提督として着任したはずなんだが?   作:七海 碧月

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今回は、特訓編です。
七海「まじか、俺はそんなに強く無いんだけど···」
その為の特訓だよ、次は仮面ライダー編だよ。
七海「だから、艤装編なんだな?」
うん、今回は天龍と、神通さんと一対一で戦ってもらいます
七海「うへ、神通さん厳しそう···」
頑張ってね
それでは、第五話です。
どうぞ!


吹雪を婬獣にするべきかしないべきか···
七海「なんで、他の小説に触発されてんだよ?
つか、鎮守府で騒動が起こるから辞めてくれ」


第五話  提督の戦い ~艤装編~

七海「あー、やっぱり間宮さんのスイーツは美味しいなー♪」

 

いや、本当に糖分は大事だし、甘い物は良いよね~

今俺は、妖精さんの手によりいつの間にか出来ていた甘味処 間宮にいる

 

間宮「そう言ってもらえると、こっちも嬉しいですよ」ニッコリ

七海「だよね~自分が作った物を美味しいって言って食べてくれるのは嬉しいよね!」

 

料理をするときに考えることは、味と時間と、喜んでもらえるかだ。

 

神通「提督、隣よろしいですか?」

七海「んぁ?良いよ」

 

その時入って来たのは神通さんだ

今日は、他の駆逐艦の子達と演習をして、それが終わった後のそうだ

 

七海「で、あの子達の首尾はどうなの?」

神通「はい、皆しっかりやれていますよ」

七海「そうか、それは良かったよ」

 

で、その時思い付いた事があるんだ

艦娘と、模擬戦をしたらどうなるのか

 

七海「神通さん」

神通「はい、何でしょうか?」

七海「この後さ、僕と模擬戦してくれないかな?」

神通「え、良いですけど···」

 

その時の俺は知らなかったんだ···

神通さんが鬼教官ということを···

いや、忘れていたのかもしれないのだけれども

 

  ~海上~

神通「それでは、良いですか?」

七海「ああ、良いよ」

 

俺の装備は、

12.5センチ連装砲

61センチ四連装酸素魚雷

後は、妖精さんにつくってもらった絶対に折れない木刀と

盾である

 

神通「それでは、提督だからといって容赦はしませんよ?」

七海「そんなことは、分かっているよ」

 

しばらくどちらも動かなかったが、何処からか水の落ちる音が聞こえた

その瞬間、二人は動き出した

 

神通「はっ!」 ドドーン!

七海「ふっ!」

 

神通さんが撃ってきた二発の砲弾を、俺は機動力で避ける

ちなみに、弾は全て訓練用のペイント弾である

 

七海「おりゃあ!」 ドーン!

神通「当たりませんよ!」

七海(流石に避けられるか···)

 

俺が牽制で撃った砲弾も軽々と避けられる

 

神通「魚雷発射です!」 パシュッ

七海「ッ! どこだ!」

 

はっきり言って、軽巡の攻撃で一番怖いのが雷撃である

酸素魚雷だと、見えにくい上に音もそんなにしないのである

 

七海「! そこか!」 ドーン!

神通「!なかなかやりますね···」

 

やっと分かった魚雷の位置に砲弾を撃ち込み爆破させる

そして、俺は速力を上げ神通さんに近づいていく

 

七海「撃てッ!」 ドドーン!

神通「まだまだです!」

七海(くっそ、熟練具合が違いすぎる···)

 

後から聞いた話だと、神通さんは別名鬼教官と言われており、強いはずである

 

神通「今度は、こちらからです!」 ドーン!

七海「まずっ」

 

砲撃の後の隙を狙って砲撃をしてくる神通さん

幸い砲弾の軌道は分かるのだけど、木刀で斬るにしても爆発してこちらがダメージをもらってしまう

 

七海(どうする、どうする!?)

 

自分では気付いていなかったが、この時周りの時間が遅く感じられた

俗に言うゾーンである

 

七海(そうだ!これなら····

いや、まだだ、もっと被害を最小限にしないと···)

 

そこで考えたのがこれである

 

七海「うりゃあ!一か八かじゃあ!!」 ギャリン!!

神通「そんな!?」

 

機関部に付いていた盾を取り外し、受け止めるのではなく

受け流したのだ

結果、うまく行き砲弾は違う方向へ飛んでいった

 

七海「今の内に!」 ドドーン!

神通「くっ!」小ダメージ!

 

そして動揺している内に砲撃し、小ダメージを負わせた

 

七海「オラァァァア!」

 

そして、木刀を持ち盾を使い砲弾を逸らすつもりだったのだが···

 

神通「甘いです!」パシュッ!

七海「ガッ!?」大破!

 

余りにも近すぎたため、魚雷を喰らい大破判定を貰ってしまった

 

 

七海「あ~あ、負けちゃったなー...」

神通「あそこは木刀ではなく、主砲や魚雷のほうが良かったですよ」

七海「そうか...一番ダメージを与えられそうなのが木刀だったけれど...」

 

模擬戦をした結果自分はまだまだなのだと、痛感させられた

 

神通「そうだ、提督」

七海「ん?」

神通「刀や、剣を使うなら天龍と模擬戦をしたらいかがですか?」

七海「そうか、天龍か···」

 

木刀を使ってはいるけれど、理由は、軍刀を持っているからと、近距離攻撃があったほうが良いかと思ったからである

だから、振り方や戦い方は完全に素人である

 

七海「よし、ありがとな神通!」

神通「私で良ければいつでもお相手致しますよ」ニッコリ

 

 

七海「天龍ー、いるかー?」

天龍「ん?何だよ、提督 俺に何か用でもあるのか?」

七海「ああ、俺に刀の使い方を教えてくれないか?」

天龍「あ?何でまた急にそんなことを言い出したんだよ?」

七海「実はな···」

 

~少年?説明中···~

 

七海「で、神通さんに刀を使うなら天龍にって言われたからここに来た訳」

天龍「そうゆうことか···」

七海「頼めるか?」

天龍「俺だって誰かに教えて貰った訳じゃ無いんだぞ···」

七海「そこを何とかさ~」

天龍「う~ん··· まぁ、良いか」

七海「本当か!?」

天龍「おう!提督の頼みじゃあしょうがねぇな!

教え方は、多分下手だと思うがいいか?」

七海「ああ、勿論だ」

天龍「そんなにすぐに上達する訳じゃないから、まぁ気楽にやっていこうかね」

七海「何か必要なものはあるか?」

天龍「んー···俺の分の木刀と、練習用のカカシとかそのくらいかな?」

七海「そうか、分かった」

天龍「その代わりと言っちゃ何だけどよ」

七海「ん?」

天龍「今度、何か一つお願い事を聞いてくれないか?」

七海「出来る範囲なら出来る限りしてやるよ」

天龍「お、言ったな~」

七海「その顔は悪巧みしている顔だろ...」

天龍「へへ、冗談だよ じゃあ明日からよろしくな!」

七海「おう、よろしく」

 

それからしばらく、天龍と刀の練習や実戦形式の模擬戦

神通との模擬戦をしている提督の姿がよく見られたらしい

しばらくは闘う提督さんと呼ばれたようである




と言うわけで、第五話でした~
七海「まだまだなんだなー、俺は」
そんなに楽に勝てたら苦労しないでしょう?
七海「そりゃそうだが···」
さて、次は仮面ライダー編だよ
七海「どうやって練習するんだ?」
まずは変身をして出撃するかな?
七海「いよいよ実戦かー」
大丈夫でしょ
七海「他人事見たいに言いやがって···」
実際他人事だからね!

感想、誤字脱字指摘、意見お待ちしております!
それでは、また次回にお会い致しましょう!

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