混ざる者と作る者の幻想入り   作:オーリン

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21話影の猫と光の猫その1

前回のあらすじ ギャァァァァァァ!

 

 

 

〜涼介、直輝の家 朝〜

 

涼介「昨日は散々な目にあったなー」

 

直輝「ホントだぜーあいつら急に弾幕あんな打ってきやがってー」

 

涼介「もうあれ弾幕じゃなくて弾壁だぞありゃ」

 

 

直輝はジュースを飲み涼介は文から買った文々新聞を読んでいる、その新聞の端にある記事には

 

 

涼介「?」

 

直輝「どした?」

 

涼介「いやー新聞に人里夜闇に浮かぶ猫って記事があってよー」

 

直輝「何だそりゃ」

 

涼介「面白そーだな今日はやること無いし行ってみねーか?」

 

直輝「ベネ!(良し)思い立ったら即行動だ!行くぞー!」

 

涼介「おー」

 

 

ー少年達移動中ー

 

 

〜人里 昼〜

 

直輝「よーしんでどっから探してみる?」

 

涼介「んー取りあえず聞き込み?」

 

直輝「そーすっかな」

 

涼介「んじゃ別れて色んな奴に聞いていくか」

 

直輝「オッケイ、んじゃな」

 

 

ー直輝サイド―

 

直輝「さーてと誰か居ねーかなー」

 

知っている人もしくは妖怪を探して歩き回りながら買った団子を食べて居ると

 

慧音「食べ歩きとは感心しないな」

 

直輝「あっ慧音」

 

慧音「何をそんなにキョロキョロ周りを見ているんだ?」

 

直輝「いやー今日の新聞に載ってた黒い猫のこと知ってるか?」

 

慧音「んー、いや見てないなもしかして射命丸の新聞か?」

 

直輝「そうだけど?」

 

慧音「あれは読まずに焚火に使ったり汚れを拭いたりする時に使ってるからな」

 

文ドンマイ…てかあの猫の写真撮ったのも文だよなまだ探してたら合うかもなそんときは何か教えてもらおう

 

慧音「あ!そう言えば」

 

直輝「ん?何か情報ある?」 

 

慧音「ルーミアが寺子屋が終わった後黒猫を抱いて何処かに走って行ったが」

 

直輝「どっちの方向?」

 

慧音「多分人里の北側だったと思うが?」

 

直輝「おっけ、ありがとな慧音!」

 

慧音「気をつけてな」

 

ええっと先に涼介探すかな

 

 

 

ーその頃一方ー

 

涼介「…んで俺等はスタンドを得た訳だよ」

 

文「なるほどなるほど!」

 

涼介は猫探しをしている途中でこちらも猫探しをしていた文と会い情報提供をしてもらう代わりに約束していた取材を受けていた

 

涼介「じゃあ次はそっちの番だ」

 

文「そうですね私があの猫の写真を撮ったのは北の方ですよ」

 

涼介「じゃあ行くかな」

 

文「私も付いて行っていいですか?」

 

涼介「もちろん」

 

「おーい!」

 

涼介「?」

 

直輝「涼介!それに文もか!」

 

文「あ、直輝さんも猫探しですか?」

 

直輝「そー、北が怪しいらしいぞ!」

 

涼介「文から聞いたよ」

 

文「じゃあ行きましょう!」

 

 

談笑しながら北に向かいルーミアと猫を探し数十分経った頃

 

ルーミア「わはー!」

 

大妖精「すごい!」

 

チルノ「おー!」

 

涼介「よー」

 

黒猫とじゃれているルーミア達を発見

 

ルーミア「また会ったのだー」

 

大妖精「お久しぶりです」

 

チルノ「む!」

 

直輝「お、ホントに猫いるじゃん」

 

猫「ナー」

 

チルノ「おい!そんな事良いからアタイと戦えー!」

 

涼介「今度な」

 

ルーミア「この猫凄いのだー」

 

すると猫の影が立体になりもう一匹の猫となり全く同じ動きで毛づくろいをする

 

文「おお!凄いですね!明日の新聞に載せましょう!」パシャパシャ

 

直輝「んな事言ってる場合か…」

 

涼介「能力持ちの猫か…すげーな!」

 

それから文は新聞を作ると妖怪の山に帰り暫くルーミア達と影猫が遊んでいるのを見守って日が暮れた頃…

 

 

ー人里 夜ー

 

ルーミア「私達は帰るのだー」

 

涼介「ああ、分かった気をつけて帰れよ」

 

ルーミア「バイバイなのだー」

 

チルノ「次あったら戦いなさいよね!」

 

大妖精「さよならです」

 

猫?「フー!」

 

皆帰り俺達と猫だけが残り帰ろうとしていると影猫とは違う猫の威嚇の声が聞こえたすると影猫がいきなり走り出した

 

直輝「何だ何だ?」

 

涼介「付いて行ってみっか、直輝バイク」

 

直輝「もう出してるよ」

 

そのまま影猫に付いて行くと人里を出てもまだ走っている

 

直輝「どこまで行くんだ?」

 

涼介「さあ…て前見ろ!怪我した猫が居るぞ!」

 

直輝「オールクラフト・クレイジーダイヤモンド!」

 

クレイジーダイヤモンドの右腕でねこを治すと影猫と真反対のような真っ白な猫だった

 

涼介「だいじょうぶみたいだな」

 

影猫「シャァァァァ!」

 

直輝「?!」

涼介「?!」

 

涼介「この気配は!」

直輝「もしかして!」

 

??「チっ面倒な事になったな」

 

涼介&直輝「プッチィィィィッ!」

 

プッチ「ふん、貴様ら何故此処にいる」

 

涼介「それはこっちの台詞だ!シアハートアタック!」

 

プッチ「ザ・バンド」ガオン

 

涼介「グォッ」

 

プッチ「お前達の相手はこいつにしよう」

 

直輝「な、何だと?」

 

涼介の手の甲の怪我を治しプッチがそう言うと空間に裂け目ができ中から誰かが歩いてくる…その誰かの名前は…

 

 

 

      ジョセフ・ジョースター

 

 


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