提督として着任したはずなんだが?   作:七海 碧月

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はい、第十五話です。
帰月「で?今回はどんな感じに?」
シリアス
帰月「はい?」
シリアスになる模様
帰月「厄介過ぎるだろうに···」
後は、甘めなものがあるかな?ガールズラブタグがやっと働く···
帰月「何でそうなるんだ···」
読んでからのお楽しみだよ

それでは、ごゆっくり!


第十五話 ···止めろ····(by帰月)

帰月「おーい、準備できたー?」

 

大淀「はい、大体終わりました」

 

夕立「こっちも、お掃除終わったっぽい!」

 

帰月「ご苦労様、それじゃそろそろ時間だから迎えにいくか!」

 

艦娘逹「「はーい!」」

 

今日は、俺の後任となる、新たな提督が着任する日

一体どんな人物なのか、気になるな···

 

帰月「お、あれじゃないか?」

 

加賀「そうみたいね、大丈夫かしら?」

 

帰月「なにがだ?」

 

つか、何気に戦力が充実してるんだよな、ここの鎮守府

あれか?如月逹がやらかしたのが原因か?

もとはといえば、俺にも責任があるが···

 

加賀「ちゃんとした指揮が執れるか、休み等の事は取ってくれるのかどうか、よ

その点、貴女はしっかりしていたようだけど」

 

帰月「よせよ、そこまでできた人間じゃねぇよ」

 

流石に、休みは取らせたり、買い物に行かせようとしたりとかしたが他もやっているだろう

(そんなことはあまりやら無いことが多いですby作者)

 

加賀「貴方の指揮の元で、一緒に作戦をしたかったわね」

 

帰月「そういってもらえるとやりがいがあるよ」

 

さて、接岸したようだし、迎えにいきますか

 

 

~港にて~

帰月「ようこそ、我が鎮守府へ!

貴方が私達の提督ですか?」

 

あ?何でこの口調かって?

信頼できる奴かどうかわかるまで元男ってことは話さない事にしたんだよな

見ろよ、違和感有りすぎて如月とか笑ってんぞ···

 

??「」ジーッ

 

帰月「な、なんでしょうか····?」

 

??「こんな子、艦これに居たっけな?」

 

帰月「ッ!?」

 

こいつ、転生者か!?

 

??「あぁ、ごめんごめん」ナデナデ

 

帰月「~ッ!?」

 

なんなんでこいついきなり頭撫でてきて、しかも笑いかけるんだ!?

あれか!?ニコポとナデポか!?流石に気持ち悪いぞ!

なんか、チャラそうな見た目してやがるし、ラノベの主人公でもめざしてんのか?

 

帰月「あ、あの。お名前を伺っても宜しいでしょうか···」

 

??「ん、あぁ。俺の名前は只野 架歌司(ただの かかし)だ、皆よろしく!」ニコッ

 

···おぇ。本当にやめてほしいんだが···

顔は悪くないどころかイケメンの部類に入るんだけど、性格が最悪だな

···おい、やめろおまえら

一応上司になるんだから、その目で睨むなよ···

 

只野「さて、あんないしてくれる?」

 

帰月「は、はい···」

 

なーんか、信用ならないなー···

実は、妖精さんに極秘でつくってもらってあるものが有るんだけど、気付かれないようにせねば···

 

そのあと一応、無事に案内は終わった

勿論、普通の鎮守府としてのだけだけど

 

 

~その夜~

如月「全く、なんなのかしら!あの提督は!?」

 

帰月「まぁ、落ち着けって。案外しっかりとやってくれるかもしれないぞ?」

 

如月「そんなわけ無いでしょう···?」

 

睦月「私もそう思うにゃしい!」

 

いきなり、姉逹に全否定されると少し精神的にキツイんだが···

 

で、理由を聞くと

 

如月「だって、いきなり頭を撫でてくるひとなんて普通いる!?

そんなこと、帰月ちゃんしなかったじゃない?」

 

帰月「まぁ、そうだな···」

 

睦月「後は、勘かな?」

 

帰月「オイオイ、そんなんで大丈夫か?」

 

睦月「大丈夫にゃ、問題にゃいにゃしい!」

 

だといいけどな···

 

帰月「取り敢えずは、信用せずに様子を見るでOK?」

 

如月「分かったわ」

 

帰月「じゃ、俺は寝るわ。お休み~」

 

如月·睦月「お休みなさい」

 

因みに、俺は一人部屋で提督時代の名残が残っている

ふぁ、ねむ···

 

 

只野「遂に、寝るようだな?」

 

一目見て、可愛いなと思ったんだよ!

後、胸もかなりの大きさだしな!

っと、いけねぇ。アイツに教えてもらったこの技術なら···

フハハ、楽しい夜戦になりそうだな

 

 

~深夜~

帰月「ん、んん~」

 

なんか寝苦しい、そう思って目を開けるとそこにはあまり見たくないやつの姿が···

 

只野「ハァ、ハァ可愛いな~」

 

帰月「なっ!?」

 

こいつ···一体何を!?

 

只野「いやー、帰月ちゃん可愛いからさ、つい来ちゃった」

 

帰月「あ、ああっ、あああ!?」

 

な、何がついだよ!?

つか、あ、頭可笑しいんじゃないか!?

提督だからと言って襲い掛かっていいわけ、な、ないだろ!?

 

只野「さぁ、俺に全てを任せるんだ···

そうすれば、きっと楽しいことが出来るよ···フフフ、楽しみだなぁ!」

 

帰月「い、嫌だ、やめろ···」

 

···止めろ····やめてくれ!

俺は···元男なんだ···そんなの気持ち悪いだけだ···

 

只野「えい、脱がしちゃえ!」

 

帰月「き、キャアアアアアア!?」

 

や、やめて···もう、止めてよ···

何がしたいんだよ···お前なんて気持ち悪いだけなんだよ···

 

只野「さぁ、俺と一夜を過ごせばきっと、俺の虜になるさ!」

 

帰月「あ、ああ、止めろ、来るな!」

 

只野「んー?つれないなぁ···

まぁ、良いやそんな気持ちも忘れるよ···」

 

だ、誰か来てくれッ!!

 

如月「提督!?一体なにをしているんですか!?」

 

只野「き、如月!?い、いや、これは訳があって···」

 

如月「帰月ちゃんの叫び声が聞こえましたよ?

それに、ここは帰月ちゃんの部屋です。なぜ貴方がここにいるんですかね?」

 

只野「そ、それは···間違えてしまって···」

 

如月「チッ!」

 

帰月「き、さらぎか、?」

 

如月「帰月ちゃん!大丈夫!?」

 

帰月「あ、俺、何が

あ、ああ!?来るな!!どっかいけ!」

 

如月「!?帰月ちゃん!?

私よ!如月よ!!どうしたの!?しっかりして!」

 

不味いわね、フラッシュバックしてる···

相当ショックだったんでしょうね···

しかも、元同性にいきなり襲いかかられて···恐怖心が芽生えても可笑しくないわね···

只野め···もっと早く対策するべきだったか!?

 

如月「帰月ちゃん、もう大丈夫よ···

泣いても良いわ、安心してね···」

 

帰月「う、うう···

うわーーーーーーーーーん!!!

怖かったよ!気持ち悪かったよ!怖いよーー!」

 

 

そこには、泣き崩れる帰月と、それを抱いて撫でる如月の姿があった···




はい、いかがでしたでしょうか?
こんな感じのものは、はじめて作ったのでどうなるかわかりません。
おかしいだろ!っていうところがありましたら、教えてください

さて、報いを与えようか

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