提督として着任したはずなんだが?   作:七海 碧月

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どうも、かなり忙しくて更新が遅れました
七海「おい、それだけじゃないだろう?」
え、えっと···「吐くんだ、いいな?」
アッハイ
俺、ツインテールになります。とか読んでましたすいませんでしたぁぁぁあ!
七海「ったく、連載してるんだから続けろよ···」
そろそろ夏休みなので一気に更新したいですね···
それでは第十三話です!
どうぞー!


第十三話 そんな思考で大丈夫か?(by如月)

睦月「提督~皆待ってますよ~」

 

七海「おう、わりぃ。もうそんな時間か···」

 

気づけばもう日がくれ始めていた

 

睦月「さあ、行きますよ~」

 

七海「ちょ、ちょっと待て!

和馬、教えてくれてありがとうな!また来るぜ!」

 

和馬「はい、お待ちしていますねー」ニコニコ

 

~移動中~

 

七海「ったく、何なんだよ。いきなり引っ張ってよ···」

 

睦月「もう、お夕飯の時間ですよ···

皆、提督を待ってるんですから!」

 

七海「ああ、悪かったな···」

 

睦月「そう言えば提督」

 

七海「ん?なんだ?」

 

睦月「如月ちゃんをお姉さんって呼ぶのって本当ですか?」

 

え、今それを聞くの?

 

七海「あ、ああ。そうなったな···」

 

睦月「良いなぁ~」ジーッ

 

七海「···」

 

睦月「···」ジーッ

 

はぁ、しょうがないか···

 

七海「分かったよ、呼べばいいんだろう?

睦月姉さん」

 

睦月「うん!これからなるべくそう呼んでね!」

 

七海「任務とか以外の時だけな···?」

 

さすがに使い分けなきゃならんだろうに····

 

 

皐月「···ほほう···」ジーッ

 

 

~食堂~

睦月「さぁ、どうぞ~」

 

七海「ったく、何でもそんなに急がなくても···」

 

パンパンパン!

 

!?、なんだ!?

 

艦娘逹「提督!お帰りなさい!!」

 

あー、そうゆうことね···

 

七海「にしても···なんでいきなり?」

 

睦月「それはね、提督が帰って来てから早い方が良いし、今日より前だと忙しそうだったからだよ!」

 

吹雪「まぁ、提督さんが居なくて準備がしやすそうだったからでもありますけどね」苦笑

 

夕立「それよりも!皆で提督の新しい名前を考えたんだよ!」

 

七海「俺の名前?なんでそんなものを···」

 

俺にはもう如月七海という名前があるだろうに···

 

大淀「いえ、というのもですね···

提督は艦娘としても活動するようになりますよね?」

 

七海「ああ、まぁそうだな」

 

大淀「なので、提督としての名前とは別に艦娘としての名前もあった方が良いかな?と思いまして···」

 

七海「だからか···まぁ、理屈は通る?のか?」

 

如月「まぁ、呼びやすいし、仲良くなれそうじゃない?」

 

七海「ああ、そうゆうこともあるのか」

 

フレンドリーな方が良いもんなぁ···

 

七海「で?なんて名前なんだ?」

 

時雨「うん、僕が考えたんだけどね···

提督の名前は···

 

帰月だよ」

 

ほう、帰月か···

 

七海改め帰月「なんで帰月になったのか説明を頼む」

 

時雨「うん、まず提督の名字って如月だよね?

だから、同じ2月の別の言い方である帰月にしたんだ

あと、提督は一回死にかけて帰ってきたからっていうのもあるね」

 

帰月「へぇ、いい由来じゃないか···

ありがとな、時雨」ナデナデ

 

時雨「··っ!」///

 

帰月「す、すまん!嫌だったか!?」

 

時雨「い、いや。も、もうちょっと良いかな···」ボソッ

 

帰月「?」

 

睦月「良いなぁ···」

 

如月「良いなぁ··」

 

全く、女の子とはよくわからないなぁ···

あ、俺も今は女の子だったな···

 

そしてパーティーも終わり···

~お風呂場~

帰月「ふぅ···」

 

全く、大本営にいくと疲れるな···

あんなやつばっかりだから疲れるんだよなぁ···

 

今俺は一人でお風呂に入っている

え?なんでかって?

そりゃ元男と一緒にお風呂に入りたく無いだろうから一人で入ってるんだよ···

 

如月「帰月ちゃーん、着替え置いておくわよ~」

 

帰月「あ、すまないな··」

 

如月「じゃあ入るわよ~」

 

···は?

 

帰月「はぁ···いいのか?俺と入って」

 

如月「良いのよ、って言うか昨日も入ってるでしょ?」

 

帰月「そうだったな」

 

別に良いけどさ···元男と入っていいのかなぁ···

 

如月「でも、変なこと考えたら····」

 

帰月「別に何にも思わねぇよ?」

 

如月「え?」

 

帰月「いや、俺も今は女の子だし、まず艦娘をそんな目で見ないよ

大本営のあのクズどもじゃないんだからさ···」

 

如月「いやいや、元男だよね?」

 

帰月「?うん」

 

如月「そんな思考で大丈夫か?」

 

帰月「大丈夫だ、問題ない」

 

如月「はぁ···」

 

帰月「??? よくわかんねぇな···」

 

 

そろそろ上がるかな

 

帰月「俺はそろそろ上がるぞ」

 

如月「あ、待ってて。私も上がるから」

 

帰月「別に入ってていいんだぞ?」

 

如月「だって帰月ちゃん、髪の毛の乾かしかた知らないでしょう?」

 

あー、そうだったな····

 

帰月「良いよ、別に髪の毛乾かさなくても···」

 

如月「駄目よ!髪の毛は女の子の命なんだから!

あと···」

 

帰月「ん?なんだ?」

 

如月「その口調も何とかしないとね」

 

帰月「えぇ···これは変わんないと思うぞ?」

 

如月「あら、なんでかしら?」

 

帰月「いや、この口調を無くしたら元男っていうのを忘れそうで···」

 

如月「あー···」

 

帰月「ま、努力はしてみるさ」

 

如月「···分かったわ、けど髪の毛はちゃんと乾かしなさい!」

 

帰月「はいはい···」

 

如月「別に元男っていうのを深く考えなくても良いのに···」ボソッ

 

 

で、そのあとちゃんと乾かされましたとさ

 

如月:総(鈍いわねぇ、帰月ちゃんも···)

 

帰月(お、久しぶりに出てきたな?)

 

如月:総(そっちが忙しそうだったからね···)

 

帰月(で?鈍いって何なんだよ?)

 

如月:総(自分で気づいた方が良いから教えなーい)

 

帰月(はいはい、そうですか···)

 

ま、明日も頑張るかな




はい、第十三話でした
帰月「今回は、俺の名前が決まったな」
あと、君が少し壊れてるってことかな?
帰月「いやいや、どうしたらそうなるんだ?」
あ~あ、あんな子達をみてなにも思わないのは可笑しいでしょ
ハーレムでもつくるのかな?
帰月「なんでそうなる」キック!
いてぇ!
帰月「はぁ、まぁとりあえずお礼言えよ」
はい、帰月という名前を考えていただいた薄緑の蛍丸様、ありがとうございます!
また読んでいただいた方々にも感謝を···

これにておそらく第一章は終了です。
次の第二章のテーマは、黒い提督と鎮守府です
わかったかたはいると思われる···
それでは、また次回!

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