提督として着任したはずなんだが?   作:七海 碧月

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コマンドーがお好き!?結構。
これを読めば(多分)ますます好きになりますよ(ニッコリ)
帰月「なにしてるんだ?」
いや、コマンドー要素も入れようかと···
帰月「どこで?」
名取リクスって言えば···
帰月「えぇ···(困惑)」
まぁ、大丈夫だろう···準備はOK?
帰月「OK!!」ズドン!
あっやべ、フラグだったか··(バタリ)
ご、ごゆっくりお楽しみを···


第二章 発動!B提督及び、B鎮守府討伐作戦!
第十四話 余裕の音だ、切れ味が違いますよ。(by妖精さん)


帰月「さーてと、この前まで使っていた艤装を片付けなきゃなぁ··」

 

俺は今、工蔽で艤装の片付けをしている

軍刀をまた使いたいから様子を見なきゃいけないし···

軍刀を使う理由は···まぁ、良いかな

 

帰月「あ~あ、ボロボロになっちまって···

これじゃ使えねぇな···

さて、軍刀は無事かな?」

 

柄を鞘から抜くと、そこには煤で黒くなり、ヒビが入っているものの使えそうな軍刀が合った

 

帰月「お、こいつは明石に見てもらえばまだ使えそうかn」

 

??「テイトク~!!」帰月に飛び付く!

 

帰月「え、何々!?

ゴファ!」

 

パキン!

 

帰月「金剛···前から言ってるよね?

急に飛び付くなって。これで何回目なの?」

 

金剛「oh、スミマセーン。提督

で、何してたんデスか?」

 

帰月「ん、軍刀を使いたいからどんなもんかと····

あれ?刀身が、ない!?」

 

見るとほぼ根本から折れている刀が···

 

帰月「金剛ぉ~···」

 

金剛「あ、アワワワ」

 

 

帰月「と、言う訳なんだが···

直せそうか?」

 

妖精「んー、こりゃ駄目だ。

打ち直した方が早いですよ」

 

帰月「だろうなぁ···」

 

なんなんだ、金剛は···

飛び付くだけで刀へし折るとか··人じゃねぇだろ。

あ、艦娘か···

 

妖精「打ち直しはしますが···提督さん」

 

帰月「あん?」

 

妖精「何故近代兵器が深海棲艦に効かず、艦娘や近接武器などしか効果が無いか···

ご存知ですか?」

 

そう言えば····

公式でも、近代兵器は効かないとかあったような気がするが···

 

帰月「分からん。何故なんだ?」

 

妖精「理由はですね、魂がこもって無いからなんですよ」

 

帰月「魂って、あの?」

 

そう聞くと妖精さんは頷き

 

妖精「深海棲艦は怨みや憎しみ等、強い負の魂が第二次世界大戦時の元艦に乗り移った物です

一方、艦娘は、何かを守りたい等の善の魂からなります

そして、艦娘の攻撃は負の魂を自分の魂によって揺るがし攻撃を与えるのです

深海棲艦もこれは同じです

そして、ドロップと呼ばれるものは負の魂を完全に振り払うと

艦娘としての姿を得る事が出来ます。

で、近代兵器が効かない理由ですが、

深海棲艦や、艦娘には特殊な防壁があり魂が揺るがないと攻撃が通用しないのです。

近代兵器には、魂。まぁ想いが無いため

深海棲艦の防壁を崩す事が出来ず効果があまり無いのですよ

勿論、全て殺しきることは出来ないようですが、小破にするのに戦略核位は必要でしょうね」

 

帰月「なるほど、でもなんで近接武器は効くんだ?」

 

妖精「簡単に言いますと、使い手の魂が伝わるから、ですね

後、元人間の艦娘が適性を持っている理由は大半が想いを伝える力が高いからですね」

 

想い、ねぇ···

 

帰月「で、なんでそんな話になるんだ?」

 

妖精「こうゆうものって、魂が宿りやすいんですよね。

で、魂が宿っていれば攻撃が入り易いので提督が打ってみたらどうかなぁ···と」

 

帰月「成る程ね。いいぞ、その代わり最高の刀にしたい。

手伝って貰うぞ」

 

妖精「えぇ、分かっていますよ」

 

帰月「やり方わかんの?」

 

妖精「勿論です、プロですから」

 

なんか聞いたこともるぞ、そのセリフ···

 

帰月「あ、なら使いたい素材があるんだけど··」

 

俺はやろうと思っている事を話した

 

妖精「なるほど···分かりました、やりましょう」

 

 

 

~それから三日後~

帰月「や、やっとできたぁ···」

 

妖精「ま、まさか三日間打ちっぱなしとは···」

 

流石にあんなのもうやりたくないなぁ···

 

妖精「でも、いいんですか?

あれ、元々は提督の艤装でしょうに···」

 

帰月「良いんだよ、もう使えないからああした方があいつらも喜ぶだろう」

 

で、使った素材は、もうボロボロになった艤装逹だった

また、働いてくれよな

 

妖精「で、銘はどうします?」

 

帰月「···詠月(よみつき)にしよう」

 

妖精「了解です!」

 

名前の由来?

なんかぱっと出てきたから使った、以上

 

そして、月の光のような綺麗な刀、『詠月』が完成した

 

帰月「おお、振りやすい」

 

妖精「そりゃあ、提督が作りましたからね」

 

帰月「それじゃ、少し試し切りを···」

 

丁度近くに有った木材を斬ってみたら、

見事に真っ二つになった

 

妖精「余裕の音だ、切れ味が違いますよ」ドヤァ

 

帰月「そうだな···」

 

···ネタ使いすぎじゃね?

 

ドタドタ

 

如月「提督!三日間も何してたの!?

皆心配したんだからね!」

 

帰月「あぁ、すまん。つい熱中してしまって···」

 

如月「心配させないでよ···

って、提督。お風呂は入ってた?」

 

あっ·····

 

如月「入って、無いのね···?」

 

帰月「は、はい···」

 

如月「お風呂に行くわよ!

部屋に戻って四十秒で支度しなさい!」

 

···最近の如月はこえぇや

 

 

帰月「え?そろそろ新任の提督が着任するって?」

 

大淀「はい、先程連絡がありました」

 

帰月「そうか···」

 

指揮する側から、指揮される側になるんだなぁ···

問題が無きゃいいけど···

 

 

??「クク、もうすぐだぁ。

もうすぐ艦これのキャラをペロペロ出来るんだぁ···

クク、楽しみだなぁ

アハ、アハハ、アハハハハハハハハハハハハ!」

 

 

 

如月:総「···これが、初めての正念場ね、アイツは尻尾を出すかしら···

出せば良いのだけれど···」

 

これについてだけは助言は出来ないわ、でもきっと貴女ならできるはず···

頼んだわよ···

 

 

??「さて、私の出した尖兵がそろそろ動き出すわね···

深海の雑魚共もまぁまぁ仕事している様だし

どんなゲームになるか、楽しみね···」

 

 

それぞれの思惑が動き出し、それが交わる時物語は歪みだす

誰がなんの為に何をするのか、それはまだ分からない···




はい、今回は何故近代兵器は通用しないのかと、ドロップについての考察です
もし、おかしなところがありましたら、御指摘お願い致します

さてさて、最後に出てきた謎の二人は何なのか、どう関わっていくのか、
そして、帰月はどう動くのか
どうぞ次回もお楽しみに···

-追記-
すっかり忘れていましたが、5000UAを突破することが出来ました!
これも、皆様のお陰でございます!
これからも、この小説をよろしくお願い致します!

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