食べてる………」

 

「この柔らかい所が美味い!」

 

「あっ!? 寄生虫が!?………」

 

「良く噛めば死ぬ」

 

「うわぁ………」

 

腸も嬉々として食い、寄生虫すら噛み潰す大詔の悪食っぷりに、逞巳はドン引きする。

 

結局、その後………

 

大詔はその魚を骨まで完食。

 

間近でその光景を見ていた逞巳は、すっかり食欲が無くなってしまっていたのだった………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方、その頃………

 

森林の中へと向かったメンバーは………

 

「あ、コレはウワバミソウですね。コレは食べられます」

 

「よし、頂き」

 

飛彗がそう言った山菜を、海音が採取する。

 

「なあ、飛彗。このキノコは食えるんか?」

 

「どれどれ………ああ、コレは毒キノコですね。結構危険な奴です」

 

「駄目かぁ……」

 

そこで、豹詑がキノコを持ってやって来たが、飛彗に食べられないと言われて、残念そうに放り捨てる。

 

「飛彗さん、お詳しいんですね」

 

近くでゼンマイを採取していた華が、先程から的確にアドバイスをしている飛彗の姿を見てそう言う。

 

「いえ、昔から自然の中で生活してたから、自ずと身に付いたんです」

 

「そうなんですか………あら? 綺麗なお花」

 

飛彗がそう返すのを聞きながら山菜採取を続けて居た華の目に、ふと綺麗な花が飛び込んで来る。

 

「あ、それツリガネニンジンの花ですよ」

 

「ええっ!? ニンジンのお花なんですか!?」

 

ニンジンの花だと言われて、華が驚く。

 

「ええ。食用には柔らかい若い芽と根を使うんですが、若い芽はおひたしに各種和え物、てんぷら。根は各種漬け物やきんぴらなんかになるんですよ」

 

「へえ~~」

 

仲良さ気に会話しながら、山菜を採取して行く華と飛彗。

 

「………リア充め! 爆発しろっ!!」

 

「了平! 口より手を動かせっ!!」

 

そんな飛彗の姿を恨めしそうに見ている了平と、その了平にツッコミを入れている地市は、何やら木の根元を掘り起こしている。

 

「如何? 地市くん?」

 

「あ~、まだ掘らないと駄目だな………」

 

山菜を採取していた沙織が、掘っている穴を覗き込みながら尋ねると、地市は額の汗を拭いながらそう答える。

 

その視線の先には根の様な物………『自然薯』が埋まっていた。

 

「頑張ってね。ハイ、お水」

 

「おっ! サンキュー!」

 

そこで沙織は、ペットボトルの水を差し出し、貰った地市はグビグビと水を飲む。

 

「………テメェーも爆発しろ!」

 

血涙を流しながらそう主張する了平だった。

 

「皆~! どれだけ集まった~!?」

 

「アタシこれだけ」

 

「私はコレだけ」

 

と、どんぐり拾いをしていた梓達1年生チームが、一旦集まって互いの成果を見せる。

 

「結構集まったけど………」

 

「皆で食べるんだから、もっと有った方が良いんじゃない?」

 

「私達のせいで食事を駄目にしちゃったんだから、頑張らないと」

 

あやと優希がそう言うと、責任を感じている梓がそんな事を言う。

 

「? アレ? 紗希は?」

 

とそこで、紗希の姿が無い事に気付いた桂利奈がそう声を挙げる。

 

「あ! あそこ!」

 

「「「「!?」」」」

 

するとそこで、あゆみがそう言ってとある方向を指差し、梓達がその方向を見やるとそこには………

 

「…………」

 

背負子式の籠の中に、溢れ出んばかりのどんぐりを入れ、それを背負って歩いて来る紗希の姿が在った。

 

「紗希ちゃん、凄~い!」

 

「いっぱい獲ったね~!」

 

その光景を見て、あやと桂利奈がそう声を挙げる。

 

と、その瞬間!!

 

「………!?」

 

紗希は石に躓き、思いっきり倒れた!

 

背負っていた籠の中のどんぐりが、辺りに散らばる!

 

「! 紗希! 大丈夫っ!………って、キャアッ!?」

 

慌てて駆け寄った梓も、散らばったどんぐりを踏んづけて、転倒する。

 

「大丈夫っ!?………!? わああっ!?」

 

「桂利奈ちゃん!?………!? キャアアッ!?」

 

「あやっ!?………!? キャアアッ!?」

 

「優希!………わああっ!?」

 

そして、桂利奈、あや、優希、あゆみも、慌てて2人の元へと駆け寄り、同じ様に散らばったどんぐりを踏みつけて転倒した。

 

「………何やってんだよ」

 

一連の光景を見ていた白狼が、呆れる様に呟く。

 

「イッタ~イ………」

 

「アイタタタタ………」

 

「お尻打った~」

 

結構強く身体を打った為か、暫くその場で悶える1年生チーム。

 

「ダイジョウブですか?」

 

「さ、手を………」

 

とそこで、木の実を取っていた面々がやって来て、ジェームズが紗希、清十郎が梓、正義があや、桂利奈を圭一郎、竜真が優希、光照があゆみを助け起こす。

 

「ありがとう」

 

「しかし、丸山ちゃん。よくこんなに集めたね」

 

「全く、大したもんだ」

 

と、散らばっていたどんぐりを拾い集めながら、誠也とシメオンがそう言う。

 

「…………」

 

紗希は、ジェームズに助け起こされながら、Vサインをする。

 

「しかし、当然だが植物やキノコばかりだな………」

 

「一応、川に向かったチームが魚を確保してくれている筈ですが………」

 

するとそこで、集まっている食材が全て植物かキノコばかりなのを見て、麻子と優花里がそう呟く。

 

「何か、そう……動物性蛋白質的な物が欲しいですね」

 

『つまるところ、肉だな』

 

楓がそう呟くと、指揮車の中に引き籠っている煌人が通信でそう割り込んで来る。

 

「そうですね………」

 

「アレ? そう言えば弘樹くんは?」

 

とそこで、みほが皆と一緒に来ていた筈の弘樹の姿が無い事に気付く。

 

「アレ? そう言えば?………」

 

「弘樹の奴なら、さっき森の奥の方へと向かって行ったが………」

 

その事にシメオンがそう言った瞬間………

 

森の奥の方から、獣の咆哮の様なモノが響いて来たっ!!

 

「「「「「「「「「「!?」」」」」」」」」」

 

「な、何っ!?」

 

「行ってみよう!」

 

驚きながら、その咆哮の響いて来た方向へと向かう一同。

 

そして、目に飛び込んで来たのは………

 

「…………」

 

2メートルは有ろうかと言う巨大なイノシシに、着剣した四式自動小銃を構えて対峙している弘樹の姿だった。

 

「!? イ、イノシシッ!?」

 

「それもあんな大きさの!?」

 

「ひ、弘樹くんっ!!」

 

その光景を見た沙織、華、みほが悲鳴の様な声を挙げる。

 

「「!!」」

 

と、その瞬間!

 

シメオンがモシン・ナガンM28、圭一郎がボーイズ対戦車ライフルを構えた。

 

何時でも撃てる状態で、タイミングを見計らう。

 

「…………」

 

その様子に気づきながらも、弘樹はイノシシから目を反らさない。

 

弘樹とイノシシの睨み合いが続く。

 

やがて………

 

イノシシが鼻を鳴らしたかと思うと、森の中へと消えて行く。

 

「………ふう」

 

その姿が完全に見えなくなったのを確認すると、弘樹はやっと構えを解き、大きく息を吐いた。

 

「弘樹くん!」

 

「弘樹ーっ!!」

 

みほと地市を先頭に、皆が弘樹の元へと駆け寄る。

 

「大丈夫!? 怪我は無い!?」

 

「大丈夫だ、みほくん。この通りピンピンしている」

 

慌てているのか、みほが早口にそう問い質すと、弘樹はそう返す。

 

「まさかあんな巨大なイノシシが居るなんて………」

 

「お前、良く逃げなかったなぁ」

 

楓が戦慄している様にそう呟き、了平はイノシシと睨み合いをしていた弘樹に呆れる様な様子を見せる。

 

「野生動物と不意に遭遇した場合、背を向けて逃げると本能的に獲物だと思って襲い掛かって来る。逆に相手の目を見据える方が威嚇になる」

 

「前に訓練中にクマと遭遇した時もそんな感じで乗り切ったなぁ」

 

弘樹がそう説明していると、モシン・ナガンM28を肩に担ぐ様に持って近づいてきたシメオンが、サラリとトンでもない話をする。

 

「!? ク、クマァッ!?」

 

「ああ、山間部での訓練中に不意に出くわしてな。流石にあの時ばかりは小官も少し焦った」

 

「少しじゃすまないと思いますけど………」

 

沙織が思わず声を挙げると、弘樹がそんな事を言い、華がツッコミを入れる。

 

「それにしても惜しかったですねぇ。貴重なお肉を………」

 

「いや、アレを仕留めるのは無理だろう………」

 

優花里がイノシシを逃してしまった事を残念そうに言うと、麻子がそうツッコミを入れて来る。

 

………と、その時!!

 

「セガサターン、シロッ!!」

 

そんな叫び声が、イノシシの消えて行った森の奥の方で聞こえて来たかと思うと、木々を薙ぎ倒しながら、何かが飛んで来たっ!!

 

「!? 危ないッ!!」

 

「キャアッ!?」

 

咄嗟に、傍に居たみほを上に覆い被さる様にして地面に倒れる弘樹。

 

「チイッ!」

 

「うわぁっ!?」

 

「華さんっ!」

 

「あっ!?」

 

「逃げるぞ、沙織!」

 

「えっ!? キャアッ!?」

 

白狼も近くにした優花里を抱き抱えて飛び退き、飛彗は華の手を引いてその場を離れ、地市は沙織の肩を抱いて一緒に走る!

 

「うわあああああぁぁぁぁぁぁーーーーーーーっ!? 何で俺だけぇっ!?………!? へぶあっ!?」

 

1人逃げ遅れた了平が、飛んで来た何かに跳ね飛ばされる。

 

そして、飛んで来た何かは、岩に勢い良く叩き付けられて、地面に落ちる。

 

「大丈夫ですか、了平?」

 

「もう嫌………こんな生活………」

 

倒れていた了平に、楓がそう問うと、了平は涙を流しながらそう訴えかけた。

 

「一体何が飛んで来たんだ?」

 

(はわわわわっ!? ひ、弘樹くんに、押し、押し、押し倒されて………)

 

身を起こしながら弘樹が飛んで来た物体を確認している中、その弘樹に押し倒されている状況にみほがテンパる。

 

「コレは!?………」

 

「さっきのイノシシです!」

 

とそこで、戻って来た華と飛彗が、飛んで来た物体が、先程の巨大イノシシであった事を確認する。

 

イノシシは岩に叩き付けられた際に絶命した様でピクリとも動かない。

 

「それが如何して飛んで来たんだよ?」

 

「な、投げ飛ばされて来た様にも見えましたけど………」

 

白狼がそう疑問の声を挙げ、抱き抱えられたままの優花里が、若干頬を染めながらそう言う。

 

「んな馬鹿な。こんなデカいイノシシを投げ飛ばせるワケねえだろ」

 

「そう言えば、さっき何か聞こえなかった? セガ、何とかって?」

 

地市と沙織も、イノシシを見ながらそう言い合う。

 

「兎も角、肉が確保出来た事は幸運だ。全員で運ぶぞ」

 

とそこで、弘樹が起き上がり、イノシシの傍に寄りながらそう言う。

 

それに反応して、歩兵メンバーがイノシシの周りに集まる。

 

………と、その時!!

 

突然林の中から咆哮がしたかと思うと、1頭の暴れ牛が現れた!!

 

「!? 何っ!?」

 

「今度は牛ぃっ!?」

 

「「「「「「「「「「!?」」」」」」」」」」

 

不意を衝く様に現れた暴れ牛に、一同は驚く。

 

暴れ牛はそのまま、弘樹達の方に向かって突っ込んで来る。

 

「こ、コッチに来るよぉっ!?」

 

「皆! 逃げてぇっ!!」

 

梓が悲鳴の様な声を挙げると、みほがそう呼び掛け、あんこうチームとウサギさんチームの面々がバラバラに逃げ出す。

 

「クッ!………」

 

一方の弘樹は、再び着剣した四式自動小銃を構えて、暴れ牛の前に飛び出す。

 

その時!!

 

暴れ牛の後方から、無数のロープが飛んで来たかと思うと、暴れ牛の足や身体、角等に巻き付く!

 

バランスを崩した暴れ牛は派手に転倒する。

 

「!?」

 

「何っ!?」

 

「「「「「「「「「「!?!?」」」」」」」」」」

 

一同が驚いていると………

 

「いや~、すまない。うっかり逃げ出されてしまってなぁ」

 

流暢な日本語で喋る外国人が、ロープを手繰りながら現れた。

 

如何やら、先程暴れ牛に巻き付いたロープは、彼が投げた投げ縄だった様である。

 

「あ、ありがとうございます! 助かりました!」

 

みほが一同を代表する様にお礼を言った、その時………

 

「! ああーーーーっ!! オリバー!? オリバーなのかい!?」

 

ジェームスがその外人を見て、そう声を挙げた!

 

「! ええっ!? ジムッ!? 本当に日本に居たのかよ!?」

 

オリバーと呼ばれたその外人も、ジェームズを見て驚きの声を挙げる。

 

「ジェームズ? 知り合いなの?」

 

事情の呑み込めない一同の中で、竜真がそう尋ねると………

 

「知ってるも何も、ジムの兄貴さ」

 

「「「「「「「「「「!? えええぇぇぇ~~~~~~~~っ!?」」」」」」」」」」

 

当の本人がそんな事を言い、一同は驚きの声を挙げる。

 

「イヤ、僕、1人っ子デスよ」

 

「如何言う事なんだ?」

 

しかし、ジェームズが更にそう言ったので、弘樹もワケが分からず、首を傾げるのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

突如現れたジェームズの兄貴を名乗る外人。

 

しかし、ジェームズ本人は兄弟は居ないと言う。

 

果たして、何者なのか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

つづく




新話、投稿させていただきました。

川と森林で、食材の確保に掛かる大洗機甲部隊の一同。
そんな中………
森で食糧確保を行っていた弘樹達の前に現れた外人『オリバー』
ジェームズの兄を自称するが、ジェームズ本人は兄弟は居ないと言う。
果たして一体何者なのか?

では、ご意見・ご感想をお待ちしております。

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