奇妙新聞記者の事件簿   作:味噌神のスペリア

3 / 5
ようこそ仇宮村へ 2

朝 目が覚めた明人は

窓の景色を見た。

 

外は雲も無く

太陽の光が麦畑を照らす

いい天気だった。

 

明人は取り合えず

服に着替え

鞄を持ち

出掛けることにした。

 

 

「あら?おはようございます

利田様」

 

ドアを開けると

はたきを持った女将の日富美がいた。

 

 

「おはようございます!女将さん」

 

明人は日富美に挨拶をすると

明人は日富美に聞いて見ることにした。

 

 

「あ、女将さん この仇宮村の地図とかないですか?」

 

 

「地図ですか?はい、ありますよ

玄関のそばに観光客用の地図があります」

 

 

「分かりました!ありがとうございます」

 

明人は日富美が言った

玄関のそばにある地図を探すことにした

地図は分かりやすいところに置かれ

すぐに見つけ出せた。

 

 

「さて、見るか」

 

明人は地図を確認する為に

地図を開いた

 

地図には

下の方に最初に来たバス停のマーク

その上を見ると

途中にお地蔵様の絵があり

その上には村の絵が描かれていた。

村の左側には森林があり

森林を抜けると湖らしき絵が描かれている

そして、村の右側に階段の絵があり

その階段の先には神社のマークが描かれていた。

 

 

「ここが神隠しにあった

仇宮神社か…ん?なんだ?」

 

明人は地図に違和感を感じた

村に左と右には場所があるのに…何故か

北の方だけ何も描かれていなかった。

それか山の絵は描かれているのに

何故か北の方角だけ

黒い汚れみたいな絵に見えた。

 

明人は取り合えず

北の方角は一旦忘れ

まずは、村の調査を始めることにした。

 

 

明人は宿屋を出ると

外は太陽の光の暑さで

汗が出てくる。

 

 

「しかし…暑いな…」

 

明人は田舎の暑さにやられそうになるが

明人は取り合えず

村の探索を始める。

 

明人はカメラを取り出し

観光客として慎重に調査を開始する。

 

目の前には麦畑が広がり

収穫にはいい感じだろうか?

明人は初心者な為にその用な知識は無かったが見た感じには出来がいい感じに見える。

 

明人は取り合えず

カメラで麦畑を撮った

 

 

「さて、歩くか」

 

明人は歩き始めると

宿屋の右側には家らしい建物が数件建っており

左側には最初に来た

お地蔵様がある方向の道には

お土産屋さんらしい建物があった。

 

明人は左側のお土産屋さんがある方向に歩き始めた

あんまり遅くにならない為に

まずは近場から調査を開始する。

 

 

明人はまず一つ目の建物の前に来た

【仇宮土産屋】と書かれた看板の建物

中には温泉饅頭や温泉卵などの商品が置かれていた。

 

明人は店主を探すが

人の気配が無かった為

お土産屋さんから出ることにした。

 

 

明人は店から出ると

一人の少女に声をかけられた

 

 

「ねぇ?お兄さん お兄さんは外から来た人?」

 

 

その少女は黒髪で

花柄の着物を着た少女だった。

 

 

「ん?あぁ…そうだよ この村に観光しに来たんだ」

 

 

「そうなんだ」

 

明人は少女と話していると

少女はクスッと笑う

 

 

「ねぇ?お兄さん…名前は?」

 

 

「俺は、利田 明人だよ お嬢ちゃんは?」

 

 

「私は…黒仇 ミヤ(くろあだ みや)だよ

よろしくね?お兄さん♪」

 

明人はこのミヤと少女との出会いで

この仇宮村の事件に深く関わって行くことは誰も知らない。

 

 

 


▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。